【連続増配】オリエンタルランド(4661)配当分析|利回り0.55%・5年連続増配

4661 オリエンタルランド

中立
配当利回り
0.55%
配当性向
20%
DOE
2.24%
総合スコア
54.4pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード4661
業種サービス業
配当利回り(株価ベース)0.55%
1株配当(最新期・分割調整済)15.00円
総合判定中立
総合スコア54.4
連続増配5年
非減配5年
配当性向20.18%
PER / PBR36.30 / 4.02
ROE11.73%
DOE(株主資本配当率)2.24%(業種中央値 3.88%)

オリエンタルランドはサービス業に分類され、決算期は3月です。時価総額は約4兆8,586億円。2026年度のROEは11.73%、営業利益率は23.90%でした。自己資本比率は67.52%と厚く、利益を社内に積み上げる体力があります。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年0.75%0.34%0.12%
3年0.75%0.43%0.23%
1年0.75%0.57%0.42%
現在0.55%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/037.50円15.10%50円
18/038.00円16.21%49円
19/038.40円15.29%55円
20/038.80円23.25%38円
21/035.20円—%—円
22/035.60円113.68%5円
23/038.00円81.15%10円
24/0313.00円17.71%73円
25/0314.00円18.51%76円
26/0315.00円20.18%74円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.24%(業種中央値は3.88%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00 5年最大 0.75 5年平均 0.34 5年最小 0.12 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 0.55

月次の利回りを線で追い、5年の最大・平均・最小を水準線で重ねたグラフです。線が平均より上にあれば、その時点の株価が配当に対して低めだったことを示します。利回りは2022年3月の0.12%から切り上がり、現在の0.55%は5年平均0.34%を上回っています。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00 5年 最大: 0.75 0.75 5年 平均: 0.34 0.34 5年 最小: 0.12 0.12 5年 3年 最大: 0.75 0.75 3年 平均: 0.43 0.43 3年 最小: 0.23 0.23 3年 1年 最大: 0.75 0.75 1年 平均: 0.57 0.57 1年 最小: 0.42 0.42 1年 現在 0.55 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を棒で並べた比較です。平均は5年0.34%、3年0.43%、1年0.57%と、期間が短いほど高くなります。最大は3つとも0.75%で、直近1年の最小0.42%は5年平均を上回っています。

0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 2017 2017年 7.50円 2018 2018年 8.00円 2019 2019年 8.40円 2020 2020年 8.80円 2021 2021年 5.20円 2022 2022年 5.60円 2023 2023年 8.00円 2024 2024年 13.00円 2025 2025年 14.00円 2026 2026年 15.00円

年度ごとの調整後配当を棒にしています。株式分割の影響を除いてあるので、年度間を同じ物差しで比べられます。2020年度の8.8円から2021年度は5.2円へ下がり、その後は2026年度の15円まで毎年伸びました。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

配当利回りは0.55%で、5年平均の0.34%を上回っています。2026年度の調整後配当は15円。2021年度に5.2円へ下がったあと、5年連続で増やしてきました。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

DOE(株主資本に対する配当の割合で、減配しにくさの目安)は2.24%です。業種中央値の3.88%、全国目安の2〜4%と比べると下限寄りで、配当性向も20.18%にとどまります。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE11.73%
ROA7.48%
DOE2.24%
自己資本比率67.52%
EPS / BPS74 / 671
収益性スコア2.27
還元スコア0.62
割安スコア2.42

ROEは11.73%で業種中央値の8.57%を上回り、営業利益率23.90%は中央値6.46%の大きく先を行きます。自己資本比率は67.52%、フリーキャッシュフローは約91億8,500万円のプラスです。

売上高の成長率は3.70%でしたが、EPSは74.34円で成長率はマイナス1.69%。売上は伸びても、1株あたり利益は足踏みしています。

4. 割安度

PERは36.3倍、PBRは4.02倍で、業種中央値のPER15.9倍、PBR1.57倍を上回ります。判定根拠は「割安感が乏しい」で、割安度区分は中立です。

配当面では、年間配当16円を5年平均利回り0.34%で割り戻した株価が4,706円で、現在の株価は2,908.5円です。売買を推奨するものではありません。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2908円(利回り0.55%)
5年平均利回りに戻る株価4706円(利回り0.34%)
5年最高利回り時の株価2133円(利回り0.75%)
5年最低利回り時の株価13333円(利回り0.12%)

いまの株価は4706円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 5,000 10,000 15,000 5年最低利回り水準 13,333 5年平均利回り水準 4,706 5年最高利回り水準 2,133 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 2,908

株価と、利回りが5年平均に戻る株価の水準を折れ線で重ねています。2026年9月の株価は2,908.5円で、年間配当16円と5年平均利回りから求めた4,706円を下回っています。売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 54.4)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 5年連続増配

総合スコアは54.4点、割安度区分は中立です。ROE10%以上の高収益と5年連続増配が加点され、注意事項はありません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

配当性向は2026年度に20.18%。2022年度の113.68%、2023年度の81.15%という高水準の時期を抜け、利益に余裕が戻りました。利回り0.55%という数字と、15円まで積み上がった配当の勾配。どちらを重く見るかは、あなたの運用方針で決まります。

6. よくある質問

オリエンタルランドの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは0.55%で、過去5年平均の0.34%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

5年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また5年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約20%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2021年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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