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振動や圧力により生まれるエネルギーを電気に変える技術がすごい

vibration-energy 日々のあれこれ
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こんにちは、モリ(@ijumori)です。

 

ご存知でしょうか。

振動や圧力で微弱な電気を発生させる事ができるなんて。

 

東京都足立区の荒川(荒川放水路)に架かる五色桜大橋は、振動エネルギーを電気エネルギーに変える装置を設置して夜間の照明の電力として使用しているんだそう。

世の中にはすごいことを考える人がいるもんです。

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振動発電は実用化され、幾つかの場所で実際に使用されている

 

振動発電はすでに商品化済みであり、幾つかの場所で使用されています。

上で挙げた橋の例でもそうですが、振動や圧力がかかるものや場所であれば発電することができるんです。

 

靴で発電する

 

他には発電靴というものが商品化されています。

夜間の歩行やランニング時の利用を考えたものです。

また、歩くと光る子ども用の靴を見たことはありませんか?

これも歩行時の振動や圧力によって電力を生み、その電力を利用して光らせています。

 

サッカースタジアムの床で発電する

ヴィッセル神戸 クラブ情報 : エコプロジェクトより画像引用

 

ヴィッセル神戸のホームスタジアムの一部では、床発電システムが導入されています。

サポーターが歩いたりジャンプして応援するなどして振動や圧力が発生した時に電気を生み出すというものです。

ここで生み出された電力は試合終了後の場外誘導灯に活用されているようです。

 

このように振動や圧力があれば発電ができる振動発電なのですが、まだ発生できる電力が少なく弱いということが課題のようです。

 

では、こんな場面で導入してみたらどうでしょうか。

 

満員電車

満員電車のイラスト │ ぱるイラストより画像引用

 

原理としては装置の上で振動と圧力があれば電気が発生します。

もしこれを電車内の床に設置したらどうでしょうか。

東京の満員電車を知っていますか?

車内では身動きがとれないほど、人がぎゅうぎゅうに詰まっています。

カーブや停発車の際は、電車の動きや人の流れに身を委ねないと危険です。

もしも踏ん張ろうとすると、体がブチブチちぎれるでしょう。

それほどぎゅうぎゅうに人が詰まっていて、一斉に同じ方向へ力が働くときの威力はとても大きなものです。

この力を使って発電ができたらどのくらいの発電ができるでしょうか。。

電車の床にこの装置を設置したら、電車の揺れと、人の体重や歩行による圧力、そして揺れるたびに起こる人の流れ。

これらで相当な電力を生むことができるのではないでしょうか。

 

最後に

振動や圧力による発電の研究はここ10年でずっと進んでいます。

すでに実用化されており、今後の課題は発電量とコスト削減でしょう。

コストが下がれば広く普及し、家の床にはこの装置が必ずついているなんて未来もそう遠くない気がします。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

モリ(@ijumori)でした。

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