【高配当】戸田建設(1860)配当分析|利回り3.83%・5年連続増配

1860 戸田建設

中立
配当利回り
3.83%
配当性向
47%
DOE
4.47%
総合スコア
56.0pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード1860
業種建設業
配当利回り(株価ベース)3.83%
1株配当(最新期・分割調整済)58.00円
総合判定中立
総合スコア56.0
連続増配5年
非減配5年
配当性向47.02%
PER / PBR11.74 / 1.10
ROE9.78%
DOE(株主資本配当率)4.47%(業種中央値 3.74%)

戸田建設は建設業の準大手ゼネコンで、時価総額は約4,605億円です。2026年3月期のROEは9.78%、自己資本比率は40.38%と、財務の土台は安定しています。売上高は前期比10.07%増、EPSは123.34円まで伸び、前期からの増益率は47.55%に達しました。配当は分割調整ベースで5年連続の増配が続いています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年7.79%4.18%2.91%
3年7.79%4.16%2.91%
1年6.03%4.47%3.55%
現在3.83%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0312.00円10.94%110円
18/0320.00円24.18%83円
19/0320.00円23.95%84円
20/0326.00円30.84%84円
21/0320.00円31.08%64円
22/0326.00円43.02%60円
23/0327.00円75.76%36円
24/0328.00円53.65%52円
25/0330.00円35.89%84円
26/0358.00円47.02%123円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは4.47%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 5年最大 7.79 5年平均 4.18 5年最小 2.91 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3.83

グラフは月ごとの配当利回りの動きに、5年間の最大・平均・最小の水準線を重ねたものです。戸田建設の足元は3.83%で、5年平均4.18%の線より下、最小2.91%の線よりは上に位置します。2025年前半に7%前後まで跳ねた局面があり、その後は平均線の近くに戻っています。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 5年 最大: 7.79 7.79 5年 平均: 4.18 4.18 5年 最小: 2.91 2.91 5年 3年 最大: 7.79 7.79 3年 平均: 4.16 4.16 3年 最小: 2.91 2.91 3年 1年 最大: 6.03 6.03 1年 平均: 4.47 4.47 1年 最小: 3.55 3.55 1年 現在 3.83 最大 平均 最小

5年・3年・1年の期間ごとに、利回りの最大・平均・最小を棒で並べています。直近1年の平均は4.47%で、5年平均4.18%より高く、1年の最小でも3.55%を確保しています。期間が短いほど平均が高く、ここ1年の利回り水準が過去5年より上振れしていたことを示します。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 2017 2017年 12.00円 2018 2018年 20.00円 2019 2019年 20.00円 2020 2020年 26.00円 2021 2021年 20.00円 2022 2022年 26.00円 2023 2023年 27.00円 2024 2024年 28.00円 2025 2025年 30.00円 2026 2026年 58.00円

年度ごとの1株配当を、分割調整済みの金額で並べた棒グラフです。2017年の12円から2026年の58円まで棒が伸び、直近5年は連続で増配しています。2021年に前年から配当が減った年がある点も、棒の高さで確認できます。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.83%で、5年平均の4.18%を下回っています。過去5年の利回りは最低2.91%から最高7.79%まで振れており、直近1年の平均は4.47%とやや高めの時間帯でした。分割調整後の配当は5年連続で増配、直近の減配は2021年です(対象期間26年)。減配のしにくさを示すDOEは4.47%で、建設業の中央値3.74%、全国的な目安とされる2〜4%(中央値3%前後)をいずれも上回り、株主還元の姿勢が数字に表れています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE9.78%
ROA3.70%
DOE4.47%
自己資本比率40.38%
EPS / BPS123 / 1320
収益性スコア0.84
還元スコア1.10
割安スコア0.95

2026年3月期はEPSが123.34円と前期の83.59円から大きく伸び、増益率は47.55%、売上高も10.07%増えました。収益性を業種と比べると、ROE9.78%は建設業の中央値10.08%とほぼ並ぶ一方、ROA3.70%(中央値5.08%)と営業利益率5.92%(中央値7.08%)は中央値を下回ります。自己資本比率は40.38%、フリーキャッシュフローは約419.6億円のプラスで、配当を支える資金余力はあります。配当性向は47.02%ですが、EPSが落ち込んだ2023年3月期には75.76%まで上がった経緯があり、利益変動の影響を受けやすい業種である点は意識しておきたいところです。

4. 割安度

PERは11.74倍で建設業の中央値12.37倍をわずかに下回り、PBRは1.10倍で中央値1.15倍とほぼ同水準です。配当利回り3.83%は自社の5年平均4.18%より低く、スコア上の「自社利回り比」は0.92と、過去の自分自身と比べて利回りは薄い位置にあります。割安スコアは0.953で、指標面では中央値近辺に収まっています。株価の位置づけは価格ガイドのグラフで確認できます。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1515円(利回り3.83%)
5年平均利回りに戻る株価1388円(利回り4.18%)
5年最高利回り時の株価744円(利回り7.79%)
5年最低利回り時の株価1993円(利回り2.91%)

いまの株価は1388円(5年平均利回り水準)と1993円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約8.4%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 5年最低利回り水準 1,993 5年平均利回り水準 1,388 5年最高利回り水準 744 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1,515

折れ線が株価の推移で、そこに過去の利回りレンジから逆算した株価の水準線を重ねています。現在値1,515円は、5年平均利回りに戻る株価1,387.6円より上、5年最低利回りに対応する株価1,993.1円より下にあります。水準線は過去の利回りの範囲を株価に換算したもので、売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 56.0)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性が業種平均未満/自社平均より低利回り
+ 5年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは56.0点、判定は「中立」です。プラス材料は、5年連続増配、利回り3%以上、DOEが2%以上かつ業種平均超という還元姿勢の3点です。一方で、ROAと営業利益率が業種の中央値を下回る収益性の弱さと、自社の過去平均より低い足元の利回りが、評価を押し下げています。異常値の検出はありません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

6. よくある質問

戸田建設の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.83%で、過去5年平均の4.18%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

5年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また5年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約47%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2021年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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