【高配当】応用技術(4356)配当分析|利回り2.46%・1年連続増配

4356 応用技術

割安寄り
配当利回り
2.46%
配当性向
25%
DOE
3.65%
総合スコア
66.3pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

応用技術(4356)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4356
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)2.46%
1株配当(最新期・分割調整済)40.00円
総合判定割安寄り
総合スコア66.3
連続増配1年
非減配8年
配当性向24.96%
PER / PBR11.54 / 1.69
ROE15.56%
DOE(株主資本配当率)3.65%(業種中央値 4.34%)

応用技術は情報・通信業の小型株です。時価総額は約106億円。直近本決算のROEは15.56%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は16.10%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は75.97%、フリーキャッシュフローは約13.2億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2017年12月期の21円から2025年12月期の160円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年2.97%2.00%0.72%
3年2.97%2.29%1.82%
1年2.61%2.32%1.99%
現在2.46%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/122.50円12.01%21円
18/125.00円12.64%40円
19/1210.00円12.12%83円
20/1210.00円12.03%83円
21/1220.00円32.12%62円
22/1230.00円23.26%129円
23/1230.00円23.92%125円
24/1230.00円23.61%127円
25/1240.00円24.96%160円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.65%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年最大 2.97 5年平均 2.00 5年最小 0.72 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 2.46

いまの利回りは2.46%。5年平均の2.00%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は2.97%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年 最大: 2.97 2.97 5年 平均: 2.00 2.00 5年 最小: 0.72 0.72 5年 3年 最大: 2.97 2.97 3年 平均: 2.29 2.29 3年 最小: 1.82 1.82 3年 1年 最大: 2.61 2.61 1年 平均: 2.32 2.32 1年 最小: 1.99 1.99 1年 現在 2.46 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(2.32%)が5年平均(2.00%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 2017 2017年 2.50円 2018 2018年 5.00円 2019 2019年 10.00円 2020 2020年 10.00円 2021 2021年 20.00円 2022 2022年 30.00円 2023 2023年 30.00円 2024 2024年 30.00円 2025 2025年 40.00円

派手な増配はないものの、8年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは2.46%です。5年平均の2.00%/直近1年平均の2.32%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは0.72%〜2.97%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2017年12月期2円、2018年12月期5円、2019年12月期10円、2020年12月期10円、2021年12月期20円、2022年12月期30円、2023年12月期30円、2024年12月期30円、2025年12月期40円と推移しました。連続増配は1年、非減配は8年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は3.65%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は24.96%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE15.56%
ROA11.12%
DOE3.65%
自己資本比率75.97%
EPS / BPS160 / 1095
収益性スコア1.65
還元スコア0.84
割安スコア0.81

売上高成長率は-4.90%、EPS成長率は26.08%です。EPSは2017年12月期21円、2018年12月期40円、2019年12月期83円、2020年12月期83円、2021年12月期62円、2022年12月期129円、2023年12月期125円、2024年12月期127円、2025年12月期160円と推移しました。ROEは15.56%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは11.12%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は16.10%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は75.97%、フリーキャッシュフローは約13.2億円のプラスです。

4. 割安度

PERは11.54倍、PBRは1.69倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.23倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.81です(収益性スコア1.65・還元スコア0.84との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1625円(利回り2.46%)
5年平均利回りに戻る株価2000円(利回り2.00%)
5年最高利回り時の株価1347円(利回り2.97%)
5年最低利回り時の株価5556円(利回り0.72%)

いまの株価は2000円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 2,000 4,000 6,000 5年最低利回り水準 5,556 5年平均利回り水準 2,000 5年最高利回り水準 1,347 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1,625

株価は2000円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 割安寄り(スコア 66.3)

収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り
+ ROE10%以上の高収益

総合スコアは66.3点、判定は「買い妙味あり」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。

連続増配は1年、非減配は8年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

応用技術の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.46%で、過去5年平均の2.00%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また8年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約25%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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