【高配当】UBE(4208)配当分析|利回り3.97%

4208 UBE

対象外
配当利回り
3.97%
配当性向
45%
DOE
2.44%
総合スコア
51.7pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード4208
業種化学
配当利回り(株価ベース)3.97%
1株配当(最新期・分割調整済)110.00円
総合判定対象外
総合スコア51.7
連続増配0年
非減配17年
配当性向44.76%
PER / PBR9.89 / 0.54
ROE5.51%
DOE(株主資本配当率)2.44%(業種中央値 2.48%)

UBEは化学セクターに属する企業で、決算期は3月です。時価総額は約2,581億円。最新期の売上成長率は-5.0%と縮小しましたが、EPSは245.76円で、前期比では9.9%の増加です。

収益性を見ると、ROEは5.51%、営業利益率は4.10%です。化学業種の中央値(ROE 6.49%、営業利益率6.83%)にはどちらも届いていません。一方で自己資本比率は48.07%あり、財務の土台は厚めです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年6.45%5.14%3.77%
3年6.43%4.84%3.77%
1年5.95%4.60%3.77%
現在3.97%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0360.00円26.26%228円
18/0375.00円24.86%302円
19/0380.00円25.61%312円
20/0390.00円39.59%227円
21/0390.00円39.68%227円
22/0395.00円38.11%249円
23/0395.00円—%—円
24/03105.00円35.17%299円
25/03110.00円—%—円
26/03110.00円44.76%246円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.44%(業種中央値は2.48%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 5年最大 6.45 5年平均 5.14 5年最小 3.77 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3.97

月ごとの配当利回りを線で示し、5年の最高・平均・最低を水準線で重ねています。線が下がるほど、株価に対する配当の比率が薄くなったことを表します。いまの3.97%は5年平均5.14%を下回り、2021年9月の5.41%から長期では低下する流れです。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年 最大: 6.45 6.45 5年 平均: 5.14 5.14 5年 最小: 3.77 3.77 5年 3年 最大: 6.43 6.43 3年 平均: 4.84 4.84 3年 最小: 3.77 3.77 3年 1年 最大: 5.95 5.95 1年 平均: 4.60 4.60 1年 最小: 3.77 3.77 1年 現在 3.97 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小利回りを棒で並べています。期間ごとの水準の違いが一目で分かります。平均は5年5.14%、3年4.84%、1年4.60%と、期間が短いほど低くなっています。最低はいずれも3.77%です。

0.00 50.00 100.00 150.00 2017 2017年 60.00円 2018 2018年 75.00円 2019 2019年 80.00円 2020 2020年 90.00円 2021 2021年 90.00円 2022 2022年 95.00円 2023 2023年 95.00円 2024 2024年 105.00円 2025 2025年 110.00円 2026 2026年 110.00円

年度ごとの1株配当を、株式分割調整後の値で示した棒グラフです。右肩上がりなら増配が続いています。2017年の60円から2025年の110円まで伸び、2026年は110円で横ばいでした。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.97%です。5年平均の5.14%を下回り、5年間の最高6.45%からは大きく離れています。直近1年の平均は4.60%で、1年の最低3.77%に近い水準にあります。

配当は2009年に減配して以降、17年間減っていません。調整後の年間配当は2017年の60円から2025年の110円へ伸び、2026年も110円を維持しました。ただし直近の連続増配年数は0年で、増配のペースは止まっています。

配当性向は44.76%。DOE(株主資本配当率、純資産に対する配当の比率で、減配しにくさの目安)は2.44%で、業種中央値の2.48%とほぼ同じ位置です。全国目安の2〜4%の範囲に収まっています。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE5.51%
ROA2.52%
DOE2.44%
自己資本比率48.07%
EPS / BPS246 / 4500
収益性スコア0.70
還元スコア0.99
割安スコア0.70

ROEは5.51%、ROAは2.52%、営業利益率は4.10%。三つとも業種中央値(6.49%、3.94%、6.83%)を下回っています。EPSは2024年の298.55円から2026年は245.76円へ減りました。

自己資本比率は48.07%で、財務の厚みはあります。気になるのはフリーキャッシュフローで、約802億円のマイナスです。配当の原資を営業活動で賄えているかは、あなた自身が今後の開示で確かめたい点です。

配当性向は2024年の35.17%から2026年は44.76%へ上がりました。利益が縮む中で配当額を保った結果です。

4. 割安度

PERは9.89倍で、業種中央値の13.44倍を下回ります。PBRは0.54倍で、中央値0.80倍より低い水準です。PBRが1倍を割ると、株価が会社の純資産(1株あたり4,500.48円)より低く評価されていることを意味します。

利回りの面では、いまの3.97%は5年最低の3.77%に近い位置です。つまり過去5年の中で、株価に対する配当の比率はかなり薄くなっています。

指標上の割安さと、利回りの薄さが同時に出ています。収益性の低さが指標に反映されている点も、数字から読み取れます。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3400円(利回り3.97%)
5年平均利回りに戻る株価2626円(利回り5.14%)
5年最高利回り時の株価2093円(利回り6.45%)
5年最低利回り時の株価3581円(利回り3.77%)

いまの株価は2626円(5年平均利回り水準)と3581円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約22.8%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 5年最低利回り水準 3,581 5年平均利回り水準 2,626 5年最高利回り水準 2,093 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3,400

株価の推移に、利回りの水準から逆算した株価ラインを重ねています。5年平均利回りに戻る株価は2,626.5円、5年最低利回りの水準に当たる株価は3,580.9円です。現在の株価3,400円はこの二つの間にあります。売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 51.7)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
FCFマイナス
+ 10年以上非減配
+ 利回り3%以上

判定は対象外です。理由は、フリーキャッシュフローが約802億円のマイナスであることです。

17年続く非減配と自己資本比率48.07%は、配当を支える側の事実です。ただ、配当性向は2024年の35.17%から44.76%へ上がり、配当は2025年・2026年とも110円で据え置かれました。EPSが298.55円から245.76円へ縮んだ中で、会社は利益の伸びより配当額の維持を選んでいる局面だと私は読みます。

PBR0.54倍・PER9.89倍は業種中央値(0.80倍・13.44倍)を下回ります。一方でROE5.51%も中央値6.49%に届かず、指標の低さは収益力の低さをそのまま映している面があります。利回り3.97%は5年最低の3.77%に近く、配当で見たいまの株価は過去5年で最も高い評価の側にあります。低PBRだけを根拠に配当の厚さを見込むと、この数字の組み合わせと食い違う点は押さえておきたいところです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

6. よくある質問

UBEの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.97%で、過去5年平均の5.14%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約45%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2009年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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