5589 オートサーバー
中立- 配当利回り
- 2.24%
- 配当性向
- 32%
- DOE
- 3.64%
- 総合スコア
- 79.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 5589 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.24% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 66.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 79.0 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 2年 |
| 配当性向 | 31.62% |
| PER / PBR | 12.00 / 1.38 |
| ROE | 11.98% |
| DOE(株主資本配当率) | 3.64%(業種中央値 4.34%) |
オートサーバーは情報・通信業に属する12月決算の企業です。時価総額は約181億円で、東証の中では小さめの部類に入ります。
稼ぐ力は数字にはっきり出ています。営業利益率は36.9%、ROEは11.98%、ROAは7.37%です。業種中央値は営業利益率が8.5%、ROEが11.13%、ROAが6.68%ですから、特に営業利益率の差が目立ちます。
財務の土台も厚めです。自己資本比率は64.15%、フリーキャッシュフローは約21.5億円でした。直近の売上成長率は2.79%、EPS成長率は-5.32%で、売上は伸びたものの1株利益はやや減っています。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.47% | 3.14% | 2.20% |
| 3年 | 4.47% | 3.13% | 2.20% |
| 1年 | 2.71% | 2.49% | 2.20% |
| 現在 | 2.24% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 23/12 | 61.00円 | 30.59% | 199円 |
| 24/12 | 66.00円 | 29.94% | 220円 |
| 25/12 | 66.00円 | 31.62% | 209円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは3.64%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
月ごとの配当利回りを折れ線にし、5年の最高・平均・最低を水準線で重ねたグラフです。線が平均より下にあるほど、株価に対して利回りが薄いことを示します。オートサーバーは2024年末の3.87%から2025年3月に2.99%へ下がり、その後は2%台で推移して、いまは2.24%です。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小の利回りを棒で並べたグラフです。期間が短いほど、直近の水準を映します。5年平均は3.14%、1年平均は2.49%で、現在の2.24%は1年の最小2.2%に近い位置にあります。
年度ごとの1株配当を、株式分割を調整した値で並べたグラフです。棒が右へ向けて低くならないかを確認します。2023年は61円、2024年と2025年は66円で、2024年に増えたあとは横ばいです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは2.24%です。5年平均は3.14%、5年最高は4.47%、5年最低は2.2%。現在値は5年レンジの下端に近い位置にあります。直近1年の平均は2.49%でした。
1株配当(分割調整済み)は2023年が61円、2024年と2025年が66円です。増配は連続しておらず、減配もありません。減配なしの年数は2年で、データが取れる期間は3年分です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
DOE(株主資本配当率。純資産に対して配当をどれだけ出しているかを示し、減配しにくさの目安になります)は3.64%です。業種中央値は4.34%で、全国的な目安の2〜4%には収まっています。配当性向は31.62%と、利益の3割ほどを配当に回している計算です。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 11.98% |
| ROA | 7.37% |
| DOE | 3.64% |
| 自己資本比率 | 64.15% |
| EPS / BPS | 209 / 1811 |
| 収益性スコア | 2.17 |
| 還元スコア | 0.92 |
| 割安スコア | 0.75 |
ROEは11.98%で、業種中央値の11.13%をわずかに上回ります。ROAは7.37%(中央値6.68%)です。営業利益率は36.9%に対し中央値は8.5%で、本業の利益の厚みは業種の中でも際立っています。
自己資本比率は64.15%です。借入への依存が小さく、フリーキャッシュフローも約21.5億円あります。配当の原資は手元で確保できている形です。
1株利益(EPS)は2023年が199.41円、2024年が220.44円、2025年が208.73円と推移しました。2025年は前年から下がっていますが、配当性向は2024年の29.94%から31.62%へ小幅に上がった程度です。売上成長率は2.79%でした。
4. 割安度
PERは12.0倍で、業種中央値の15.85倍を下回ります。PBRは1.38倍で、中央値の1.87倍より低い水準です。指標だけを並べると、業種の目安より低い側にあります。
配当利回りで見ると見え方が変わります。現在の2.24%は5年平均3.14%の約0.71倍で、自社の過去水準より低い利回りです。株価が上がった分だけ、同じ配当でも利回りが薄くなっています。
スコアでは収益性が2.173、還元が0.92、割安度が0.749でした。収益性の高さが全体を支え、利回り面は平均を下回っています。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2940円(利回り2.24%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 2102円(利回り3.14%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1476円(利回り4.47%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 3000円(利回り2.20%) |
いまの株価は2102円(5年平均利回り水準)と3000円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約28.5%下がる計算です。
5年平均利回り(3.14%)と5年最低利回り(2.2%)に相当する株価を、実際の株価の折れ線に重ねたグラフです。年間配当66円から逆算しており、売買を推奨する線ではありません。5年平均利回りの水準は約2102円、5年最低利回りの水準は3000円で、現在の株価2940円は3000円の水準に近い位置にあります。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 79.0)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
総合スコアは79.0点、判定は中立(割安度区分では中立)です。ROE10%以上の高収益が加点要素で、注意事項はありません。判定根拠は「自社平均より低利回り」と「ROE10%以上の高収益」の2点に整理できます。
収益性と財務は業種中央値を上回り、DOEは3.64%で減配しにくい水準にあります。一方、利回りは2.24%と5年平均を下回り、増配の連続記録もまだありません。
配当履歴は3年分で、減配なしは2年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値は検出されていません。本記事は売買を推奨するものではありません。
6. よくある質問
オートサーバーの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.24%で、過去5年平均の3.14%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約32%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

