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PHCホールディングス(6523)の2022年3月期 決算短信を読み解く

資産運用
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こんにちは、モリ(@ijumori)です。

 

保有株であるPHCホールディングス(6523)の2022年3月期 本決算が5月12日に発表されました。

【事業内容】
大手ヘルスケア機器・サービスグループ。糖尿病マネジメント(測定器、体外診断機器、インジェクタ)、ヘルスケアソリューション(システム、臨床検査)、診断・ライフサイエンス(医療機器)の3ドメイン。

【取扱い商品】
糖尿病マネジメント(血糖自己測定システム/測定器・センサ、持続血糖測定システム、電気式医薬品注入器/インジェクタ、糖尿病アプリケーション)診断・ライフサイエンス(臨床検査、診断薬・診断機器、創薬支援、超低温フリーザー、細胞培養機器、自動錠剤包装機)

6523 PHCホールディングス – IFIS株予報 – 事業内容、取扱い商品、銘柄診断カルテより引用

決算情報を分析してみようと思います。

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PHCホールディングス(6523)の財務分析をしてみた

今回は、PHCホールディングス(6523)の財務分析をしてみます。

IR情報 | PHCホールディングス株式会社

 

2022年3月期 連結経営成績

決算期売上高営業利益税引前利益当期利益修正1株益発表日
2020.03272,63713,1775,6115,27646.620/04/27
2021.03306,07117,59922,78816,906149.121/04/28
2022.03340,4528,1743,002-8,460-70.822/05/12
2023.03 予335,26425,79822,86417,711142.822/05/12
前年同期比-1.53.2倍7.6倍黒転黒転 

今期売上は3,404億5,200万円で、前年同期比-115.3%の減収。

税引前利益は30億200万円で、前年同期比-659.1%の税引前利益減益。

×売上:減少 経常利益:減少

2023年3月期の会社予想は、売上高こそ前期比マイナスとなっていますが、営業利益、税引前利益は増益、当期利益は黒転となっています。

今期の経営成績だけで判断するのは早計かと思われますが、どうでしょうか。

 

2022年3月期 連結財政状態

 総資産純資産自己資本比率
 2021.03569,347107,56118.8
2022.03591,320136,06522.9

総資産・純資産ともに前年同期比増加減少。

純資産が増えている

自己資本比率20-30%

自己資本比率が10%未満の低下または上昇

自己資本比率が心もとないですが、前期比増なので良しとしましょうか。

 

2022年3月期 今期予想

決算期区分発表日売上高営業利益税引前利益当期利益
2022/03 本会社実績2022/05/12340,4528,1743,002-8,460
2022/03 本会社予想2022/04/28340,0008,9003,600-10,000
2022/03 本コンセンサス2022/05/11338,28520,59924,92415,452

 

2023年3月期 今期予想

決算期区分発表日売上高営業利益税引前利益当期利益
2023/03 本会社予想2022/5/12335,26425,79822,86417,711
2023/03 本従来予想2022/5/12335,26425,79822,86417,711
2023/03 本コンセンサス2022/05/11325,78132,37433,86824,783

修正の有無:無

 

2022年3月期 対通期進捗率

決算期売上高進捗率経常利益進捗率発表日
2022.03100.183.422/05/12

売上・利益の進捗率のいずれかが会社予想より下

 

2022年3月期 四半期ごとの売上・経常利益

決算期売上高営業利益税引前利益当期利益発表日
21.01-0385,438-7544,9123,294 
21.04-0680,9095,63414,11210,384 
21.07-0985,1427,9076,0364,60821/11/12
21.10-1286,31710,5224,7593,52122/02/10
22.01-0388,084-15,889-21,905-26,97322/05/12

 

2022年3月期 に関する定性的情報

糖尿病マネジメント

  • 血糖値測定システム(BGM)事業では、中国・ロシア・インド等の新興国市場で大幅な増収
  • 市場の縮小傾向に加え販売協業の終了により米国では大幅な減収
  • 2021年4月から米国と欧州8か国にて発売を開始しました世界初の埋め込み型CGM製品Eversense(Senseonics社製)は、米国における認証が遅れていた180日製品の2023年3月期第1四半期からの販売開始に向けた移行準備のため第4四半期の販売が鈍化し、年間では計画未達
  • 迅速検体検査(POCT)や電動式医薬品注入器等のOEM売上収益は、電動式医薬品注入器等の販売が堅調に推移し、前年同期に比べ増加
  • 糖尿病マネジメントの売上収益は109,367百万円(前期比1.1%増)、営業利益は23,260百万円(前期比2.9%減)

ヘルスケアソリューション

  • PCR検査需要の好影響や厚生労働省が普及促進するオンライン資格確認の追い風を受ける
  • LSIM事業では、当年度第4四半期においても一般検査の検体数は回復基調にあり、また、新型コロナウイルス感染症PCR検査の受託並びに新型コロナウイルス関連試薬の売上が伸び、大幅な増収
  • メディコム事業では、10月より厚生労働省が普及促進するオンライン資格確認の本格稼働が始まったことを受けて、診療所用カルテ医事システム「Medicom-HRfシリーズ」のオンライン資格確認システムとのセットでの提案による旧機種からの切替えの促進、「PharnesVシリーズ」を主力商品とした調剤システムの大手チェーン薬局向けの販売が引き続き好調に推移し、大幅な増収
  • ヘルスケアソリューションの売上収益は136,286百万円(前期比17.4%増)、LSIM事業の売上収益は、103,318百万円(前期比19.1%増)、メディコム事業の売上収益は、32,968百万円(前期比12.5%増)、ヘルスケアソリューションの営業利益は17,017百万円(前期比277.0%増)と大幅な増益

