4409 東邦化学工業
- 配当利回り
- 2.50%
- 配当性向
- 30%
- DOE
- 1.92%
- 総合スコア
- 47.0pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
東邦化学工業(4409)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4409 |
| 業種 | 化学 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.50% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 22.00円 |
| 総合判定 | 対象外 |
| 総合スコア | 47.0 |
| 連続増配 | 3年 |
| 非減配 | 21年 |
| 配当性向 | 30.28% |
| PER / PBR | 10.50 / 0.67 |
| ROE | 6.76% |
| DOE(株主資本配当率) | 1.92%(業種中央値 2.48%) |
東邦化学工業は化学に属する小型株で、時価総額は約163億円です。直近本決算のROEは6.76%で、化学の中央値6.49%を上回ります。営業利益率は3.89%で、化学の中央値6.83%を下回ります。自己資本比率は34.05%、フリーキャッシュフローは約-2.0億円のマイナスです。EPSは2012年3月期の8円から2026年3月期の73円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.23% | 3.37% | 2.47% |
| 3年 | 4.23% | 3.32% | 2.47% |
| 1年 | 3.16% | 2.97% | 2.47% |
| 現在 | 2.50% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 6.00円 | 40.27% | 15円 |
| 18/03 | 10.00円 | 21.39% | 47円 |
| 19/03 | 12.00円 | 13.41% | 89円 |
| 20/03 | 15.00円 | 23.21% | 65円 |
| 21/03 | 15.00円 | 31.83% | 47円 |
| 22/03 | 15.00円 | 22.93% | 65円 |
| 23/03 | 15.00円 | 32.39% | 46円 |
| 24/03 | 17.00円 | 65.41% | 26円 |
| 25/03 | 20.00円 | 27.24% | 73円 |
| 26/03 | 22.00円 | 30.28% | 73円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは1.92%と控えめです(業種中央値は2.48%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。
いまの利回りは2.50%で、5年平均の3.37%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.23%でした。
直近1年の平均利回り(2.97%)は5年平均(3.37%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
3年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは2.50%です。5年平均の3.37%/直近1年平均の2.97%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは2.47%〜4.23%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2001年3月期5円、2002年3月期5円、2003年3月期5円、2004年3月期5円、2008年3月期6円、2010年3月期6円、2011年3月期6円、2012年3月期6円、2013年3月期6円、2014年3月期6円、2015年3月期6円、2016年3月期6円、2017年3月期6円、2018年3月期10円、2019年3月期12円、2020年3月期15円、2021年3月期15円、2022年3月期15円、2023年3月期15円、2024年3月期17円、2025年3月期20円、2026年3月期22円と推移しました。連続増配は3年、非減配は21年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は1.92%です。化学の中央値2.48%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は30.28%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 6.76% |
| ROA | 2.16% |
| DOE | 1.92% |
| 自己資本比率 | 34.05% |
| EPS / BPS | 73 / 1143 |
| 収益性スコア | 0.72 |
| 還元スコア | 0.89 |
| 割安スコア | 0.81 |
売上高成長率は0.02%、EPS成長率は-1.05%です。EPSは2012年3月期8円、2013年3月期33円、2014年3月期19円、2017年3月期15円、2018年3月期47円、2019年3月期89円、2020年3月期65円、2021年3月期47円、2022年3月期65円、2023年3月期46円、2024年3月期26円、2025年3月期73円、2026年3月期73円と推移しました。ROEは6.76%で、化学の中央値6.49%を上回ります。ROAは2.16%で、化学の中央値3.94%を下回ります。営業利益率は3.89%で、化学の中央値6.83%を下回ります。自己資本比率は34.05%、フリーキャッシュフローは約-2.0億円のマイナスです。
4. 割安度
PERは10.50倍、PBRは0.67倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.74倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.81です(収益性スコア0.72・還元スコア0.89との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 880円(利回り2.50%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 653円(利回り3.37%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 520円(利回り4.23%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 891円(利回り2.47%) |
いまの株価は653円(5年平均利回り水準)と891円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約25.8%下がる計算です。
株価は653円(5年平均利回り水準)と891円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 対象外(スコア 47.0)
配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。
判定根拠:
FCFマイナス
+ 3年連続増配
総合スコアは47.0点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。3年連続増配。
連続増配は3年、非減配は21年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
東邦化学工業の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.50%で、過去5年平均の3.37%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また21年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約30%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

