【連続増配】ベイカレント(6532)配当分析|利回り1.87%・4年連続増配

用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ベイカレント(6532)はサービス業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード6532
業種サービス業
配当利回り(株価ベース)1.87%
1株配当(最新期・分割調整済)100.00円
総合判定中立
総合スコア100.0
連続増配4年
非減配4年
配当性向40.13%
PER / PBR18.10 / 5.85
ROE35.79%
DOE(株主資本配当率)12.98%(業種中央値 3.88%)

コンサルティングを主力とし、時価総額は約7,000億円。分割調整済みの1株配当は2022年度の2.6円から2026年度の100円へと、利益成長に合わせて大きく伸ばしてきた。

2. 配当の魅力

配当の水準と、増配・非減配の記録をたどります。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年2.62%1.03%0.04%
3年2.62%1.41%0.86%
1年2.62%1.64%1.12%
現在1.87%——
会計年度1株配当(分割調整済)配当性向EPS
2022年3月期2.60円—%—円
2023年3月期24.40円114.02%21円
2024年3月期43.00円25.90%166円
2025年3月期62.00円30.67%202円
2026年3月期100.00円40.13%249円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは12.98%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

いまの利回りは1.87%で、5年平均1.03%を上回る。線が平均より上にあるのは、過去の自分と比べて株価が控えめな位置ということだ。5年間の最高は2.62%だった。

直近1年の平均利回りは1.41%(3年平均)で、5年平均1.03%より高い。増配が続いたことで、利回りの水準が切り上がってきたことが読み取れる。

1株配当は2.6円から100円へ、4年連続の急な右肩上がり。棒グラフの段差が年々大きくなり、利益成長に配当が連動してきた跡がはっきり見える。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは1.87%で、自社の5年平均1.03%を上回る。1株配当は毎年増え、4年連続増配・非減配4年の記録を持つ。利益の伸びに配当が追随してきた形だ。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE35.79%
ROA24.03%
DOE12.98%
自己資本比率74.32%
EPS / BPS249 / 771
収益性スコア5.02
還元スコア2.17
割安スコア3.71

ROEは35.8%と非常に高く、自己資本比率も74.3%と厚い。EPSは249.16円、配当性向は40.1%。DOEは13.0%と高く、高収益と手厚い還元が両立している。

4. 割安度

自社利回り比は1.82で、いまの利回りは自社の過去平均を上回る。業種内の割安スコアは大きめで、PBRの高さが効いている。区分としては中立だ。株価は約7,329円で、利回りが5年平均に戻る水準は約13,301円になる。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価7329円(利回り1.87%)
5年平均利回りに戻る株価13301円(利回り1.03%)
5年最高利回り時の株価5229円(利回り2.62%)
5年最低利回り時の株価342500円(利回り0.04%)

いまの株価は13301円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価(約7,329円)は、利回りが5年平均に戻る水準(約13,301円)より下にある。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側だ。この線は売買を推奨するものではない。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 100.0)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合判定の区分は中立。高いROE、4年連続増配、業種平均を上回るDOEが加点材料。株価評価は高い部類だが、稼ぐ力と増配の勢いがそれを支えている構図だ。

6. よくある質問

ベイカレントの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.87%で、過去5年平均の1.03%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約40%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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