1820 西松建設
- 配当利回り
- 4.15%
- 配当性向
- 38%
- DOE
- 4.68%
- 総合スコア
- 59.5pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1820 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.15% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 230.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 59.5 |
| 連続増配 | 1年 |
| 非減配 | 2年 |
| 配当性向 | 37.73% |
| PER / PBR | 9.38 / 1.16 |
| ROE | 12.48% |
| DOE(株主資本配当率) | 4.68%(業種中央値 3.74%) |
西松建設は建設業の準大手で、時価総額はおよそ2,389億円です。2026年3月期はEPSが609.56円、ROEが12.48%で、業種中央値のROE10.08%を上回りました。売上高成長率は7.97%、EPS成長率は37.15%と、直近期の利益の伸びが際立ちます。自己資本比率は29.80%で、建設業らしく手元の運転資金負担が重い財務構成です。配当は2026年3月期に1株230円の予想で、配当性向は37.73%です。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 8.66% | 5.83% | 3.42% |
| 3年 | 7.14% | 4.92% | 3.42% |
| 1年 | 4.71% | 4.18% | 3.42% |
| 現在 | 4.15% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 105.00円 | 30.16% | 348円 |
| 18/03 | 95.00円 | 30.79% | 309円 |
| 19/03 | 105.00円 | 30.58% | 343円 |
| 20/03 | 105.00円 | 30.68% | 342円 |
| 21/03 | 105.00円 | 33.46% | 314円 |
| 22/03 | 221.00円 | 70.76% | 312円 |
| 23/03 | 221.00円 | 90.41% | 244円 |
| 24/03 | 220.00円 | 70.09% | 314円 |
| 25/03 | 220.00円 | 49.50% | 444円 |
| 26/03 | 230.00円 | 37.73% | 610円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは4.68%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
月次の配当利回りの動きを折れ線で示し、横線は5年間の最大・平均・最小の水準です。線が平均より下にあれば、株価が上がって利回りが薄まっている状態を表します。西松建設は現在4.15%で、5年平均の5.83%を下回り、5年最小の3.42%に近づいた月もありました。
5年・3年・1年それぞれの期間で、利回りの最大・平均・最小を棒で並べています。期間が短くなるほど数字が下がっていれば、利回りが縮む方向に動いてきたと読めます。西松建設は5年平均5.83%、3年平均4.92%、1年平均4.18%と下がっており、株価の上昇が利回りを押し下げてきました。
1年ごとの配当金額を棒で示し、株式分割の影響をならした調整後の値です。棒が右肩上がりなら増配基調、へこみがあればその年に減配しています。西松建設は2022年に221円へ大きく増えた後、2024年に220円へわずかに下げ、2026年は230円の予想です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
配当の魅力
いまの配当利回りは4.15%です。過去5年の平均5.83%、3年平均4.92%を下回り、直近1年の平均4.18%とほぼ同じ水準にあります。5年間で見ると、利回りは3.42%から8.66%まで振れてきました。連続増配は1年、非減配は2年で、直近の減配は2024年3月期です(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します)。
DOE(株主資本配当率。純資産に対してどれだけ配当を出すかを示し、利益のブレに左右されにくい指標です)は4.68%です。建設業の中央値3.74%を上回り、全国的な目安である2〜4%(中央値3%前後)も超えています。利益が落ち込んだ年でも配当を下げにくい姿勢がうかがえます。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 12.48% |
| ROA | 3.51% |
| DOE | 4.68% |
| 自己資本比率 | 29.80% |
| EPS / BPS | 610 / 4936 |
| 収益性スコア | 0.98 |
| 還元スコア | 1.13 |
| 割安スコア | 0.86 |
業績と財務の安定性
2026年3月期のROEは12.48%で業種中央値10.08%を上回る一方、ROAは3.51%と中央値5.08%を下回ります。売上高営業利益率は7.08%で、中央値7.08%とほぼ同じです。EPSは2023年3月期の244.44円から2024年313.88円、2025年444.44円、2026年609.59円へと伸びてきました。フリーキャッシュフローは約44億円のマイナスで、手元資金を使う局面にあります。自己資本比率29.80%と合わせ、財務の余裕は大きくありません。
4. 割安度
割安度
PERは9.38倍で、業種中央値13.15倍より低い位置です。PBRは1.16倍で中央値1.15倍とほぼ同じです。配当利回り4.15%は5年平均5.83%を下回り、自社の過去平均に対する比率は0.71です。年間配当230円が5年平均利回りに戻る株価は約3,945円で、現在値5,537円はそこから28.8%上にあります。割安スコアは0.862で、株価は過去の利回りレンジの内側で推移しています。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 5537円(利回り4.15%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 3945円(利回り5.83%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 2656円(利回り8.66%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 6725円(利回り3.42%) |
いまの株価は3945円(5年平均利回り水準)と6725円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約28.8%下がる計算です。
株価の折れ線に、配当利回りから逆算した水準ラインを重ねています。年間配当230円を5年平均利回りで割ると約3,945円、5年最小利回りだと約6,725円です。現在の株価5,537円はこのレンジの内側にあり、約3,945円の水準は現在より28.8%低い位置です。売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 59.5)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ ROE10%以上の高収益
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 直近3年内に減配
総合判断
総合スコアは59.5点で、区分は対象外です。判定を下げている要因はフリーキャッシュフローのマイナスと、2024年3月期の減配です(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します)。一方でROE12.48%の高収益、利回り4%超、DOEが業種平均を上回る還元姿勢は加点材料です。収益性スコア0.976、還元スコア1.126、割安スコア0.862と、還元面が相対的に強い構成です。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
西松建設の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.15%で、過去5年平均の5.83%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また2年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約38%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2024年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

