4765 SBIグローバルアセットマネジメント
- 配当利回り
- 3.75%
- 配当性向
- 80%
- DOE
- 8.65%
- 総合スコア
- 74.6pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4765 |
| 業種 | サービス業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.75% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 22.75円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 74.6 |
| 連続増配 | 20年 |
| 非減配 | 22年 |
| 配当性向 | 80.39% |
| PER / PBR | 20.60 / 2.47 |
| ROE | 10.72% |
| DOE(株主資本配当率) | 8.65%(業種中央値 3.88%) |
SBIグローバルアセットマネジメントはサービス業に属し、決算期は3月です。時価総額は約805億円で、収益面ではROE10.72%、営業利益率18.50%と、サービス業の中央値(ROE8.57%、営業利益率6.46%)を上回っています。自己資本比率は79.06%と高く、財務の土台は厚めです。配当は2003年度の0.38円から2026年度の22.75円まで積み上がっており、配当の歴史を追う価値のある銘柄です。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.61% | 4.10% | 3.00% |
| 3年 | 4.58% | 3.80% | 3.00% |
| 1年 | 4.27% | 3.93% | 3.62% |
| 現在 | 3.75% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 8.50円 | 67.68% | 13円 |
| 18/03 | 11.00円 | 81.85% | 13円 |
| 19/03 | 14.00円 | 94.98% | 15円 |
| 20/03 | 15.00円 | 101.01% | 15円 |
| 21/03 | 16.00円 | 104.30% | 15円 |
| 22/03 | 17.00円 | 104.81% | 16円 |
| 23/03 | 21.00円 | 34.60% | 61円 |
| 24/03 | 21.50円 | 121.33% | 18円 |
| 25/03 | 22.00円 | 119.76% | 18円 |
| 26/03 | 22.75円 | 80.39% | 28円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは8.65%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
月ごとの配当利回りの推移を折れ線で示し、5年の最大・平均・最小を水準線で重ねたグラフです。この銘柄の利回りは2022年12月の5.34%付近から低下し、2024年2月に3.00%まで下がりました。直近の2026年9月は3.75%で、5年平均の4.10%を下回っています。
5年・3年・1年それぞれの利回りの最大、平均、最小を棒で並べたグラフです。平均は5年で4.10%、3年で3.80%、1年で3.93%でした。現在の3.75%は、1年の最小3.62%と最大4.27%のあいだに収まっています。
年度ごとの1株配当を、株式分割を調整した値で示す棒グラフです。2017年度の8.5円から2026年度の22.75円まで、棒が毎年伸びています。2022年度の17.0円から2023年度の21.0円への上昇が最大の伸びで、その後は21.5円、22.0円、22.75円と伸びが小さくなりました。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
現在の配当利回りは3.75%で、5年平均の4.10%よりやや低い水準にあります。5年間の最高は5.61%、最低は3.00%でした。配当は20年連続で増え、減配なしの期間は22年に及びます。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配しにくさを測るDOE(株主資本配当率)は8.65%で、サービス業の中央値3.88%、全国目安の2〜4%を大きく上回ります。純資産に対して配当に回している割合が高いことを示す数字です。一方で配当性向は2026年度に80.39%となり、前年度の119.76%から39.4ポイント下がりました。この急変は異常値として検知されています。2023年度はEPSが60.69円と突出して配当性向が34.6%に下がっており、年度ごとの振れ幅が大きい点は押さえておきたいところです。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 10.72% |
| ROA | 5.80% |
| DOE | 8.65% |
| 自己資本比率 | 79.06% |
| EPS / BPS | 28 / 236 |
| 収益性スコア | 1.82 |
| 還元スコア | 1.31 |
| 割安スコア | 1.43 |
ROEは10.72%、ROAは5.80%で、業種中央値の8.57%、4.31%をそれぞれ上回ります。営業利益率は18.50%と中央値6.46%の約3倍です。自己資本比率は79.06%、フリーキャッシュフローは約17.7億円で、売上高成長率は1.41%でした。
EPSは2025年度の18.37円から2026年度は28.30円へ上がりました。ただ配当性向に目を向けると、2020年度から2022年度は100%を超え、2024年度は121.33%、2025年度は119.76%でした。利益を上回る配当を出した年度が複数あり、2026年度の80.39%でも余裕が大きいとは言えません。
4. 割安度
PERは20.6倍で業種中央値の15.9倍より高く、PBRも2.47倍と中央値1.57倍を上回っています。配当利回りの面では、現在の3.75%が5年平均4.10%に対して0.91倍の水準です。3年平均は3.80%、1年平均は3.93%で、現在値は3つの期間平均をいずれも下回ります。
割安スコアは1.433でした。指標の上では業種の中央値より高い評価を受けている銘柄です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 620円(利回り3.75%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 567円(利回り4.10%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 414円(利回り5.61%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 775円(利回り3.00%) |
いまの株価は567円(5年平均利回り水準)と775円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約8.5%下がる計算です。
年間配当23.25円を、5年の利回り水準で割り戻した株価を線で示したグラフです。5年平均利回り4.10%に戻る株価は567.1円、5年最低利回り3.00%に対応する株価は775.0円、5年最高利回り5.61%に対応する株価は414.4円です。現在の株価620.0円は567.1円と775.0円のあいだにあります。なお、売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 74.6)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
配当性向80%超
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは74.6点で、判定は「対象外」(内部区分は除外)です。理由は配当性向80%超という条件に該当したためで、2026年度の配当性向は80.39%でした。
加点要素は3つあります。ROE10%以上の高収益、10年連続増配、そしてDOE2%以上かつ業種平均以上の還元姿勢です。実際に20年連続増配、減配なし22年という記録は、減配しない姿勢を数字で示しています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
気になるのは、配当性向が前年比で39.4ポイント急変している点です。2024年度と2025年度は配当性向が100%を超えており、利益に対する配当の水準が年度で大きく動いています。あなたが配当の持続性を見るなら、EPSと配当性向の推移を併せて確認してください。
6. よくある質問
SBIグローバルアセットマネジメントの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.75%で、過去5年平均の4.10%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
20年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また22年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約80%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

