こんにちは、モリ(@ijumori)です。
みなさんは林業にどんなイメージをお持ちでしょうか。
もしかすると全くイメージがわかない人が多いもしれません。
少し知っているよという人の中では、衰退産業というイメージを持っている人が多いかもしれません。
よく知っている人の多くは衰退産業という認識の人が多いでしょう。
つまり、よく知らない人が多いか、衰退産業と知っているかのどちらかなのではないでしょう。
実際に業界としては完全に衰退しており、この先も林業界の景気が好転する可能性は低いでしょう。
しかしそんな業界で数年前から小さな動きが出ています。
それが「自伐型林業」とよばれる小さな林業を実践する人が出てきたことです。
そこで今回は、林業界を救う可能性のある自伐型林業を実践し、情報発信をしている方々を紹介します。
そして林業という仕事を目指す人が増えるためにも、林業とはどういう仕事なのかということをもっと発信する人が増えることを願っています。
自伐型林業の実践者をピックアップ
津和野ヤモリーズ
まず1組目は「津和野ヤモリーズ」です。 島根県津和野町で活動をしています。
メンバーは地域おこし協力隊が占めています。
津和野ヤモリーズには現在10名の隊員が活動中です。 その隊員の多くがブログに記事を投稿しています。
日々の活動日誌のようなものばかりではなく、林業を知らない人にもわかりやすく自分たちの活動を紹介しています。
地域おこし協力隊は最長3年間の任期付き有期雇用ですが、すでに津和野ヤモリーズという組織で活動をしており、任期終了後も引き続き津和野ヤモリーズに所属して活動をしていく体制を整えているようです。
林業初心者でも任期終了後の生活の心配をせずに地域おこし協力隊の活動に専念できそうですね。 今後は活動日誌のような内容に加え、自伐型林業を志す人の参考書となるような情報発信を目指してほしいです。
津和野ヤモリーズ|note
島根県の西端に位置する津和野町で、自伐型林業に取り組む地域おこし協力隊のアカウントです。隊員10人がそれぞれの視点から、自伐型林業のことはもちろん日々の田舎暮らしのことなども含め更新していきます。http://www.tsuwano-yamories.com/
森林ジャーナリストの田中淳夫氏
田中さん(@akkun59)はジャーナリストだけあって取材力と考察力と文章力が高いです。
ヤフーニュースやWEDGEのコラムなど執筆されています。
取材とあらば海外まで出向くほどフットワークの軽い方です。
しかも単に海外の事例を日本でも導入せよというのではなく、日本の地形や気象にアレンジした方法を提案しています。
また世間では常識と思われていることに対し反論する記事も多く見受けられます。
こういった記事の内容は実情を知っている人から見たらそれこそ常識なのですが、世間の認識ではそうではないことが多いので、目新しく受け止められているようです。
森に興味や関心がない人にも響く記事をこれからも量産してくれることを期待しています。
捕獲すれども被害は減らず、間違いだらけの獣害対策
鳥獣害対策は取られているものの被害額は相変わらず大きいままだ。背景にあるのは〝初歩的〟ともいえるような間違いだ。「被害ゼロ集落」の取り組み事例を紹介する。
自伐型林業 施業日記
この方の記事内容は写真が多めなので見ていておもしろいですね。
道をガンガンつくっている様子は見ていてワクワクします。
実際に訪れてみたい現場ですし、道づくりしてみたいです。 どんな山になっていくのかこれから期待して見守っていきたいです。
自伐型林業 施業日記
安全第一
自伐山のスズキさん
滋賀県米原市の地域おこし協力隊として自伐型林業をこれから実践する鈴木さん(@szkjpx )です。
これからの情報発信に期待を込めて紹介いたします。
地域おこし協力隊は最長で3年間の有期雇用なので、雇用期間が終了した後に林業を生業としていけるのか、はたまたどんな複業をおこなうのか楽しみです。
自伐型林業のいいことも悪いことも積極的に情報発信していってほしいです。
自伐山のスズキ。
このブログでは妻子持ちで脱サラしちゃった28歳(1989年生まれ)が、自伐型林業や農業などのナリワイを組み合わせるスタイルで生計を立てられるまでの試行錯誤や日々の生活で得た知識などを発信していきます。自伐型林業についてはこちら→http://jibatsukyo.com/
しゅーへいさん
高知県家本山町の地域おこし協力隊として自伐型林業を実践しているしゅーへいさん(@dunkel1223)です。
画像多めの記事を書いてくれているので、現場の様子がよくわかります。
やはり高知県は自伐型林業に力を入れているのがよく伝わってきます。
これからも日々の作業報告を含め、情報発信に期待です。
しゅーへいのBlog【LOHASHU-ラボ】
高知県本山町で地域おこし協力隊(林業分野)ゼロからの自伐型林業スタート。山仕事を軸に生業を増やし田舎で豊かに生きる!!
おーみさん
若手森林コンダクターです。
森林コンダクターとは聞き慣れない職業ですが、逢見さん(@shoheiomi )いわく、「森林の多面的な機能を活かした新しい事業を立ち上げ、持続可能な森林資源の活用の仕組みをつくる」業務をおこなう人とのことです。
木を切って売るだけではなく、森林の持つポテンシャルを多面的に活用して活かそうと活動をしています。
山で丸太を担いで筋トレしたりしてます。
山が好きなんでしょうね。
応援したくなります。
田舎に移住した若者が木と森で新しい暮らしをつくる物語。
TOKAIMON地域大学とは、森をもっと面白くて稼げるフィールドにしたいと考えるオオミ ショウヘイが日本のチベット岩手県岩泉町に移住して夢を実現するまでの物語を綴るブログです。田舎に移住した「都会もん」が、大学のように自主的に学び、チャレンジし、多くの人と交流しながら新しい暮らしを作り上げていきたいとの思いからTOKAIMON地域大学と名付けました。
最後に
林業は衰退産業です。 これは確かなことです。
しかし、「自伐型林業」というこれまでとは違ったやり方でなんとか活路を見いだそうとしている人たちがいます。
わたしは、自伐型林業には可能性があると思っています。
実践している人がいて、生業として成立していることがわかれば、自分もやりたいと思う人も出てくることでしょう。
そのためにもまずは、いますでに実践している人たちが自伐型林業の可能性を伝えていく必要があると思います。
現場での作業で手一杯だとは思いますが、ぜひ積極的に情報発信をしてもらいたいです。
また、自伐に限らず、林業関係のブログ知ってるよという方や自分も情報発信してるよという方は、モリ(@ijumori)までどうぞご連絡ください。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
モリ(@ijumori)でした。
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