【高配当】ベルテクスコーポレーション(5290)配当分析|利回り2.78%・4年連続増配

5290 ベルテクスコーポレーション

中立
配当利回り
2.78%
配当性向
17%
DOE
3.94%
総合スコア
85.6pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ベルテクスコーポレーション(5290)はガラス・土石製品の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード5290
業種ガラス・土石製品
配当利回り(株価ベース)2.78%
1株配当(最新期・分割調整済)35.00円
総合判定中立
総合スコア85.6
連続増配4年
非減配6年
配当性向16.83%
PER / PBR9.50 / 2.21
ROE25.48%
DOE(株主資本配当率)3.94%(業種中央値 2.40%)

ベルテクスコーポレーションはガラス・土石製品の中型株です。時価総額は約1,085億円。直近本決算のROEは25.48%で、ガラス・土石製品の中央値7.56%を上回ります。営業利益率は15.17%で、ガラス・土石製品の中央値8.31%を上回ります。自己資本比率は67.29%、フリーキャッシュフローは約22.0億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2020年3月期の44円から2026年3月期の208円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年4.31%2.87%1.67%
3年4.31%2.90%1.67%
1年3.10%2.49%1.67%
現在2.78%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
19/0311.67円—%—円
20/0310.00円22.90%44円
21/0313.33円21.01%63円
22/0313.33円16.57%80円
23/0315.00円21.30%70円
24/0320.00円27.80%72円
25/0330.00円31.48%95円
26/0335.00円16.83%208円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.94%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.40%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年最大 4.31 5年平均 2.87 5年最小 1.67 21/10 22/10 23/10 24/10 25/10 26/10 2.78

いまの利回りは2.78%で、5年平均の2.87%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.31%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年 最大: 4.31 4.31 5年 平均: 2.87 2.87 5年 最小: 1.67 1.67 5年 3年 最大: 4.31 4.31 3年 平均: 2.90 2.90 3年 最小: 1.67 1.67 3年 1年 最大: 3.10 3.10 1年 平均: 2.49 2.49 1年 最小: 1.67 1.67 1年 現在 2.78 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(2.49%)は5年平均(2.87%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 2019 2019年 11.67円 2020 2020年 10.00円 2021 2021年 13.33円 2022 2022年 13.33円 2023 2023年 15.00円 2024 2024年 20.00円 2025 2025年 30.00円 2026 2026年 35.00円

4年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは2.78%です。5年平均の2.87%/直近1年平均の2.49%と近い水準です。過去5年のレンジは1.67%〜4.31%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2019年3月期12円、2020年3月期10円、2021年3月期13円、2022年3月期13円、2023年3月期15円、2024年3月期20円、2025年3月期30円、2026年3月期35円と推移しました。連続増配は4年、非減配は6年です。直近の減配は2020年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は3.94%です。ガラス・土石製品の中央値2.40%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は16.83%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE25.48%
ROA15.62%
DOE3.94%
自己資本比率67.29%
EPS / BPS208 / 894
収益性スコア2.79
還元スコア1.10
割安スコア1.55

売上高成長率は19.53%、EPS成長率は118.21%です。直近の業績は伸びています。EPSは2020年3月期44円、2021年3月期63円、2022年3月期80円、2023年3月期70円、2024年3月期72円、2025年3月期95円、2026年3月期208円と推移しました。ROEは25.48%で、ガラス・土石製品の中央値7.56%を上回ります。ROAは15.62%で、ガラス・土石製品の中央値4.90%を上回ります。営業利益率は15.17%で、ガラス・土石製品の中央値8.31%を上回ります。自己資本比率は67.29%、フリーキャッシュフローは約22.0億円のプラスです。

4. 割安度

PERは9.50倍、PBRは2.21倍です。PBRはガラス・土石製品の中央値0.88倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.97倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.55です(収益性スコア2.79・還元スコア1.10との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1258円(利回り2.78%)
5年平均利回りに戻る株価1220円(利回り2.87%)
5年最高利回り時の株価812円(利回り4.31%)
5年最低利回り時の株価2096円(利回り1.67%)

いまの株価は1220円(5年平均利回り水準)と2096円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約3.1%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 5年最低利回り水準 2,096 5年平均利回り水準 1,220 5年最高利回り水準 812 21/10 22/10 23/10 24/10 25/10 26/10 1,258

株価は1220円(5年平均利回り水準)と2096円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 85.6)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは85.6点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、3年連続増配、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は4年、非減配は6年です。2020年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

ベルテクスコーポレーションの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.78%で、過去5年平均の2.87%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また6年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約17%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2020年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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