【高配当】ポバール興業(4247)配当分析|利回り3.04%・4年連続増配

4247 ポバール興業

中立
配当利回り
3.04%
配当性向
29%
DOE
1.79%
総合スコア
62.2pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ポバール興業(4247)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4247
業種化学
配当利回り(株価ベース)3.04%
1株配当(最新期・分割調整済)41.00円
総合判定中立
総合スコア62.2
連続増配4年
非減配4年
配当性向28.99%
PER / PBR9.30 / 0.57
ROE6.34%
DOE(株主資本配当率)1.79%(業種中央値 2.48%)

ポバール興業は化学に属する小型株で、時価総額は約34.7億円です。直近本決算のROEは6.34%で、化学の中央値6.49%とほぼ同じ水準です。営業利益率は11.69%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は83.04%、フリーキャッシュフローは約2.2億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2022年3月期の58円から2026年3月期の141円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年4.26%3.49%1.85%
3年4.02%3.35%2.61%
1年3.47%3.21%2.61%
現在3.04%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
22/0319.00円32.95%58円
23/0336.00円37.03%97円
24/0337.00円52.50%70円
25/0338.00円124.35%31円
26/0341.00円28.99%141円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは1.79%と控えめです(業種中央値は2.48%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年最大 4.26 5年平均 3.49 5年最小 1.85 22/03 23/02 24/01 24/11 25/10 26/09 3.04

いまの利回りは3.04%で、5年平均の3.49%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は4.26%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年 最大: 4.26 4.26 5年 平均: 3.49 3.49 5年 最小: 1.85 1.85 5年 3年 最大: 4.02 4.02 3年 平均: 3.35 3.35 3年 最小: 2.61 2.61 3年 1年 最大: 3.47 3.47 1年 平均: 3.21 3.21 1年 最小: 2.61 2.61 1年 現在 3.04 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.21%)は5年平均(3.49%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 2022 2022年 19.00円 2023 2023年 36.00円 2024 2024年 37.00円 2025 2025年 38.00円 2026 2026年 41.00円

4年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.04%です。5年平均の3.49%/直近1年平均の3.21%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.85%〜4.26%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2022年3月期19円、2023年3月期36円、2024年3月期37円、2025年3月期38円、2026年3月期41円と推移しました。連続増配は4年、非減配は4年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は1.79%です。化学の中央値2.48%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は28.99%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE6.34%
ROA5.12%
DOE1.79%
自己資本比率83.04%
EPS / BPS141 / 2288
収益性スコア1.33
還元スコア0.84
割安スコア0.70

売上高成長率は6.72%、EPS成長率は362.83%です。直近の業績は伸びています。EPSは2022年3月期58円、2023年3月期97円、2024年3月期70円、2025年3月期31円、2026年3月期141円と推移しました。ROEは6.34%で、化学の中央値6.49%とほぼ同じ水準です。ROAは5.12%で、化学の中央値3.94%を上回ります。営業利益率は11.69%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は83.04%、フリーキャッシュフローは約2.2億円のプラスです。

4. 割安度

PERは9.30倍、PBRは0.57倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.87倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.70です(収益性スコア1.33・還元スコア0.84との対比)。スコアリングの判定根拠は「自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1398円(利回り3.04%)
5年平均利回りに戻る株価1218円(利回り3.49%)
5年最高利回り時の株価998円(利回り4.26%)
5年最低利回り時の株価2297円(利回り1.85%)

いまの株価は1218円(5年平均利回り水準)と2297円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約12.9%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 500 1,000 1,500 2,000 2,500 5年最低利回り水準 2,297 5年平均利回り水準 1,218 5年最高利回り水準 998 22/03 23/02 24/01 24/11 25/10 26/09 1,398

株価は1218円(5年平均利回り水準)と2297円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 62.2)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
自社平均より低利回り
+ 3年連続増配
+ 利回り3%以上

総合スコアは62.2点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。3年連続増配、利回り3%以上。

連続増配は4年、非減配は4年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(配当性向が前年比-95.4pt急変)。背景とリスクを確認してください。

6. よくある質問

ポバール興業の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.04%で、過去5年平均の3.49%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約29%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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