5301 東海カーボン
中立- 配当利回り
- 1.72%
- 配当性向
- 32%
- DOE
- 2.01%
- 総合スコア
- 46.1pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
東海カーボン(5301)はガラス・土石製品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 5301 |
| 業種 | ガラス・土石製品 |
| 配当利回り(株価ベース) | 1.72% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 30.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 46.1 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 1年 |
| 配当性向 | 31.90% |
| PER / PBR | 10.30 / 0.65 |
| ROE | 5.93% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.01%(業種中央値 2.40%) |
東海カーボンはガラス・土石製品に属する中型株で、時価総額は約2,179億円です。直近本決算のROEは5.93%で、ガラス・土石製品の中央値7.56%を下回ります。営業利益率は8.00%で、ガラス・土石製品の中央値8.31%を下回ります。自己資本比率は53.14%、フリーキャッシュフローは約48.2億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2011年12月期の29円から2025年12月期の94円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.22% | 3.15% | 1.47% |
| 3年 | 4.22% | 3.14% | 1.47% |
| 1年 | 3.90% | 2.70% | 1.47% |
| 現在 | 1.72% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/12 | 6.00円 | —% | —円 |
| 17/12 | 12.00円 | 20.72% | 58円 |
| 18/12 | 24.00円 | 6.97% | 344円 |
| 19/12 | 27.00円 | 31.98% | 84円 |
| 20/12 | 30.00円 | —% | —円 |
| 21/12 | 30.00円 | 39.71% | 76円 |
| 22/12 | 30.00円 | 28.53% | 105円 |
| 23/12 | 36.00円 | 30.14% | 119円 |
| 24/12 | 30.00円 | —% | —円 |
| 25/12 | 30.00円 | 31.90% | 94円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.01%(業種中央値は2.40%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
いまの利回りは1.72%で、5年平均の3.15%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.22%でした。
直近1年の平均利回り(2.70%)は5年平均(3.15%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
2024年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは1.72%です。5年平均の3.15%/直近1年平均の2.70%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.47%〜4.22%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2000年12月期5円、2001年12月期5円、2002年12月期5円、2003年12月期5円、2004年12月期5円、2005年12月期6円、2006年12月期7円、2007年12月期9円、2008年12月期10円、2009年12月期8円、2010年12月期8円、2011年12月期8円、2012年12月期7円、2013年12月期6円、2014年12月期6円、2015年12月期6円、2016年12月期6円、2017年12月期12円、2018年12月期24円、2019年12月期27円、2020年12月期30円、2021年12月期30円、2022年12月期30円、2023年12月期36円、2024年12月期30円、2025年12月期30円と推移しました。連続増配は0年、非減配は1年です。直近の減配は2024年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.01%です。ガラス・土石製品の中央値2.40%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は31.90%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 5.93% |
| ROA | 3.02% |
| DOE | 2.01% |
| 自己資本比率 | 53.14% |
| EPS / BPS | 94 / 1491 |
| 収益性スコア | 0.79 |
| 還元スコア | 0.92 |
| 割安スコア | 0.70 |
売上高成長率は-7.76%、EPS成長率は13.59%です。EPSは2011年12月期29円、2012年12月期9円、2013年12月期6円、2014年12月期12円、2015年12月期12円、2017年12月期58円、2018年12月期344円、2019年12月期84円、2021年12月期76円、2022年12月期105円、2023年12月期119円、2025年12月期94円と推移しました。ROEは5.93%で、ガラス・土石製品の中央値7.56%を下回ります。ROAは3.02%で、ガラス・土石製品の中央値4.90%を下回ります。営業利益率は8.00%で、ガラス・土石製品の中央値8.31%を下回ります。自己資本比率は53.14%、フリーキャッシュフローは約48.2億円のプラスです。
4. 割安度
PERは10.30倍、PBRは0.65倍です。PBRはガラス・土石製品の中央値0.88倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.55倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.70です(収益性スコア0.79・還元スコア0.92との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性が業種平均未満/自社平均より低利回り」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 2035円(利回り1.72%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1111円(利回り3.15%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 829円(利回り4.22%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 2381円(利回り1.47%) |
いまの株価は1111円(5年平均利回り水準)と2381円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約45.4%下がる計算です。
株価は1111円(5年平均利回り水準)と2381円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 46.1)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性が業種平均未満/自社平均より低利回り
△ 直近3年内に減配
総合スコアは46.1点、判定は「中立」です。注意点は「直近3年内に減配」です。
連続増配は0年、非減配は1年です。2024年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
東海カーボンの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは1.72%で、過去5年平均の3.15%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約32%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2024年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

