5929 三和ホールディングス
中立- 配当利回り
- 3.88%
- 配当性向
- 46%
- DOE
- 7.87%
- 総合スコア
- 100.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 5929 |
| 業種 | 金属製品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.88% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 130.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 100.0 |
| 連続増配 | 5年 |
| 非減配 | 16年 |
| 配当性向 | 46.16% |
| PER / PBR | 12.60 / 2.14 |
| ROE | 17.71% |
| DOE(株主資本配当率) | 7.87%(業種中央値 1.78%) |
三和ホールディングスは金属製品業種に属し、決算期は3月です。2026年3月期のEPS(1株当たり利益)は281.61円、BPS(1株当たり純資産)は1660.39円で、時価総額は約7,771億円になります。ROEは17.71%と業種中央値の5.35%を大きく上回り、営業利益率も11.97%で中央値5.29%の2倍を超えました。自己資本比率は64.07%、フリーキャッシュフローは約435億円です。売上高成長率は-0.25%と横ばいで、EPSは前期から6.42%伸びています。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 6.32% | 3.93% | 2.22% |
| 3年 | 4.67% | 3.42% | 2.22% |
| 1年 | 4.39% | 3.73% | 3.08% |
| 現在 | 3.88% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 25.00円 | 33.51% | 75円 |
| 18/03 | 30.00円 | 37.05% | 81円 |
| 19/03 | 32.00円 | 34.43% | 93円 |
| 20/03 | 34.00円 | 35.00% | 97円 |
| 21/03 | 34.00円 | 35.34% | 96円 |
| 22/03 | 36.00円 | 34.82% | 103円 |
| 23/03 | 58.00円 | 38.74% | 150円 |
| 24/03 | 78.00円 | 39.79% | 196円 |
| 25/03 | 106.00円 | 40.06% | 265円 |
| 26/03 | 130.00円 | 46.16% | 282円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは7.87%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は1.78%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
折れ線は月ごとの配当利回りで、水準線は5年間の最高・平均・最低を表します。2025年1月の2.32%を底に、2026年は3%台後半から4%台で推移しました。いまの3.88%は5年平均の3.93%とほぼ同じ位置です。
5年・3年・1年それぞれの最高・平均・最低を並べた棒グラフです。平均は5年が3.93%、3年が3.42%、1年が3.73%で、3年平均がもっとも低くなっています。いまの3.88%は1年の最高4.39%と最低3.08%のあいだに収まります。
年度ごとの1株当たり配当を、株式分割を調整して並べた棒グラフです。2022年度の36円から58円、78円、106円、130円と、2023年度以降は毎年大きく伸びました。2009年と2010年に減配した年があり、最後の減配は2010年です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは3.88%です。5年平均の3.93%とほぼ並び、5年間の最高は6.32%、最低は2.22%でした。1株当たり配当は2022年度の36円から2026年度には130円へ伸び、5年連続で増配しています。非減配は16年続き、最後の減配は2010年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
DOE(株主資本配当率)は7.87%で、業種中央値1.78%と全国目安の2〜4%をどちらも上回ります。DOEは純資産に対する配当の割合で、利益が振れても配当を保ちやすいかを測る物差しです。配当性向は46.16%で、利益の半分弱を配当に回している計算になります。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 17.71% |
| ROA | 10.91% |
| DOE | 7.87% |
| 自己資本比率 | 64.07% |
| EPS / BPS | 282 / 1660 |
| 収益性スコア | 2.91 |
| 還元スコア | 2.71 |
| 割安スコア | 2.44 |
収益性は業種水準を明確に超えています。ROEは17.71%(中央値5.35%)、ROAは10.91%(中央値3.45%)、営業利益率は11.97%(中央値5.29%)です。自己資本比率64.07%は財務の厚みを示し、フリーキャッシュフローは約435億円のプラスでした。
EPSは2012年度の13.72円から2026年度の281.63円まで積み上がり、配当性向は2013年度以降30%台から40%台で推移してきました。2026年度は46.16%に上がっており、配当の伸びが利益の伸びを上回る局面です。売上高成長率が-0.25%と足踏みしているため、あなたが見るべきは増益の持続力になります。
4. 割安度
PERは12.6倍で、業種中央値の11.0倍をやや上回ります。PBRは2.14倍で、中央値0.57倍の約3.7倍です。ROEの高さが、この水準のPBRを支えています。
配当利回りは3.88%で、5年平均3.93%を少し下回ります。自社利回り比は0.99で、過去平均とほぼ同じ位置です。スコア上の割安度は2.435で、判定は中立でした。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 3631円(利回り3.88%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 3588円(利回り3.93%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 2231円(利回り6.32%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 6351円(利回り2.22%) |
いまの株価は3588円(5年平均利回り水準)と6351円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約1.2%下がる計算です。
線は、配当利回りが過去5年の水準に戻る株価を示します。年間配当141円を基準にすると、5年平均利回りに戻る株価は3,588円で、現在の3,631円はそれより1.2%高い位置です。5年最高利回りの水準は2,231円、5年最低利回りの水準は6,351円になります。売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 100.0)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 5年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
判定は中立です。ROE10%以上、5年連続増配、利回り3%以上、DOEが2%以上かつ業種平均以上と、加点要素は4つ揃いました。一方で利回りは自社の5年平均をわずかに下回っており、割安感は乏しいというのが判定根拠です。注意項目はなく、異常値も検出されていません。
配当は2010年を最後に減らしておらず、非減配は16年、増配は5年続いています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
配当の伸びが速い分、配当性向は2025年度の40.06%から2026年度に46.16%へ上がりました。今後は利益の伸びが配当の伸びに追いつくかを、私なら毎期の決算で確かめます。売買の判断は、ご自身の目的と許容できる値動きに照らして決めてください。
6. よくある質問
三和ホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.88%で、過去5年平均の3.93%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
5年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また16年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約46%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2010年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

