こんにちは、モリ(@ijumori)です。
あなたはカラーバス効果というものをご存知でしょうか。
例えば、朝に「今日のラッキーカラーは赤!」という占いを目にしたとしたら、その日はやたら赤いものを目で追っていたなんていう経験はないでしょうか。
人間の脳は特定の物事を意識し続けると、その間に得られた視覚・聴覚などの情報からその物事に関連する情報を積極的に選んで認識するという性質があると言われています。
つまり「ラッキーカラーは赤」という情報から無意識に赤いものを優先して認識するんだそうです。
最近僕は、「マインドフルネス」という言葉がやたら目に飛び込んできます。これもカラーバス効果なのかなと思っています。それだけ「マインドフルネス」を身に付けたいと強く思っているんだと思います。
以前このブログでもマインドフルネスについて取り上げました。
関連記事:マインドフルネスって知ってる?今まさに自分に必要なことです!
マインドフルネスとは
マインドフルネスとは、「今この瞬間」に意識を集中させる心のエクササイズです。テニスプレーヤーのジョコビッチも取り入れているんだそうです。
マインドフルネスと瞑想や禅を混合している人も多いと思いますが、違います。マインドフルネスは、科学的なメンタルトレーニング法なのです。
しかも、ポジティブシンキングのように考え方を変えるものでもありません。マインドフルネスというのは、注意の向け方、矛先を変えようということなんです。どこに注意を向けるかというトレーニング法なのです。
社員研修としてマインドフルネスを活用している企業もあるんだそうで、その企業の中にはグーグルやインテルといった名前も。グーグルでマインドフルネス研修を行った人の話によると、「無意識だった自分の行動や感情に気がつくようになった」そうです。「イライラしたりうれしかったりした時に、この感情は何に対する感情なのだろうかと、そういう注意を払うようになった」そうです。
脳の奴隷からの卒業
私たちが自分の行動を変えることができるのは、今、この瞬間だけです。先週のミスをなかったことにはできないし、来週に先回りして未来を好転させることもできません。なので、できることは、今この瞬間にやっていることを変えることだけです。
私たちは、無意識のうちに「やらされている」ことが多い。すなわちこれは「脳の奴隷」といえます。マインドフルネスはその支配から抜けだして、目の前で起こっていることに気付こうというトレーニングなのです。普段の無意識な行動も、注意の向け方を変えると新しい発見があり、その気付きがまさにマインドフルネスなんです。
今、この瞬間に意識を向ける。
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極めようっと。