【高配当】恵和(4251)配当分析|利回り3.36%・6年連続増配

4251 恵和

割安寄り
配当利回り
3.36%
配当性向
33%
DOE
3.10%
総合スコア
82.0pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

恵和(4251)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4251
業種化学
配当利回り(株価ベース)3.36%
1株配当(最新期・分割調整済)40.00円
総合判定割安寄り
総合スコア82.0
連続増配6年
非減配6年
配当性向32.77%
PER / PBR10.20 / 0.97
ROE9.69%
DOE(株主資本配当率)3.10%(業種中央値 2.48%)

恵和は化学の小型株です。時価総額は約240億円。直近本決算のROEは9.69%で、化学の中央値6.49%を上回ります。営業利益率は20.94%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は77.12%、フリーキャッシュフローは約5.2億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2019年12月期の55円から2025年12月期の122円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年5.29%2.52%0.43%
3年5.29%3.28%1.92%
1年3.65%3.26%2.86%
現在3.36%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
19/126.50円11.87%55円
20/126.75円14.45%47円
21/1212.50円8.63%145円
22/1218.75円29.71%63円
23/1225.00円24.29%103円
24/1235.00円24.18%145円
25/1240.00円32.77%122円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.10%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.48%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年最大 5.29 5年平均 2.52 5年最小 0.43 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3.36

いまの利回りは3.36%。5年平均の2.52%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は5.29%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年 最大: 5.29 5.29 5年 平均: 2.52 2.52 5年 最小: 0.43 0.43 5年 3年 最大: 5.29 5.29 3年 平均: 3.28 3.28 3年 最小: 1.92 1.92 3年 1年 最大: 3.65 3.65 1年 平均: 3.26 3.26 1年 最小: 2.86 2.86 1年 現在 3.36 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.26%)が5年平均(2.52%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 2019 2019年 6.50円 2020 2020年 6.75円 2021 2021年 12.50円 2022 2022年 18.75円 2023 2023年 25.00円 2024 2024年 35.00円 2025 2025年 40.00円

6年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.36%です。5年平均の2.52%/直近1年平均の3.26%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは0.43%〜5.29%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2019年12月期6円、2020年12月期7円、2021年12月期12円、2022年12月期19円、2023年12月期25円、2024年12月期35円、2025年12月期40円と推移しました。連続増配は6年、非減配は6年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は3.10%です。化学の中央値2.48%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は32.77%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE9.69%
ROA7.33%
DOE3.10%
自己資本比率77.12%
EPS / BPS122 / 1290
収益性スコア2.14
還元スコア1.13
割安スコア0.98

売上高成長率は-3.11%、EPS成長率は-15.66%です。EPSは2019年12月期55円、2020年12月期47円、2021年12月期145円、2022年12月期63円、2023年12月期103円、2024年12月期145円、2025年12月期122円と推移しました。ROEは9.69%で、化学の中央値6.49%を上回ります。ROAは7.33%で、化学の中央値3.94%を上回ります。営業利益率は20.94%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は77.12%、フリーキャッシュフローは約5.2億円のプラスです。

4. 割安度

PERは10.20倍、PBRは0.97倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.33倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.98です(収益性スコア2.14・還元スコア1.13との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1192円(利回り3.36%)
5年平均利回りに戻る株価1587円(利回り2.52%)
5年最高利回り時の株価756円(利回り5.29%)
5年最低利回り時の株価9302円(利回り0.43%)

いまの株価は1587円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 5,000 10,000 15,000 5年最低利回り水準 9,302 5年平均利回り水準 1,587 5年最高利回り水準 756 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1,192

株価は1587円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 割安寄り(スコア 82.0)

収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り
+ 5年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは82.0点、判定は「買い妙味あり」です。加点はつぎの点です。5年連続増配、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は6年、非減配は6年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

恵和の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.36%で、過去5年平均の2.52%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

6年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また6年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約33%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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