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長老という害悪。老害とは違ったやっかいモノ。対応の仕方を考えよう。

地域おこし
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こんにちは、モリ(@ijumori)です。

 

○○族の長老といえば、その部族では絶対とされ、尊敬され崇められる存在である。

先日の台風10号。台風が近づく前からNHKでもかなり注意喚起が行われていた。その中で、東京都北区の避難「タイムライン」の報道を見て○○族の長老を見た。
タイムラインとは、取るべき行動を時系列で整理した計画のこと。

タイムラインは「いつ」、「誰が」、「何をするのか」を、あらかじめ時系列で整理した防災行動計画です。

国、地方公共団体、企業、住民等が連携してタイムラインを策定することにより、災害時に連携した対応を行うことができます。
区の職員が自治会長へタイムラインに沿った避難行動の協力要請しに行ったのだが、「ここはだいじょうぶ」や「余計不安をあおる」や「ここにはここの文化がある」のようなことを言って受け入れなかった。

意味がわからなかった。

区の職員はこれからもお願いをし続けるんだそう。一人の長老の判断で被災者が多数出たとしたら、職員もいたたまれないだろう。

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日本全国長老だらけなのでは

都会の一地域でこれなのだから、地方においては長老と呼ばれる害悪な存在がごろついていることは想像に難くない。

その地域では「よ!長老!」なんてよいしょされ、のぼせ上がる。一方で住民は「長老が言うなら」と、長老の顔色をうかがう。村八分を恐れ、作り笑顔でご近所付き合いをする。
そんな地区では移住者はなじめないか、郷に入っては郷に従えという精神論に沿って自我を捨て同化していく。

僕の想像する地方はこんな感じです。

 

そんな地方は廃れてアタリマエ

そんな地方は廃れてアタリマエなんだけど、そこに住む彼らはなぜ廃れるのか理解できないだろう。
だって、ずっとこうやってここで暮らしてきて、これがここの風習であり文化なんだから、それを受け入れてアタリマエだと強く信じてやまない。

そんな地方は廃れてアタリマエ

これ必然なり

 

関連記事:廃れる地域、生き残る地域の違いはよそ者の扱い方を見ればわかる

 

地域おこし協力隊のやるべきこと

地域おこし協力隊に応募する人は、その地域で自分で何かやってみたいと思っている。もちろん募集要項に活動内容が載っているので、その活動プラス地域のための活動をしたいと考えている。しかしその前に、その地域で確認することがある。それは、「これからこの地域は変わりたいのか、今のままでいいのか」を問うことです。

過疎化や高齢化で地域が衰退していくことに対してなにか手を打ちたい。でもこれまでの暮らしを変えたくない、よそ者がかき回すのはやめてほしい。多くの地域がこんな感じ。だから協力隊が積極的に行動すると足元をすくわれる。これではモチベーションを保つことができません。

そのためまずやらなければならないことが「これからこの地域は変わりたいのか、今のままでいいのか」を問うことです。この問いに対する回答はどちらでもいいのです。要は「では、そのために何をしていきましょうか」ということを地域住民と一緒にできるかどうかなんです。今のままがいい=現状を維持するには、どうするべきか。高齢化が進んでいるけれど、維持できるのか。維持するにはどう対応していこうか、など、地域おこし協力隊は自らが考えるやり方ではなく、住民と一体となってプロセスを立てて行動していくのがその地域のためになってきます。

ここで長老が出てきたら、長老にも同じ質問をしてみましょう。「これからこの地域は変わりたいのか、今のままでいいのか」「では、そのために何をしていきましょうか」と。それで、「何もしなくていい、ここにはここの文化がある」のようなことを言われたら、廃れるには理由があるのだと諦めましょう。すぐにでも地域おこし協力隊を辞めましょう。時間の無駄だし、税金の無駄です。

情報を集めよう

地域おこし協力隊の情報を集めましょう。有名なところではここでしょうか。

JOIN ニッポン移住・交流ナビ

他にもツイッターやフェイスブック等、SNSにはいい情報だけではなく悪い情報もよく載っているので、そういった情報も参考にして地域を選ぶのも一つの手ですね。

いづれにしても調べることに越したことはないですよ。

 

 

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