【高配当】ジェイテクト(6473)配当分析|利回り2.78%・4年連続増配

用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ジェイテクト(6473)は機械セクターの企業です。配当の全体像を数字で確認します。

項目値
銘柄コード6473
業種機械
配当利回り(株価ベース)2.78%
1株配当(最新期・分割調整済)60.00円
総合判定対象外
総合スコア33.2
連続増配4年
非減配4年
配当性向159.49%
PER / PBR43.48 / 0.66
ROE1.56%
DOE(株主資本配当率)2.53%(業種中央値 2.83%)

ジェイテクト(6473)は機械に属する。ステアリングや軸受などの自動車部品を主力とする。本レポートは利回り・還元姿勢・財務を表とグラフで整理する。

2. 配当の魅力

利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。

期間最大平均最小
5年6.95%3.64%1.90%
3年6.95%4.06%2.66%
1年4.64%3.48%2.71%
現在2.78%——
会計年度1株配当(分割調整済)配当性向EPS
2022年3月期18.00円29.85%60円
2023年3月期30.00円30.02%100円
2024年3月期36.00円30.67%117円
2025年3月期50.00円123.89%40円
2026年3月期60.00円159.49%38円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.53%(業種中央値は2.83%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

いまの利回りは2.78%で、5年平均3.64%を下回る。過去5年の最高は6.95%、最低は1.90%。

直近1年の平均利回りは3.48%で、5年平均3.64%をやや下回る。

分割調整済み配当ベースで4年連続の増配。ただし直近期は利益が配当を下回り、配当性向159.5%まで上がった。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは2.78%で、5年平均3.64%を下回る。過去5年は1.90〜6.95%で推移した。分割調整済み配当ベースで4年連続増配、非減配も4年。ただし直近期はEPSが37.6円まで落ち込み、1株配当60円に対して配当性向は159.5%と純利益を上回った。利益の水準に対して配当が重い状態にある。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務を確認します。

指標値
ROE1.56%
ROA0.76%
DOE2.53%
自己資本比率50.09%
EPS / BPS38 / 2482
収益性スコア0.29
還元スコア0.45
割安スコア0.72

ROEは1.6%で業種中央値7.8%を下回る。直近期は利益が大きく縮んだ。営業利益率3.9%、自己資本比率50.1%。EPSは37.6円、配当性向159.5%、PBRは0.66倍。DOEは2.53%。フリーキャッシュフローはプラス(約558億円)で、当期の配当は営業外の資金でも支えられる形。

4. 割安度

自社利回り比(sy)は0.76で、いまの利回りは自社の過去平均を下回る。割安度の区分は対象外。判定ロジックは配当性向が80%を超える点を除外条件としている。PBRは0.66倍で業種中央値0.92倍より低い。利回りが5年平均に戻るには株価が約24%低い水準が必要な計算になる。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2159円(利回り2.78%)
5年平均利回りに戻る株価1648円(利回り3.64%)
5年最高利回り時の株価863円(利回り6.95%)
5年最低利回り時の株価3158円(利回り1.90%)

いまの株価は1648円(5年平均利回り水準)と3158円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約23.6%下がる計算です。

株価は2159円。利回りが5年平均に戻る水準はこれより下にあり、過去5年のレンジでは利回りが低めの側にある。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 33.2)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
配当性向80%超
+ 3年連続増配

総合区分は対象外。除外の主因は配当性向159.5%で、純利益を上回る配当が続いている点。増配自体は4年続くが、利益がこれを下回っており、利益の回復と配当水準の整合が確認したい点になる。

6. よくある質問

ジェイテクトの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.78%で、過去5年平均の3.64%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約159%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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