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自伐型林業フォーラムに参加して感じた可能性と課題を考える

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こんにちは、モリ(@ijumori)です。

 

12月4日に「自伐型林業フォーラム」に参加してきました。

今回はその時のことを書きたいと思います。

自伐型林業は魅力的な取り組みと感じましたが、この活動が広まるには課題が多いとも感じたフォーラムでした。

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自伐型林業フォーラムとは

2016年12月4日、新宿にある「快・決いい会議室Aホール」にて、自伐型林業を推進している中嶋健造さんの講演と、地球しごと大學代表高浜大輔さんおよび日本自動ドア株式会社社長吉原二郎さんによる自伐型林業家養成講座の案内の二部構成で開催されました。

会場ほぼ満員となる150人もの人がこのフォーラムに参加したそうです。

政府が推進している地方創生の動きと、NHKで中島健造さんの活動が紹介されたことがきっかけで関心が高まったのでしょうか。

非常に熱のあるフォーラムとなりました。

自伐型林業とは

自伐型林業とは、従来型の「所有と施行を分離する、森林組合や伐採業者に施行を委託する施行委託型林業」と異なり、固定した山林での永続管理と、その森林から持続的に収入を得ていく林業です。森林の経営や管理、施行を山林所有者や地域が自ら行う、自立・自営型のごくごく普通であり当たり前の林業です。収入を上げる施業と良好な森づくりを両立させる、地域に根ざした非常に優れた環境保全型林業といえます。
林業の未来①〜自伐型林業こそ日本の中山間地再生の切り札〜 | 地球のしごと大學より

 

これまでの林業は森林組合などに施業を委託しているんですね。しかも補助金をつぎ込んでいます。補助金をつぎ込まないと成り立たない経営になっているんです。

これは国がすすめてきた大型機械を入れていかに効率よく木を切り、搬出することに力を入れています。

大型機械を入れるということは、初期投資・維持費がかなりかかります。

木材の価格の低迷などの理由で、初期投資ができないまたは維持費を捻出できなくなり、廃業する林業家が増えています。

そのため林業とは参入するハードルは高く、生業にするには儲からないということで日本では完全に衰退産業となっています。

自伐型林業は「大規模化」や「委託施業」ではなく、「小さく」、「個人(または少数)」でおこない、生業になりうる林業です。

 

自伐型林業の可能性と課題

日本の森林率は70%。しかも大半は植えてから50年たっています。

50年の木がそこら中に生えているともいえます。

この木を個人または少数の人数で長期計画のもとで伐採し搬出して市場に卸せば、十分な儲けが出せるんです。

例えば10haの山林があったとしたら、1年で1haずつ2割間伐し、10年サイクルでまた同じ場所へ戻ってくるという計画で施行すると、10年後には木も大きく太くなり、より高値で売れることになります。

また2割間伐というのは、生えている木の2割を間伐することですが、このとき10年後を見据えて、どの木を切るのか、どの木を残すのかを考えて選択して切る「択伐」をおこなうことによって、10年後も安定した林業経営ができるようになります。

こうして少しずつ山に手を入れることで山が整備され、木材の質が高まるのはもちろんのこと、人が山に入ることで人里や畑などへの鳥獣害の被害が減ってきます。

山体崩壊と呼ばれる山崩れも、適切に山に手を入れることで防ぐことが可能です。

少人数でおこなうことができて、収入も見込めるとなれば、自伐型林業はもっと普及してもいいと思います。

しかし、そこにはやはりハードルというか、課題もあるんです。

一番の課題は、林業を始める山が手に入りづらいということです。

山を持っていない人は、始めようと思っても勝手に人の山で木を切ることはできません。

山林を購入することもできますが、あまり情報が出回っていません。

山林を借りて林業経営するにしても、持ち主との交渉が必要になります。

林業を始めるのに一番高いハードルが、まさに、山をどう手にするかなんです。

林業に必要な技術や経営指導など他にも課題はあげられますが、それは山が手に入ったあとの課題です。

しかしこの課題を解決するのは難しいでしょう。

自伐型林業の普及には、林業をおこなえる山林の確保のしやすさが鍵となりそうです。

なにか良い解決方法はないものでしょうか?

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

モリ(@ijumori)でした。

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