診断・ライフサイエンス

  • ワクチンの保存・流通網整備のための超低温フリーザーの特需が継続
  • 病理事業では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により手控えられていた病院での通常の診察が回復に向かう
  • 米州・欧州地域はサプライチェーンに起因して一部出荷に影響が出ましたが、為替の好影響も受け前期比増収
  • バイオメディカ事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により停滞していた研究活動が特に米州地域において回復復し、加えてmRNAワクチン保存用の超低温フリーザーの需要が欧州地域において継続したことにより大幅な増収
  • 東南アジア太平洋州地域において、2020年7月にシンガポールの販売会社SciMedを連結子会社化したことによる他メーカーの仕入販売商品の追加、及び各国における営業活動の強化により大幅な増収
  • 調剤支援機器・その他の事業は、日本と米州地域の市場が回復するも、第4四半期から翌期への案件延期があり、わずかに減収
  • 売上収益は92,224百万円(前期比15.5%増)、バイオメディカ事業の売上収益は、53,194百万円(前期比20.3%増) 、ライフサイエンスの営業損失は、14,140百万円(前年同期は、508百万円の利益)と大幅に損失が拡大

 

2022年3月期 の年間日足チャート、5年週足チャート

1年間の日足チャートです。

TradingView より画像引用

株価の推移を見ると、IPO失敗と言えるでしょう。

 

2022年3月期 のキャッシュフロー(CF)チャート

はっしゃんのバランスシート[CF]チャート より画像引用

<6523>PHCHD評価:
営業CF+ 投資CF- 財務CF-
◎ 本業の儲けを新規投資と借金返済に充て、
キャッシュを増やしています。
◎ 営業CFマージン: 58%

営業CF+ 投資CF- 財務CF-

 

2022年3月期 のバランスシート(BS)チャート

はっしゃんのバランスシート[BS]チャート より画像引用

<6523>PHCHD評価:
○ 自己資本比率23%
○ 流動比率157.1%
○ 当座比率115.4%
○ 固定長期適合率82.7%
× 固定比率275.6%
※当座資産は流動資産のうち現金、預金、受取手形、売掛金、有価証券など即金性の高い科目の合計です

自己資本比率 普通 20-50%

流動比率 普通 100-200%

当座比率 普通 70-150%

固定長期適合率 普通 80-100%

× 固定比率 NG 150%超

 

2022年3月期 の損益計算書(PL)チャート

はっしゃんの損益計算書[PL]チャート より画像引用

<6523>PHCHD評価:
売上総利益率 48.5%
営業利益率 2.5%
税引前利益率 1%
純利益率 -2.3%
実効税率 334.8%

 

2022年5月13日時点 株価診断チャート

はっしゃんの株価診断チャート より画像引用

<6523>PHCHDの評価:
PBR 1.5 倍
PER -22.5 倍
ROA -1.5%
ROE -6.5%
株価診断 [割高]
× 持続的成長性に大きな問題があります

 

2022年5月13日時点 理論株価

財務指標 
PBR1.5倍
PER11.1倍
ROA3.0%
ROE13.1%
株価1,591
資産価値655
事業価値961
理論株価1,616
上昇余地+1.6%

はっしゃんの理論株価 より画像引用

 

まとめ

PHCホールディングス(6523)の財務分析をしてみました。

参考にしたのは、はっしゃんさんの書籍とブログです。

2021年10月14日(木)に上場したPHCホールディング。

公募価格は3,250円。

初値は3,120円。公募割れとなりました。

その後は初値を越すことなく下落の一途です。損切りをすればよかった案件です。今では塩漬け案件です。

2022年5月25日に希望退職募集の案内が出ました。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/6523/tdnet/2131238/00.pdf

終わりの始まりでしょうか。それとも再生への第一歩となるでしょうか。

 

今後も分析を続けていきます。

 

これまでの「資産運用」に関するまとめ記事はこちらから

「世界を物書きで!」における「資産運用」に関するまとめ記事はこちらにまとめています。ぜひ読んでいってください。

 

▼「世界を物書きで!」における「資産運用」に関するまとめ記事

世界を物書きで!における「資産運用」に関するまとめ記事
2020年11月から資産運用を始めました。現在は、つみたてNISA、投信積立、上場投資信託(ETF)、そして個別株への投資をおこなっております。資産運用に関する記事をまとめた記事です。

 

投資初心者にはこの本がおすすめです。

 

※当ブログでは、具体的な銘柄や投資信託について言及することがありますが、売買の推奨等を目的としたものではありません。最終的な投資決定はご自身の判断でなさるようにお願いします。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

モリ(@ijumori)でした。

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