【高配当】オークマ(6103)配当分析|利回り2.03%

用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

オークマ(6103)は工作機械メーカーです。配当の実像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード6103
業種機械
配当利回り(株価ベース)2.03%
1株配当(最新期・分割調整済)100.00円
総合判定対象外
総合スコア45.6
連続増配0年
非減配5年
配当性向48.07%
PER / PBR16.90 / 0.85
ROE5.08%
DOE(株主資本配当率)2.44%(業種中央値 2.83%)

オークマ(6103)はマシニングセンタなどの工作機械メーカー。直近はフリーキャッシュフローがマイナスに振れた。本稿では利回り・配当記録・財務を表とグラフで整理する。

2. 配当の魅力

利回りの位置と、減配を含む配当の記録を見ます。

期間最大平均最小
5年4.54%3.05%1.75%
3年3.89%2.94%1.79%
1年3.04%2.53%1.79%
現在2.03%——
会計年度1株配当(分割調整済)配当性向EPS
2017年3月期45.00円28.17%160円
2018年3月期34.50円15.55%222円
2019年3月期62.50円21.61%289円
2020年3月期65.00円38.31%170円
2021年3月期17.50円52.91%33円
2022年3月期45.00円24.53%183円
2023年3月期90.00円29.22%308円
2024年3月期100.00円31.76%315円
2025年3月期100.00円94.66%106円
2026年3月期100.00円48.07%208円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.44%(業種中央値は2.83%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

いまの利回りは2.03%で、5年平均3.05%を下回る。株価が買われて利回りが薄まっている局面。5年間の最高は4.54%。

直近1年の平均2.53%は5年平均3.05%より低め。株高で利回りが縮んでいる。

連続増配はなく、2021年に減配。非減配は5年。棒グラフで減配の谷を確認したい。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは 2.03%。5年平均3.05%を下回り、自社の過去水準では低い位置にある。連続増配はなく(2021年に減配)、非減配は 5年。配当性向48.1%。

3. 業績と財務の安定性

配当を支えるキャッシュと財務を確認します。

指標値
ROE5.08%
ROA3.69%
DOE2.44%
自己資本比率75.18%
EPS / BPS208 / 4134
収益性スコア0.77
還元スコア0.93
割安スコア0.93

ROE5.1%、EPSは208円で増益。ただし直近のフリーキャッシュフローは-54億円とマイナス。PBR0.85倍・自己資本比率75.2%。

4. 割安度

区分は 対象外(フリーキャッシュフローがマイナスで足切りに該当)。自社利回り比0.67で、利回りは過去平均を下回る。利回りが5年平均3.05%に戻るには株価が約33.4%下がる計算になる。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価4920円(利回り2.03%)
5年平均利回りに戻る株価3279円(利回り3.05%)
5年最高利回り時の株価2203円(利回り4.54%)
5年最低利回り時の株価5714円(利回り1.75%)

いまの株価は3279円(5年平均利回り水準)と5714円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約33.4%下がる計算です。

現値4,920円は5年平均利回りに対応する3,279円より高い。過去5年の利回りでは株価は高い側にある。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 45.6)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
FCFマイナス

総合判定は 対象外(スコア45.6)。FCFのマイナスが足切りの理由で、キャッシュ創出の回復が配当の前提になる。

6. よくある質問

オークマの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.03%で、過去5年平均の3.05%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約48%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2021年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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