【高配当】オービーシステム(5576)配当分析|利回り3.61%・2年連続増配

5576 オービーシステム

中立
配当利回り
3.61%
配当性向
41%
DOE
4.29%
総合スコア
61.8pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード5576
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)3.61%
1株配当(最新期・分割調整済)105.00円
総合判定中立
総合スコア61.8
連続増配2年
非減配2年
配当性向40.57%
PER / PBR9.70 / 1.02
ROE11.09%
DOE(株主資本配当率)4.29%(業種中央値 4.34%)

オービーシステムは情報・通信業に属し、決算期は3月です。時価総額は約59億円と小ぶりで、PERは9.7倍、PBRは1.02倍。業種中央値のPER15.85倍、PBR1.87倍と並べると、数字の上では控えめな評価に収まっています。

足元の成長は力強く、売上高成長率は12.64%、EPS成長率は22.91%でした。EPSは2024年度の193.0円から2025年度に210.58円、2026年度に258.81円へ積み上がっています。

自己資本比率は74.78%と厚く、ROEは11.09%、ROAは7.87%、営業利益率は7.77%です。フリーキャッシュフローは約4億7,555万円のプラスでした。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年5.53%3.89%1.79%
3年5.53%3.92%2.75%
1年4.64%4.00%3.47%
現在3.61%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
24/0370.00円36.27%193円
25/0380.00円37.99%211円
26/03105.00円40.57%259円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは4.29%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 5年最大 5.53 5年平均 3.89 5年最小 1.79 23/06 24/02 24/10 25/06 26/02 26/10 3.61

月ごとの配当利回りを線で結び、5年の最高・平均・最低を水準線で重ねた図です。線が平均線の上にあれば平均より利回りが高い時期、下にあれば低い時期を示します。この銘柄の現在値は3.61%で、5年平均3.89%をやや下回り、最高5.53%とは開きがあります。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年 最大: 5.53 5.53 5年 平均: 3.89 3.89 5年 最小: 1.79 1.79 5年 3年 最大: 5.53 5.53 3年 平均: 3.92 3.92 3年 最小: 2.75 2.75 3年 1年 最大: 4.64 4.64 1年 平均: 4.00 4.00 1年 最小: 3.47 3.47 1年 現在 3.61 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小利回りを棒で並べた図です。期間ごとに利回りの幅がどう違うかを見比べられます。この銘柄は1年の平均が4.00%、5年平均が3.89%で、直近1年のほうが少し高めでした。現在値3.61%は1年の最小3.47%に近い位置です。

0.00 50.00 100.00 150.00 2024 2024年 70.00円 2025 2025年 80.00円 2026 2026年 105.00円

年度ごとの1株配当を、株式分割を調整したうえで棒にした図です。棒が右へ向かって伸びていれば増配が続いています。この銘柄は2024年度70円、2025年度80円、2026年度105円と、3年間で毎年増えました。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.61%です。5年平均は3.89%、5年最高は5.53%、5年最低は1.79%。直近1年に絞ると平均4.00%、最高4.64%、最低3.47%で、現在値は1年間の最低水準をわずかに下回っています。

分割調整済みの1株配当は、2024年度70円、2025年度80円、2026年度105円と上がってきました。連続増配は2年、非減配も2年で、減配した年は記録にありません。ただし対象は3年分にとどまります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

配当性向は40.57%。2024年度の36.27%、2025年度の37.99%から少しずつ上がっていますが、利益の6割は社内に残っています。

DOE(自己資本配当率。純資産に対して配当をどれだけ払っているかを示す指標で、減配しにくさの目安になります)は4.29%でした。業種中央値4.34%とほぼ同じ水準で、全国目安の2〜4%を少し上回ります。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE11.09%
ROA7.87%
DOE4.29%
自己資本比率74.78%
EPS / BPS259 / 2450
収益性スコア1.03
還元スコア0.99
割安スコア0.58

ROEは11.09%で、業種中央値11.13%とほぼ並びます。ROAは7.87%と中央値6.68%を上回り、資産の使い方は効率的です。営業利益率は7.77%で、中央値8.50%にはわずかに届きません。

自己資本比率は74.78%。負債に頼らない財務体質で、配当を続けるための土台はしっかりしています。フリーキャッシュフローも約4億7,555万円の黒字です。

EPSは3期連続で伸び、2026年度は258.81円。配当性向40.57%に対してEPSの伸びが先行しているため、増配の余地を数字が支えています。BPSは2,450.13円でした。

4. 割安度

PERは9.7倍で業種中央値の15.85倍を下回り、PBRも1.02倍と中央値1.87倍より低い水準です。利益や純資産に対する株価の評価は、業種の中では低めに位置します。

利回りで見ると、現在の3.61%は5年平均3.89%を下回っています。5年間のレンジは1.79%から5.53%で、現在値は中ほどです。自社の平均と比べた利回り比は0.93でした。

株価は2023年10月の1,737円から、2026年10月の3,185円まで上がりました。株価の上昇が利回りを薄めた形で、増配が一部を補っています。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3185円(利回り3.61%)
5年平均利回りに戻る株価2956円(利回り3.89%)
5年最高利回り時の株価2080円(利回り5.53%)
5年最低利回り時の株価6425円(利回り1.79%)

いまの株価は2956円(5年平均利回り水準)と6425円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約7.2%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 5年最低利回り水準 6,425 5年平均利回り水準 2,956 5年最高利回り水準 2,080 23/06 24/02 24/10 25/06 26/02 26/10 3,185

株価と、過去の利回り水準から逆算した株価の目安線を重ねた図です。5年平均利回りに戻る株価は2,956円、5年最低利回りに戻る株価は6,425円でした。現在の株価3,185円は、この2本の線のあいだに入っています。売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 61.8)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 利回り3%以上

総合スコアは61.8点、判定は中立です。収益性スコアが1.03、還元スコアが0.994、割安スコアが0.58。収益性は基準をやや上回り、還元は基準並み、割安度は基準を下回りました。

加点要因はROE10%以上の高収益と、利回り3%以上の2点です。注意事項として挙がった項目はなく、異常値も検出されていません。一方で、現在の利回りが自社平均より低い点が割安スコアを押し下げています。

連続増配は2年、減配なしの期間も2年ですが、集計できた期間は3年分です。長期の実績は限られるため、今後の決算ごとに配当方針を確かめていくことになります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

6. よくある質問

オービーシステムの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.61%で、過去5年平均の3.89%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また2年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約41%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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