4676 フジ・メディア・ホールディングス
- 配当利回り
- 5.07%
- 配当性向
- 28%
- DOE
- 3.62%
- 総合スコア
- 0.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4676 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 5.07% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 125.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 0.0 |
| 連続増配 | 2年 |
| 非減配 | 2年 |
| 配当性向 | 28.36% |
| PER / PBR | 121.60 / 1.04 |
| ROE | 0.93% |
| DOE(株主資本配当率) | 3.62%(業種中央値 4.34%) |
フジ・メディア・ホールディングス(4676)は、情報・通信業に属するメディア持株会社です。決算は3月期で、2026年3月期の売上高成長率は0.2%とほぼ横ばいでした。
時価総額は約6,756億円。自己資本比率は38.3%で、PBRは1.04倍です。業種中央値のPBR 1.87倍と比べると、純資産の近くで値が付いています。
一方で収益面は重い数字が並びます。営業利益率は-1.6%、ROEは0.9%、1株当たり利益(EPS)は32.85円です。配当を受け取る立場からは、利益水準を毎期確認したい銘柄です。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 5.67% | 3.99% | 1.83% |
| 3年 | 5.54% | 3.64% | 1.83% |
| 1年 | 5.54% | 4.38% | 3.15% |
| 現在 | 5.07% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 40.00円 | 33.76% | 118円 |
| 18/03 | 40.00円 | 37.11% | 108円 |
| 19/03 | 44.00円 | 43.12% | 102円 |
| 20/03 | 44.00円 | 24.66% | 178円 |
| 21/03 | 36.00円 | 81.25% | 44円 |
| 22/03 | 38.00円 | 33.97% | 112円 |
| 23/03 | 50.00円 | 23.73% | 211円 |
| 24/03 | 48.00円 | 28.36% | 169円 |
| 25/03 | 50.00円 | —% | —円 |
| 26/03 | 125.00円 | —% | —円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは3.62%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
月ごとの配当利回りを折れ線で示し、5年の最高・平均・最小を水準線にしています。線が高いほど、その月の株価が配当に対して低かったことを表します。いまの5.07%は5年平均3.99%より上で、5年最高5.67%の少し下です。2026年4月に5.32%へ跳ね上がったのは、配当予想の増額が反映された時期にあたります。
5年・3年・1年のそれぞれについて、最大・平均・最小の利回りを棒で並べています。期間が短いほど、最近の水準が見えます。直近1年の平均は4.38%で、5年平均の3.99%、3年平均の3.64%より高めです。1年の最小も3.15%と、3年・5年の最小1.83%より高い位置にあります。
年度ごとの1株配当を、株式分割を調整した値で並べた棒グラフです。棒が右上がりなら増配が続いています。この銘柄は2019年と2020年の44円から2021年に36円へ下がり、2024年にも48円へ減っています。2026年は125円で、直近10年では最も高い棒です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは5.07%です。5年平均の3.99%を上回り、5年間の最高5.67%に近い位置にあります。直近1年の平均は4.38%でした。
分割調整後の1株配当は、2025年の50円から2026年に125円へ増えました。2年連続で増配となっています。ただし直近の減配は2024年で、26年分の配当履歴の中には減配の年が複数あります。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
配当性向は直近の算出年で28.4%と低めです。配当を支える余力は利益の側から見ると残っています。ただし2026年の配当額は利益の水準から見て大きく増えており、今後の維持は決算で確かめたい点です。
DOE(株主資本配当率)は3.62%。株主資本に対して毎年どれだけ配当を出すかを示す指標で、減配のしにくさの目安になります。業種中央値の4.34%を下回り、全国目安の2〜4%の範囲に収まっています。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 0.93% |
| ROA | 0.44% |
| DOE | 3.62% |
| 自己資本比率 | 38.33% |
| EPS / BPS | 33 / 3838 |
| 収益性スコア | -0.01 |
| 還元スコア | 0.89 |
| 割安スコア | 4.20 |
利益の数字は弱い状態です。営業利益率は-1.6%で、業種中央値8.5%を大きく下回ります。ROEは0.9%(中央値11.1%)、ROAは0.4%(中央値6.7%)でした。
EPS成長率は-19.7%で、EPSは32.85円。PERは121.6倍と、業種中央値15.5倍から大きく離れています。利益が小さいために、PERだけが膨らんで見える状態です。
財務の土台は厚めです。自己資本比率は38.3%あります。ただしフリーキャッシュフローは約-2.2億円のマイナスで、配当を営業で稼いだ現金だけでは賄えていません。
配当性向は2021年に81.3%まで上がった年があり、EPSが44.31円に落ち込んだ年でした。利益が振れると配当性向も動く点は、過去の数字に残っています。
4. 割安度
株価純資産倍率(PBR)は1.04倍。業種中央値の1.87倍より低く、純資産に近い水準で取引されています。
利回りで見ると、いまの5.07%は5年平均3.99%より高い位置です。5年最高は5.67%、5年最低は1.83%でした。過去の自分と比べて株価が低い側にいる、という事実は読み取れます。
PERは121.6倍で、利益ベースでは高い数字です。利回りとPBRは低い株価を示し、PERは利益の弱さを示しています。見る指標で表情が変わる銘柄です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 3946円(利回り5.07%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 5012円(利回り3.99%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 3527円(利回り5.67%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 10929円(利回り1.83%) |
いまの株価は5012円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価の推移に、利回りが5年平均に戻る株価の線を重ねています。現在株価は3,946円。利回りが5年平均3.99%になる株価は約5,013円で、現在株価はこの線より下にあります。線は過去の利回りから逆算した目安で、売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 0.0)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ 利回り4%以上
△ 直近3年内に減配
判定は「対象外」です。スコアは0.0点で、判定根拠は「FCFマイナス|加点: 利回り4%以上|注意: 直近3年内に減配」でした。
加点は利回り5.07%の高さです。一方、フリーキャッシュフローがマイナスで、直近の減配が2024年と3年以内にあります。収益性スコアも-0.012と伸びていません。
2026年の配当は125円と前年から大きく増えましたが、連続増配は2年です。この水準が続くかは、営業利益率の改善とフリーキャッシュフローの黒字化を見て判断することになります。 ※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
この判定は公開データに基づく機械的な区分であり、売買を推奨するものではありません。
6. よくある質問
フジ・メディア・ホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは5.07%で、過去5年平均の3.99%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また2年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約28%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2024年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

