【高配当】森六(4249)配当分析|利回り4.25%・2年連続増配

4249 森六

中立
配当利回り
4.25%
配当性向
67%
DOE
2.50%
総合スコア
46.4pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

森六(4249)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4249
業種化学
配当利回り(株価ベース)4.25%
1株配当(最新期・分割調整済)115.00円
総合判定中立
総合スコア46.4
連続増配2年
非減配5年
配当性向67.33%
PER / PBR14.01 / 0.52
ROE3.70%
DOE(株主資本配当率)2.50%(業種中央値 2.48%)

森六は化学に属する中型株で、時価総額は約345億円です。直近本決算のROEは3.70%で、化学の中央値6.49%を下回ります。営業利益率は3.46%で、化学の中央値6.83%を下回ります。自己資本比率は54.44%、フリーキャッシュフローは約1.8億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2018年3月期の446円から2026年3月期の171円へ減りました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年7.37%5.52%3.86%
3年6.71%4.91%3.86%
1年5.39%4.90%4.09%
現在4.25%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
18/0390.00円20.18%446円
19/0394.00円25.45%369円
20/0394.00円44.15%213円
21/0350.00円—%—円
22/0394.00円36.30%259円
23/03100.00円115.82%86円
24/03100.00円49.76%201円
25/03105.00円—%—円
26/03115.00円67.33%171円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.50%(業種中央値は2.48%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 8.00 5年最大 7.37 5年平均 5.52 5年最小 3.86 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 4.25

いまの利回りは4.25%で、5年平均の5.52%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は7.37%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 5年 最大: 7.37 7.37 5年 平均: 5.52 5.52 5年 最小: 3.86 3.86 5年 3年 最大: 6.71 6.71 3年 平均: 4.91 4.91 3年 最小: 3.86 3.86 3年 1年 最大: 5.39 5.39 1年 平均: 4.90 4.90 1年 最小: 4.09 4.09 1年 現在 4.25 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(4.90%)は5年平均(5.52%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 50.00 100.00 150.00 2018 2018年 90.00円 2019 2019年 94.00円 2020 2020年 94.00円 2021 2021年 50.00円 2022 2022年 94.00円 2023 2023年 100.00円 2024 2024年 100.00円 2025 2025年 105.00円 2026 2026年 115.00円

派手な増配はないものの、5年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは4.25%です。5年平均の5.52%/直近1年平均の4.90%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは3.86%〜7.37%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2018年3月期90円、2019年3月期94円、2020年3月期94円、2021年3月期50円、2022年3月期94円、2023年3月期100円、2024年3月期100円、2025年3月期105円、2026年3月期115円と推移しました。連続増配は2年、非減配は5年です。直近の減配は2021年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.50%です。化学の中央値2.48%と同じ水準です。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は67.33%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE3.70%
ROA1.98%
DOE2.50%
自己資本比率54.44%
EPS / BPS171 / 4621
収益性スコア0.53
還元スコア0.83
割安スコア0.84

売上高成長率は-8.42%、EPS成長率は132.74%です。EPSは2018年3月期446円、2019年3月期369円、2020年3月期213円、2022年3月期259円、2023年3月期86円、2024年3月期201円、2026年3月期171円と推移しました。ROEは3.70%で、化学の中央値6.49%を下回ります。ROAは1.98%で、化学の中央値3.94%を下回ります。営業利益率は3.46%で、化学の中央値6.83%を下回ります。自己資本比率は54.44%、フリーキャッシュフローは約1.8億円のプラスです。

4. 割安度

PERは14.01倍、PBRは0.52倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.77倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.84です(収益性スコア0.53・還元スコア0.83との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性が業種平均未満/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2823円(利回り4.25%)
5年平均利回りに戻る株価2174円(利回り5.52%)
5年最高利回り時の株価1628円(利回り7.37%)
5年最低利回り時の株価3109円(利回り3.86%)

いまの株価は2174円(5年平均利回り水準)と3109円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約23.0%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 5年最低利回り水準 3,109 5年平均利回り水準 2,174 5年最高利回り水準 1,628 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 2,823

株価は2174円(5年平均利回り水準)と3109円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 46.4)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性が業種平均未満/自社平均より低利回り
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは46.4点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。利回り4%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は2年、非減配は5年です。2021年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

森六の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは4.25%で、過去5年平均の5.52%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また5年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約67%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2021年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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