5941 中西製作所
- 配当利回り
- 4.08%
- 配当性向
- 31%
- DOE
- 3.04%
- 総合スコア
- 81.3pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
中西製作所(5941)は金属製品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 5941 |
| 業種 | 金属製品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.08% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 110.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 81.3 |
| 連続増配 | 3年 |
| 非減配 | 3年 |
| 配当性向 | 30.83% |
| PER / PBR | 7.02 / 0.69 |
| ROE | 10.30% |
| DOE(株主資本配当率) | 3.04%(業種中央値 1.78%) |
中西製作所は金属製品に属する小型株で、時価総額は約158億円です。直近本決算のROEは10.30%で、金属製品の中央値5.35%を上回ります。営業利益率は7.44%で、金属製品の中央値5.29%を上回ります。自己資本比率は66.30%、フリーキャッシュフローは約-9.3億円のマイナスです。EPSは2012年3月期の56円から2026年3月期の357円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.09% | 3.90% | 1.68% |
| 3年 | 5.09% | 4.29% | 3.29% |
| 1年 | 4.89% | 4.36% | 3.83% |
| 現在 | 4.08% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 34.00円 | 15.03% | 226円 |
| 18/03 | 35.00円 | 16.88% | 207円 |
| 19/03 | 29.00円 | 19.10% | 152円 |
| 20/03 | 30.00円 | 20.55% | 146円 |
| 21/03 | 32.00円 | 21.66% | 148円 |
| 22/03 | 40.00円 | 22.56% | 177円 |
| 23/03 | 32.00円 | 25.11% | 127円 |
| 24/03 | 73.00円 | 30.24% | 241円 |
| 25/03 | 87.00円 | 30.23% | 288円 |
| 26/03 | 110.00円 | 30.83% | 357円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは3.04%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は1.78%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
いまの利回りは4.08%。5年平均の3.90%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は5.09%でした。
直近1年の平均利回り(4.36%)が5年平均(3.90%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。
3年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは4.08%です。5年平均の3.90%/直近1年平均の4.36%と近い水準です。過去5年のレンジは1.68%〜5.09%で、高い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2001年3月期10円、2002年3月期10円、2003年3月期10円、2004年3月期10円、2007年3月期10円、2008年3月期10円、2011年3月期10円、2012年3月期10円、2013年3月期12円、2014年3月期15円、2015年3月期15円、2016年3月期15円、2017年3月期34円、2018年3月期35円、2019年3月期29円、2020年3月期30円、2021年3月期32円、2022年3月期40円、2023年3月期32円、2024年3月期73円、2025年3月期87円、2026年3月期110円と推移しました。連続増配は3年、非減配は3年です。直近の減配は2023年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は3.04%です。金属製品の中央値1.78%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は30.83%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 10.30% |
| ROA | 6.52% |
| DOE | 3.04% |
| 自己資本比率 | 66.30% |
| EPS / BPS | 357 / 3617 |
| 収益性スコア | 1.74 |
| 還元スコア | 1.36 |
| 割安スコア | 0.92 |
売上高成長率は2.70%、EPS成長率は23.97%です。直近の業績は伸びています。EPSは2012年3月期56円、2013年3月期126円、2014年3月期183円、2015年3月期170円、2016年3月期145円、2017年3月期226円、2018年3月期207円、2019年3月期152円、2020年3月期146円、2021年3月期148円、2022年3月期177円、2023年3月期127円、2024年3月期241円、2025年3月期288円、2026年3月期357円と推移しました。ROEは10.30%で、金属製品の中央値5.35%を上回ります。ROAは6.52%で、金属製品の中央値3.45%を上回ります。営業利益率は7.44%で、金属製品の中央値5.29%を上回ります。自己資本比率は66.30%、フリーキャッシュフローは約-9.3億円のマイナスです。
4. 割安度
PERは7.02倍、PBRは0.69倍です。PBRは金属製品の中央値0.57倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.05倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.92です(収益性スコア1.74・還元スコア1.36との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2696円(利回り4.08%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 2820円(利回り3.90%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 2161円(利回り5.09%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 6548円(利回り1.68%) |
いまの株価は2820円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価は2820円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 81.3)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは81.3点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、3年連続増配、利回り4%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。
連続増配は3年、非減配は3年です。2023年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
中西製作所の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.08%で、過去5年平均の3.90%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また3年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約31%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2023年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

