【連続増配】南海化学(4040)配当分析|利回り1.46%・2年連続増配

4040 南海化学

中立
配当利回り
1.46%
配当性向
4%
DOE
1.17%
総合スコア
92.7pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

南海化学(4040)は化学の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4040
業種化学
配当利回り(株価ベース)1.46%
1株配当(最新期・分割調整済)60.00円
総合判定中立
総合スコア92.7
連続増配2年
非減配2年
配当性向4.36%
PER / PBR2.30 / 0.57
ROE28.22%
DOE(株主資本配当率)1.17%(業種中央値 2.48%)

南海化学は化学の小型株です。時価総額は約73.7億円。直近本決算のROEは28.22%で、化学の中央値6.49%を上回ります。営業利益率は8.07%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は57.42%、フリーキャッシュフローは約26.1億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2024年3月期の587円から2026年3月期の1376円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年3.07%1.90%0.87%
3年3.07%1.89%0.87%
1年2.33%1.83%1.43%
現在1.46%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
24/0350.00円8.52%587円
25/0355.00円10.87%506円
26/0360.00円4.36%1376円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは1.17%と控えめです(業種中央値は2.48%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年最大 3.07 5年平均 1.90 5年最小 0.87 23/04 23/12 24/08 25/05 26/01 26/09 1.46

いまの利回りは1.46%で、5年平均の1.90%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は3.07%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年 最大: 3.07 3.07 5年 平均: 1.90 1.90 5年 最小: 0.87 0.87 5年 3年 最大: 3.07 3.07 3年 平均: 1.89 1.89 3年 最小: 0.87 0.87 3年 1年 最大: 2.33 2.33 1年 平均: 1.83 1.83 1年 最小: 1.43 1.43 1年 現在 1.46 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(1.83%)は5年平均(1.90%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 2024 2024年 50.00円 2025 2025年 55.00円 2026 2026年 60.00円

年ごとの1株配当(分割調整済み)の推移です。デコボコがないか、右肩上がりかを見てください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.46%です。5年平均の1.90%/直近1年平均の1.83%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは0.87%〜3.07%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2024年3月期50円、2025年3月期55円、2026年3月期60円と推移しました。連続増配は2年、非減配は2年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は1.17%です。化学の中央値2.48%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は4.36%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE28.22%
ROA14.27%
DOE1.17%
自己資本比率57.42%
EPS / BPS1376 / 5542
収益性スコア3.05
還元スコア0.31
割安スコア0.40

売上高成長率は0.78%、EPS成長率は171.96%です。直近の業績は伸びています。EPSは2024年3月期587円、2025年3月期506円、2026年3月期1376円と推移しました。ROEは28.22%で、化学の中央値6.49%を上回ります。ROAは14.27%で、化学の中央値3.94%を上回ります。営業利益率は8.07%で、化学の中央値6.83%を上回ります。自己資本比率は57.42%、フリーキャッシュフローは約26.1億円のプラスです。

4. 割安度

PERは2.30倍、PBRは0.57倍です。PBRは化学の中央値0.80倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.77倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.40です(収益性スコア3.05・還元スコア0.31との対比)。スコアリングの判定根拠は「自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価4110円(利回り1.46%)
5年平均利回りに戻る株価3158円(利回り1.90%)
5年最高利回り時の株価1954円(利回り3.07%)
5年最低利回り時の株価6897円(利回り0.87%)

いまの株価は3158円(5年平均利回り水準)と6897円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約23.2%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 5年最低利回り水準 6,897 5年平均利回り水準 3,158 5年最高利回り水準 1,954 23/04 23/12 24/08 25/05 26/01 26/09 4,110

株価は3158円(5年平均利回り水準)と6897円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 92.7)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益

総合スコアは92.7点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。

連続増配は2年、非減配は2年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

南海化学の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.46%で、過去5年平均の1.90%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また2年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約4%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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