【連続増配】ダイフク(6383)配当分析|利回り1.36%・3年連続増配

用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ダイフク(6383)は機械セクターの企業。搬送・物流システムを世界に供給し、高いROEと厚い株主還元が持ち味。

項目値
銘柄コード6383
業種機械
配当利回り(株価ベース)1.36%
1株配当(最新期・分割調整済)81.00円
総合判定中立
総合スコア40.2
連続増配3年
非減配3年
配当性向36.72%
PER / PBR23.20 / 4.01
ROE19.28%
DOE(株主資本配当率)6.36%(業種中央値 2.83%)

ダイフク(6383)は機械に属するマテリアルハンドリングの大手。直近本決算でROE19.3%、営業利益率15.3%を記録した。増収率8.1%、EPSは前期比37.7%増。自己資本比率は59.9%と厚い。高い資本効率が配当の源泉になっている。

2. 配当の魅力

利回りの水準と、増配の記録を確認する。

期間最大平均最小
5年4.27%1.68%0.33%
3年4.27%2.04%1.05%
1年2.07%1.47%1.05%
現在1.36%——
会計年度1株配当(分割調整済)配当性向EPS
2022年1月期11.67円31.61%37円
2023年1月期31.67円90.44%35円
2024年1月期37.33円25.94%144円
2025年1月期81.00円36.72%221円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは6.36%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.83%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

現在の利回りは1.36%で、5年平均の1.68%を下回る。5年間の最高は4.27%だった。

直近1年の平均利回り1.47%は、5年平均1.68%より低め。株価上昇で利回りが縮んだ。

分割調整済みの1株配当は3年連続で増加。棒グラフが右肩上がりに伸びている。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは1.36%。5年平均1.68%を下回る。分割調整済みの1株配当は直近3年で増え続け、連続増配は3年。減配はこの期間にない。配当性向は36.7%、DOE(純資産配当率)は6.4%と高く、資本に対する還元の姿勢は業種平均を上回る。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務を見る。

指標値
ROE19.28%
ROA10.35%
DOE6.36%
自己資本比率59.87%
EPS / BPS212 / 1228
収益性スコア2.25
還元スコア1.62
割安スコア4.38

ROEは19.3%と高い。自己資本比率は59.9%、EPSは212円、配当性向は36.7%。営業利益率15.3%、フリーキャッシュフローは518億円のプラス。稼ぐ力と財務の厚みが両立している。

4. 割安度

PERは23倍、PBRは4.0倍。割安度の区分は中立。自社利回り比は0.81で、現在利回りは自社平均をやや下回る。配当が一定なら、利回りが5年平均の1.68%へ戻るには株価が約19%下がる計算になる。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価6176円(利回り1.36%)
5年平均利回りに戻る株価5000円(利回り1.68%)
5年最高利回り時の株価1967円(利回り4.27%)
5年最低利回り時の株価25454円(利回り0.33%)

いまの株価は5000円(5年平均利回り水準)と25454円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約19.0%下がる計算です。

配当が一定なら、利回りが5年平均の1.68%へ戻るには株価が約19%下がる計算になる。過去5年の利回りレンジの内側にある。本記事は売買を推奨するものではない。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 40.2)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

割安度の区分は中立。ROE19%の高収益、3年連続増配、そして高いDOEが評価点。株価が伸びた分、現在の利回りは自社平均を下回る。

6. よくある質問

ダイフクの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.36%で、過去5年平均の1.68%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また3年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約37%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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