サラリーマンのかたわら心理カウンセラーも営んでおります、モリ(@ijumori)です。
最近ストレスが溜まってて憂うつな状態が続いているのよねぇ
現代の社会においては、いじめやうつなどのストレスに起因する心の問題が大きく取り上げられることが増えています。
心の問題を抱える人が増えるほど社会の損失は大きくなっていきます。
人の心にアプローチをし、より良い状態へ導いていくのが心理カウンセリングです。
心理カウンセラーは、心の問題を解決するカウンセリングのプロです。
今回は、心の問題を解決するプロである心理カウンセリングに関わる職業、仕事についてご紹介します。
心理カウンセリングをおこなっている人はけっこう身近にもいるもんですよ
心理職の活動分野とは
心理職は大きく分けると5つの分野において活動をおこないます。
- 医療分野
- 福祉分野
- 産業分野
- 教育分野
- 司法分野
それぞれの活動分野における活動内容を見ていきます。
医療分野における心理職とは
医療分野では主に、病院やクリニックなどで心理カウンセリングをおこないます。
福祉分野における心理職とは
児童相談所や役所、保健所などの特定の施設などで心理カウンセリングをおこないます。
産業分野における心理職とは
企業内で心理カウンセリングをおこないます。
教育分野における心理職とは
学校内で心理カウンセリングをおこないます。
司法分野における心理職とは
少年鑑別所や少年院、刑務所などで心理カウンセリングをおこないます。
心理カウンセリングに関わる資格とは
では、心理カウンセリングに関わるのに必要な資格を見ていきましょう。
心理職に関わる資格には、
- 国家資格
- 大学・大学院・高等教育機関の資格
- 学会認定の民間資格
- 民間法人・団体認定の民間資格
があります。
国家資格
心理職に関わる国家資格には次のようなものがあります。
- 公認心理師
- 精神保健福祉士
2018年10月に、日本初の心理職国家資格「公認心理師」の資格試験が実施されました。
11月に合否が発表され、公認心理師1期生が誕生します。
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公認心理師になるには│心理カウンセラーへの道
大学・大学院・高等教育機関の資格
心理職に関わる大学・大学院・高等教育機関の資格には次のようなものがあります。
- 臨床心理士
- 学校心理士
- 臨床発達心理士
- ガイダンスカウンセラー
- 産業カウンセラー
- 認定心理士
学会認定の民間資格
心理職に関わる学会認定の民間資格には次のようなものがあります。
- EMDR臨床家資格
- 応用心理士
- 音楽療法士
- 認定カウンセラー
- 准認定カウンセラー
- 家族相談士
- 家族心理士
- 芸術療法士
- 陶芸療法士
- 健康心理士
- 交通心理士
- 行動療法士
- 専門行動療法士
- 交流分析士
- 催眠技能士
- 医療心理士
- 選択理論心理士
- 福祉心理士
- ブリーフセラピスト
- ブリーフコーチ
- 臨床催眠資格
- 臨床動作士
- メンタルケア心理士
- メンタルケア心理専門士
- メンタルケアカウンセラー
民間法人・団体認定の民間資格
心理職に関わる民間法人・団体認定の民間資格には次のようなものがあります。
- REBT(論理療法)心理士
- 自閉症スペクトラム支援士
- 認定心理療法士
- ビジネス心理マスター
- 心理カウンセラー
- 家族コンサルタント認定カウンセラー
- 心理療法士
- 特別支援教育士
- 認定カウンセラー
- メンタル心理カウンセラー
- 産業心理カウンセラー
- 家族療法カウンセラー
- 学童心理福祉士
- 精神対話士
- 認定心理カウンセラー
- プロフェッショナル心理カウンセラー
- 子育て心理カウンセラー
- メンタル心理士
- 認定メンタルデザイナー
- 心理カウンセラー
- メディカルカウンセラー
- 心理療術師
- ひきこもり支援相談士
- 不登校訪問専門員
- NLPプラクティショナー
- CEAP
- EAPメンタルヘルスカウンセラー
- ビジネスカウンセラー
- メールカウンセラー
- コア心理カウンセラー
など
資格取得の難しさを順位で表すと、
- 国家資格
- 大学・大学院・高等教育機関の資格
- 学会認定の民間資格
- 民間法人・団体認定の民間資格
といえるでしょう。
心理カウンセラーの仕事内容
心理カウンセラーは個人の悩みや問題を持った人に対して個別的に指導助言する専門相談員です。
指導助言のことをカウンセリングと呼びます。
実は心理カウンセラーは職業名のため、資格を持たなくとも心理カウンセラーと名乗ることができます。
ただし求人を見ると、医療機関や学校、企業における心理カウンセラー募集のほとんどは、臨床心理士や精神保健福祉士の資格を持っていることが条件となっているものが多いようです。
医療分野における心理カウンセラーの仕事内容
- 精神科
- 心療内科
- メンタルクリニック
など、医療機関におけるカウンセリングが主な仕事となります。
対象年齢は子どもから高齢者まで幅広く、症状も様々です。
そのため高度な専門知識、カウンセリングスキルが求められます。
心理療法や心理テストなどを用いてカウンセリングをおこないます。
福祉分野における心理カウンセラーの仕事内容
- 保健所
- 精神保健福祉センター
- 児童相談所
- 児童養護施設
- 老人福祉施設
など、各都道府県が運営となる施設におけるカウンセリングが主な仕事となります。
各施設により相談内容やカウンセリング手法は異なります。
産業分野における心理カウンセラーの仕事内容
産業分野における心理カウンセラーは、産業カウンセラーとして、企業とそこで働く社員との間に立って、職場のメンタルヘルス対策やストレスマネジメントの予防、企画立案、研修などを実施し、働く人の心の問題を解決する手助けをします。
教育分野における心理カウンセラーの仕事内容
教育分野における心理カウンセラーは、学校現場において生徒の相談に乗り、保護者や教員と連携して問題の解決に当たります。
生徒一人ひとりの悩みを受けとめ、心のケアをします。
司法分野における心理カウンセラーの仕事内容
- 少年鑑別所
- 少年院
- 刑務所
など、非行や犯罪を犯した少年などにカウンセリングを通じて更生をうながすことが主なカウンセリング内容です。
また、犯罪を受けた被害者のサポートや心のケアもおこないます。
最後に
心理職の活動分野と資格、仕事内容について紹介しました。
仕事内容についてはまた次回以降に詳しく説明をしていきます。
心をすっきりさせたり、悩みを解決するのがカウンセラーの仕事です。
そのあたりはまた次回以降に詳しく触れていきたいと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
モリ(@ijumori)でした。