3733 ソフトウェア・サービス
中立- 配当利回り
- 1.29%
- 配当性向
- 14%
- DOE
- 2.00%
- 総合スコア
- 65.8pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
ソフトウェア・サービス(3733)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 3733 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 1.29% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 160.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 65.8 |
| 連続増配 | 4年 |
| 非減配 | 6年 |
| 配当性向 | 13.70% |
| PER / PBR | 11.70 / 1.71 |
| ROE | 15.61% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.00%(業種中央値 4.34%) |
ソフトウェア・サービスは情報・通信業の中型株です。時価総額は約750億円。直近本決算のROEは15.61%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は19.83%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は80.28%、フリーキャッシュフローは約16.6億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2012年10月期の264円から2025年10月期の1168円へ伸びました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 2.00% | 1.34% | 0.88% |
| 3年 | 1.65% | 1.25% | 0.88% |
| 1年 | 1.65% | 1.29% | 1.08% |
| 現在 | 1.29% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/10 | 75.00円 | 20.88% | 359円 |
| 17/10 | 75.00円 | 21.18% | 354円 |
| 18/10 | 125.00円 | 26.34% | 475円 |
| 19/10 | 90.00円 | 18.12% | 497円 |
| 20/10 | 95.00円 | 19.69% | 482円 |
| 21/10 | 95.00円 | 17.22% | 552円 |
| 22/10 | 100.00円 | 15.91% | 629円 |
| 23/10 | 120.00円 | 12.90% | 930円 |
| 24/10 | 140.00円 | 13.74% | 1019円 |
| 25/10 | 160.00円 | 13.70% | 1168円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.00%と控えめです(業種中央値は4.34%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。
いまの利回りは1.29%で、5年平均の1.34%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は2.00%でした。
直近1年の平均利回り(1.29%)は5年平均(1.34%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。
4年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは1.29%です。5年平均の1.34%/直近1年平均の1.29%と近い水準です。過去5年のレンジは0.88%〜2.00%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2004年10月期30円、2007年10月期42円、2010年10月期50円、2011年10月期80円、2012年10月期60円、2013年10月期60円、2014年10月期90円、2015年10月期70円、2016年10月期75円、2017年10月期75円、2018年10月期125円、2019年10月期90円、2020年10月期95円、2021年10月期95円、2022年10月期100円、2023年10月期120円、2024年10月期140円、2025年10月期160円と推移しました。連続増配は4年、非減配は6年です。直近の減配は2019年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.00%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は13.70%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 15.61% |
| ROA | 11.71% |
| DOE | 2.00% |
| 自己資本比率 | 80.28% |
| EPS / BPS | 1168 / 8003 |
| 収益性スコア | 1.83 |
| 還元スコア | 0.46 |
| 割安スコア | 0.81 |
売上高成長率は10.08%、EPS成長率は14.62%です。直近の業績は伸びています。EPSは2012年10月期264円、2013年10月期280円、2014年10月期383円、2015年10月期362円、2016年10月期359円、2017年10月期354円、2018年10月期475円、2019年10月期497円、2020年10月期482円、2021年10月期552円、2022年10月期629円、2023年10月期930円、2024年10月期1019円、2025年10月期1168円と推移しました。ROEは15.61%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは11.71%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は19.83%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は80.28%、フリーキャッシュフローは約16.6億円のプラスです。
4. 割安度
PERは11.70倍、PBRは1.71倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.96倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.81です(収益性スコア1.83・還元スコア0.46との対比)。スコアリングの判定根拠は「自社平均より低利回り」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 12410円(利回り1.29%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 11940円(利回り1.34%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 8000円(利回り2.00%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 18182円(利回り0.88%) |
いまの株価は11940円(5年平均利回り水準)と18182円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約3.8%下がる計算です。
株価は11940円(5年平均利回り水準)と18182円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 65.8)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
総合スコアは65.8点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、3年連続増配。
連続増配は4年、非減配は6年です。2019年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
ソフトウェア・サービスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは1.29%で、過去5年平均の1.34%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また6年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約14%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
同社は過去に減配したことがありますか?
直近の減配は2019年で、それ以降は減配していません。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

