こんにちは、モリ(@ijumori)です。
犯人はヤス
これを知っているだろうか。僕は元ネタを知らないのだが、1985年11月に発売されたゲームの中の出来ごとでそこそこ有名らしい。
「犯人はヤス」
2021年5月、ツイッターのトレンドに上がってきた。
一体何が起きているのだろうか。
犯人はヤス
ツイッターのトレンドに「犯人はヤス」があった。
なんのことやらと思いながら見てみると、なんと、インドに直撃したサイクロンの名前が「ヤス(Yaas)」だったのだ。
そこから元ネタを知っている人が「犯人はヤス」と言い出したところトレンドに上がってきたというわけだ。
個人的に気になったのは「犯人はヤス」ではなく、サイクロンとは何なのだろうかということだ。
犯人よりも自分の中で湧いた謎を調べてみることにした。
サイクロンとは
サイクロンとは何なのか。
ウィキペディアによると
サイクロン (Cyclone) は、インド洋北部・インド洋南部・太平洋南部で発生する熱帯低気圧である。
とある。
台風は熱帯低気圧が発達したものなので、サイクロンも台風みたいなものか。
ウィキペディアによると、発生した地域によってその呼び名が変わるそう。
これもウィキペディアより。
台風(たいふう、英: Typhoon)は、北西太平洋または南シナ海に存在する熱帯低気圧で、かつ低気圧域内の最大風速が約17.2 m/s(34ノット、風力8)以上にまで発達したものを指す
発生場所によって台風やサイクロン、ハリケーンと呼び方が変わるが同じものと考えて良さそうだ。
では、今回の「犯人はヤス」はどれくらいの勢力なのか、日本基準で考えてみた。
「犯人はヤス」は○○並だった
「犯人はヤス」は、最大風速は36m/s、インドのチャンドバリという町では48時間で393ミリの雨が降ったそうだ。
日本の気象庁のサイトにこんな図があった。
この図から「犯人はヤス」を照らし合わせてみると、日本ではやや強い風を伴いやや強い雨が降る熱帯低気圧となる。
いや、もはや熱帯低気圧とは言わないかもしれない。
自然災害大国日本と比較しても意味はないが、「ヤス」は日本ではそれほど大きな被害が出そうもない。
面白おかしく取り上げて興味を引き、注意喚起につなげよう
「犯人はヤス」は日本であれば大した影響のない程度のものだった。
でもインドではそうではないかもしれない。
日本でもこれから梅雨の大雨や夏の台風など大きな災害に発展する恐れのある日が必ず訪れる。
今のうちにいざというときの備えをしっかりと確認することが必要である。
避難場所や避難経路、物資の備蓄など個人でできることは早めにしておこう。
「犯人はヤス」からそんなことを感じたものだった。
サイクロン「ヤス」インド直撃、観測史上初めて8日で2個めの上陸(森さやか) – 個人 – Yahoo!ニュース
最後まで読んでくれてありがとうございました。
モリ(@ijumori)でした。