【14年連続増配】積水ハウス(1928)配当分析|利回り4.16%・14年連続増配

1928 積水ハウス

割安寄り
配当利回り
4.16%
配当性向
40%
DOE
4.36%
総合スコア
64.6pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード1928
業種建設業
配当利回り(株価ベース)4.16%
1株配当(最新期・分割調整済)144.00円
総合判定割安寄り
総合スコア64.6
連続増配14年
非減配14年
配当性向40.22%
PER / PBR9.60 / 1.04
ROE11.03%
DOE(株主資本配当率)4.36%(業種中央値 3.74%)

積水ハウスは建設業に属し、時価総額は約2.28兆円です。2026年3月期のROE(自己資本利益率)は11.03%で、建設業の中央値10.08%をわずかに上回りました。EPS(1株利益)は358.07円、BPS(1株純資産)は3,300.57円、自己資本比率は43.71%で、財務は落ち着いた水準にあります。売上高成長率は3.43%、EPS成長率は6.58%と、緩やかな拡大が続いています。分割調整後の1株配当は2026年3月期で144円まで積み上がり、増配は14年連続です。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年6.07%4.63%3.56%
3年5.11%4.31%3.56%
1年4.67%4.30%3.84%
現在4.16%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0364.00円36.47%175円
18/0377.00円39.88%193円
19/0379.00円42.35%187円
20/0381.00円39.36%206円
21/0382.00円46.36%177円
22/0390.00円39.58%227円
23/03110.00円39.77%277円
24/03123.00円39.77%309円
25/03135.00円40.18%336円
26/03144.00円40.22%358円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは4.36%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 5年最大 6.07 5年平均 4.63 5年最小 3.56 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 4.16

折れ線がその月の配当利回り、水平線が過去5年の最大・平均・最小の水準です。いまの利回りは4.16%で、5年平均の4.63%を下回っています。折れ線が平均線より下にあるのは、株価が買われて利回りが薄まっているサインです。5年間の最高は6.07%、最低は3.56%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年 最大: 6.07 6.07 5年 平均: 4.63 4.63 5年 最小: 3.56 3.56 5年 3年 最大: 5.11 5.11 3年 平均: 4.31 4.31 3年 最小: 3.56 3.56 3年 1年 最大: 4.67 4.67 1年 平均: 4.30 4.30 1年 最小: 3.84 3.84 1年 現在 4.16 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小の利回りを棒で並べています。5年平均4.63%に対して1年平均は4.30%で、期間が短くなるほど平均利回りが下がっています。株価が上がって利回りが縮んできた流れが読み取れます。

0.00 50.00 100.00 150.00 200.00 2017 2017年 64.00円 2018 2018年 77.00円 2019 2019年 79.00円 2020 2020年 81.00円 2021 2021年 82.00円 2022 2022年 90.00円 2023 2023年 110.00円 2024 2024年 123.00円 2025 2025年 135.00円 2026 2026年 144.00円

棒の高さが各年度の1株配当(分割調整後)です。2017年の64円から2026年の144円まで、棒が途切れずに伸びています。14年連続の増配が、右肩上がりの形にそのまま表れています。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは4.16%で、5年平均の4.63%を下回っています。株価が上がった分だけ、利回りは薄まっています。分割調整後の1株配当は2012年の20円から2026年の144円まで伸び、増配は14年連続、非減配も14年連続です。直近で配当を下げたのは2012年でした。DOE(株主資本配当率。純資産に対してどれだけ配当を出しているかを示し、減配のしにくさの目安になります)は4.36%で、建設業の中央値3.74%を上回り、全国的な目安とされる2〜4%も超えています。配当性向は40.22%で、利益の範囲内に収まっています。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE11.03%
ROA4.64%
DOE4.36%
自己資本比率43.71%
EPS / BPS358 / 3301
収益性スコア1.05
還元スコア1.08
割安スコア0.84

2026年3月期のROEは11.03%、ROAは4.64%、営業利益率は8.13%です。ROEと営業利益率は建設業の中央値(10.08%、7.08%)を上回り、ROAは中央値5.08%をやや下回りました。EPSは2012年3月期の42.9円から2026年3月期の358.03円まで伸び、フリーキャッシュフローは約1,431億円を確保しています。自己資本比率43.71%と合わせて、増配を続けるための利益とキャッシュの裏付けがあります。配当性向は過去15年おおむね36〜47%の範囲で動き、2026年3月期は40.22%でした。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

4. 割安度

PERは9.6倍で、建設業の中央値12.37倍を下回っています。PBRは1.04倍で、中央値1.15倍より低い水準です。配当利回り4.16%は、5年平均4.63%と5年最低3.56%のあいだにあり、過去5年のレンジの内側に位置します。3年平均は4.31%、1年平均は4.30%で、足元の利回りは自社の過去平均をやや下回ります。割安スコアは0.842、自社の過去利回りとの比は0.9で、株価の上昇に伴って指標面の割安感は5年前より薄れています。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3460円(利回り4.16%)
5年平均利回りに戻る株価3110円(利回り4.63%)
5年最高利回り時の株価2372円(利回り6.07%)
5年最低利回り時の株価4045円(利回り3.56%)

いまの株価は3110円(5年平均利回り水準)と4045円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約10.1%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 5年最低利回り水準 4,045 5年平均利回り水準 3,110 5年最高利回り水準 2,372 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3,460

折れ線が株価、水平線が過去の利回り水準から逆算した株価です。現在の3,460円は、5年平均利回りに対応する3,110円より上、5年最低利回りに対応する4,045円より下にあります。過去5年の利回りレンジの内側にいる、という位置関係です。

5. 総合判断

総合判定: 割安寄り(スコア 64.6)

収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性◎×業種内割安×高利回り連続増配
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは64.6点です。加点は、ROE10%以上の高収益、10年以上の連続増配、利回り4%以上、DOEが業種平均以上の4項目で、注意として記録された項目はありません。収益性スコア1.052、還元スコア1.083に対し、割安スコアは0.842で、株価の上昇により指標面の割安感は後退しています。異常値の検出はありません。配当面では利回り4.16%と14年続く増配、収益面では業種中央値を上回るROE11.03%が、この銘柄を支える数字です。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

6. よくある質問

積水ハウスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは4.16%で、過去5年平均の4.63%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

14年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また14年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約40%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2012年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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