こんにちは、モリ(@ijumori)です。
今日はぼくがこれからの人生で本当にやりたいことをお話したいと思います。
夢見がちなところもありますが、成し遂げたいことなので、お時間ある方はぜひ聞いていってください。
ぼくのやりたいことリスト
ぼくのやりたいこと。一言で言えば、貢献です。貢献活動。
先日書いた記事、【チェックシート付き】キャリア・アンカーで自己診断!「あなたはどうありたいのか」を考えてみよう!の中にもありますが、どんな生き方をしたいのかを考えた時に、なにか世のため人のためになることをして生きていきたいということが、生きていくうえで一番大切にしたい考え方なんです。
それを踏まえて、やりたいことを2つあげてみます。
1.日本の森林を整備したい
2.山地酪農をしたい
「やりたいことリスト」と言っておきながら2つしかあげていないのですが、この2つは本当にやりたいことの最上位の2つなのです。
1.日本の森林を整備したい
森林整備とはどういうことかというと、日本の国土の66%は森林なのですが、林業が衰退しているので、山の手入れが行われず、荒れ放題になっています。この現状を改善したいということです。
木材の価格が安いので、木を切って売っても赤字になるんです。だからみんな山に手を入れるのをやめてしまう。
そうすると、山が荒れるんですね。
ぼくは、荒れた山を整備して、生物多様性に富んだ森にする活動をしたいんです。
C.W.ニコルさんや柳生博さん、清水國明さんたちも同じような活動をされています。
2.山地酪農をしたい
山地酪農とは、24時間365日、牛を山で放牧する酪農のことをいいます。
酪農とは、牛などを飼育し、乳や乳製品を生産する畜産のことです。
現在の日本ではほとんどが牛舎飼いで、時間や季節によって放牧をする牧場はありますが、24時間365日放牧をしている牧場はほんの数件しかありません。
ぼくは、全国でもほとんど取り入れられていないこの山地酪農をやりたいんです。
理由は3つあります。
1つ目の理由。
山地酪農は山を切り拓き、そこに牛を放ちます。日本では放っておいても勝手に草が生えてきますので、それを牛が食べ、排泄し、排泄物は土に帰り栄養になり、また草が育つ。山地酪農を行うことでこの自然のサイクルが生みだせるんです。非常にサスティナビリティですよね。
山を切り拓くときには、すべての木を切ってしまうのではなく、強めに間伐をすることで、残した木がきちんと木材として商品価値が出るように調整することができます。
つまり林業と酪農を平行して行うことができるんです。ナイスでしょう?
2つ目の理由。
それは、海外で広まってきている考え方なのですが、カウコンフォート(cow comfort)といって、牛にストレスを与えないようにしようという動きが広まっています。
牛舎に繋がれて乳を搾られるだけの牛と、山を駆けめぐり自由に草を喰む牛とどちらがストレスが少ないかは一目瞭然です。
林業では苗木を植えてから数年間は下草刈りをしなければなりません。しかしそこに牛を放てば牛が勝手に下草を食べてくれます。
山地酪農は、酪農における牛のストレス軽減と、林業における下草刈りという労働がなくなるというオルタナティブな産業といえるでしょう。
3つ目の理由。
それは、常に放牧しているので、牛舎で牛を飼うよりも手間もコストもかからないということです。
餌を与える手間、糞尿を掃除する手間など、牛舎で飼うよりも手間や作業が格段に少なくなります。非常にコンフォータブルですね!
人間にとっては低コストでしかもやることに追われることなく余裕ができ、森にとっては手が入ることで豊かにそして元気になり、牛にとってはストレス知らずということであれば言うことなしなのではないでしょうか。三方良しなのです。
数は少ないのですが、山地酪農をおこなっている牧場はいくつかあって、ぼくが目指している牧場経営は「なかほら牧場」です。
そんななかほら牧場では、情報感度の高い方はすでに利用しているグラスフェッドバターなどを自家生産しています。
なかほら牧場のショップサイトのリンクを貼っておきますので、もし良かったらどんな商品があるのか探してみてください。
国産の希少なグラスフェッドバターをつくっている「なかほら牧場」
最後に
今日は林業と酪農をやりたいというお話をしました。
衰退している林業。ほとんど誰もやっていない山地酪農。
どちらも始めることや続けることにリスクがありますが、この2つはどうしてもやりたいんです。
自然環境、牛の活動環境を良くしていく活動。
やりたいことはもっとたくさんありますが、ざっくりいうと良い世の中にしたい。それだけなんです。
他のやりたいことはまた今度お話しますね。