【配当分析】マナック・ケミカル・パートナーズ(4360)配当分析|利回り1.50%

4360 マナック・ケミカル・パートナーズ

中立
配当利回り
1.50%
配当性向
13%
DOE
0.89%
総合スコア
41.2pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

マナック・ケミカル・パートナーズ(4360)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4360
業種化学
配当利回り(株価ベース)1.50%
1株配当(最新期・分割調整済)12.50円
総合判定中立
総合スコア41.2
連続増配0年
非減配1年
配当性向13.02%
PER / PBR10.20 / 0.71
ROE7.23%
DOE(株主資本配当率)0.89%(業種中央値 2.48%)

マナック・ケミカル・パートナーズは化学に属する小型株で、時価総額は約84.4億円です。直近本決算のROEは7.23%で、化学の中央値6.49%を上回ります。営業利益率は6.72%で、化学の中央値6.83%とほぼ同じ水準です。自己資本比率は73.85%、フリーキャッシュフローは約4.9億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2022年3月期の90円から2026年3月期の96円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年3.20%2.25%1.10%
3年3.18%2.23%1.10%
1年2.30%1.76%1.10%
現在1.50%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
22/037.50円8.29%90円
23/0315.00円14.53%103円
24/0315.00円—%—円
25/0312.50円—%—円
26/0312.50円13.02%96円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは0.89%と低めです(業種中央値は2.48%)。自己資本に対する還元は薄く、配当を最優先にはしていません。利回りが高く見えても、ここは覚えておいてください。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年最大 3.20 5年平均 2.25 5年最小 1.10 21/10 22/10 23/10 24/09 25/09 26/09 1.50

いまの利回りは1.50%で、5年平均の2.25%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は3.20%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年 最大: 3.20 3.20 5年 平均: 2.25 2.25 5年 最小: 1.10 1.10 5年 3年 最大: 3.18 3.18 3年 平均: 2.23 2.23 3年 最小: 1.10 1.10 3年 1年 最大: 2.30 2.30 1年 平均: 1.76 1.76 1年 最小: 1.10 1.10 1年 現在 1.50 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(1.76%)は5年平均(2.25%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 2022 2022年 7.50円 2023 2023年 15.00円 2024 2024年 15.00円 2025 2025年 12.50円 2026 2026年 12.50円

2025年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.50%です。5年平均の2.25%/直近1年平均の1.76%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.10%〜3.20%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2022年3月期8円、2023年3月期15円、2024年3月期15円、2025年3月期12円、2026年3月期12円と推移しました。連続増配は0年、非減配は1年です。直近の減配は2025年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は0.89%です。化学の中央値2.48%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は13.02%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE7.23%
ROA5.10%
DOE0.89%
自己資本比率73.85%
EPS / BPS96 / 1383
収益性スコア1.13
還元スコア0.40
割安スコア0.82

売上高成長率は18.15%、EPS成長率は14.07%です。直近の業績は伸びています。EPSは2022年3月期90円、2023年3月期103円、2026年3月期96円と推移しました。ROEは7.23%で、化学の中央値6.49%を上回ります。ROAは5.10%で、化学の中央値3.94%を上回ります。営業利益率は6.72%で、化学の中央値6.83%とほぼ同じ水準です。自己資本比率は73.85%、フリーキャッシュフローは約4.9億円のプラスです。

4. 割安度

PERは10.20倍、PBRは0.71倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.67倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.82です(収益性スコア1.13・還元スコア0.40との対比)。スコアリングの判定根拠は「自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価998円(利回り1.50%)
5年平均利回りに戻る株価667円(利回り2.25%)
5年最高利回り時の株価469円(利回り3.20%)
5年最低利回り時の株価1364円(利回り1.10%)

いまの株価は667円(5年平均利回り水準)と1364円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約33.2%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 5年最低利回り水準 1,364 5年平均利回り水準 667 5年最高利回り水準 469 21/10 22/10 23/10 24/09 25/09 26/09 998

株価は667円(5年平均利回り水準)と1364円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 41.2)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
自社平均より低利回り
△ DOE1%未満(還元の厚み薄い)
△ 直近3年内に減配

総合スコアは41.2点、判定は「中立」です。注意点は「DOE1%未満(還元の厚み薄い);直近3年内に減配」です。

連続増配は0年、非減配は1年です。2025年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

マナック・ケミカル・パートナーズの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.50%で、過去5年平均の2.25%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約13%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2025年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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