1719 安藤・間
中立- 配当利回り
- 4.20%
- 配当性向
- 42%
- DOE
- 6.15%
- 総合スコア
- 71.4pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1719 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 4.20% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 80.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 71.4 |
| 連続増配 | 3年 |
| 非減配 | 17年 |
| 配当性向 | 42.18% |
| PER / PBR | 10.29 / 1.47 |
| ROE | 15.59% |
| DOE(株主資本配当率) | 6.15%(業種中央値 3.74%) |
安藤・間は建設業に属し、時価総額はおよそ3,533億円です。2026年3月期のROEは15.59%と業種中央値の10.08%を上回り、営業利益率は7.65%、自己資本比率は50.87%を確保しています。EPSは189.68円で前期比12.40%増、増収率は3.40%、フリーキャッシュフローは220.69億円のプラスでした。配当は3年連続で増配しており、自動算出では18年のうち17年で減配がありません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 8.35% | 5.71% | 3.73% |
| 3年 | 7.45% | 5.55% | 3.73% |
| 1年 | 5.03% | 4.39% | 3.73% |
| 現在 | 4.20% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 20.00円 | 14.05% | 142円 |
| 18/03 | 25.00円 | 19.38% | 129円 |
| 19/03 | 30.00円 | 66.36% | 45円 |
| 20/03 | 30.00円 | 35.54% | 84円 |
| 21/03 | 30.00円 | 33.41% | 90円 |
| 22/03 | 40.00円 | 40.47% | 99円 |
| 23/03 | 40.00円 | 42.54% | 94円 |
| 24/03 | 60.00円 | 67.69% | 89円 |
| 25/03 | 70.00円 | 41.48% | 169円 |
| 26/03 | 80.00円 | 42.18% | 190円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは6.15%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
折れ線は月ごとの配当利回り、水平線は5年間の最大・平均・最小を示します。安藤・間の利回りは2023年ごろの6〜8%台から下がり、今は4.20%で5年平均5.71%を割り込んでいます。株価が上がった分、利回りが薄まった形です。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を棒で並べ、利回りの水準がどう変わってきたかを比べます。5年平均5.71%に対して1年平均は4.39%まで下がり、直近ほど利回りが低い状態です。
棒の高さは各年度の1株配当(分割調整済み)です。2017年3月期の20円から2026年3月期の80円まで伸び、直近は60円、70円、80円と3年連続で増配しています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
現在の配当利回りは4.20%です。5年平均の5.71%を下回り、5年間のレンジは最低3.73%から最高8.35%でした。直近1年の平均は4.39%で、株価の上昇に伴って利回りは縮んでいます。1株配当は2024年3月期60円、2025年3月期70円、2026年3月期80円と3年連続で増配し、配当性向は42.18%にとどまります。DOE(株主資本配当率。減配しにくさの目安)は6.15%で、建設業の中央値3.74%と全国目安の2〜4%をいずれも上回ります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 15.59% |
| ROA | 7.23% |
| DOE | 6.15% |
| 自己資本比率 | 50.87% |
| EPS / BPS | 190 / 1328 |
| 収益性スコア | 1.35 |
| 還元スコア | 1.32 |
| 割安スコア | 1.03 |
収益性は業種平均より高い水準です。ROEは15.59%(業種中央値10.08%)、ROAは7.23%(同5.08%)、営業利益率は7.65%(同7.08%)です。EPSは2025年3月期の168.76円から2026年3月期は189.66円へ伸び、増収率は3.40%を確保しました。自己資本比率50.87%とフリーキャッシュフロー220.69億円が配当の支払い余力を支えており、配当性向は42.18%です。
4. 割安度
PERは10.29倍で建設業の中央値13.15倍より低く、PBRは1.47倍と中央値1.15倍を上回ります。現在の利回り4.20%は自社の5年平均5.71%の0.74倍にとどまり、割安スコアは1.032と控えめです。判定の根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。株価は現在1,904円で、5年平均利回りに戻る株価は1,401.1円、5年最低利回りに相当する株価は2,144.8円と算出されています。これらの価格は売買を推奨するものではありません。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1904円(利回り4.20%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1401円(利回り5.71%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 958円(利回り8.35%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 2145円(利回り3.73%) |
いまの株価は1401円(5年平均利回り水準)と2145円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約26.4%下がる計算です。
折れ線は株価で、水平線は過去の利回り水準から逆算した株価の目安です。現在は1,904円で、5年平均利回りに戻る株価1,401.1円より約26.4%高く、5年最低利回りに相当する2,144.8円の内側にあります。売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 71.4)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ 利回り4%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは71.4点、判定は「中立」です。収益性スコア1.35、還元スコア1.322が全体を押し上げる一方、割安スコアは1.032と伸びません。加点はROE10%以上の高収益、3年連続増配、利回り4%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上の4点です。注意点は割安感の乏しさと、現利回りが自社5年平均を下回ること(自社利回り比0.74)で、異常値は検出されていません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
6. よくある質問
安藤・間の株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは4.20%で、過去5年平均の5.71%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また17年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約42%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

