1417 ミライト・ワン
中立- 配当利回り
- 2.37%
- 配当性向
- 32%
- DOE
- 2.71%
- 総合スコア
- 47.3pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1417 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 2.37% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 85.00円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 47.3 |
| 連続増配 | 5年 |
| 非減配 | 15年 |
| 配当性向 | 32.47% |
| PER / PBR | 13.60 / 1.13 |
| ROE | 8.34% |
| DOE(株主資本配当率) | 2.71%(業種中央値 3.74%) |
ミライト・ワンは通信・電力インフラの工事を担う建設会社で、時価総額は3250億円規模です。自己資本比率は50.3%と厚く、フリーキャッシュフローも128.79億円のプラスを確保しています。直近期はEPSが261.74円まで伸び、前期比38.19%増という大きな伸びを見せました。売上成長率は4.11%ですから、利益の伸びが売上を大きく上回った一年だったと分かります。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.76% | 3.53% | 2.03% |
| 3年 | 4.65% | 3.29% | 2.03% |
| 1年 | 3.13% | 2.47% | 2.03% |
| 現在 | 2.37% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 17/03 | 30.00円 | 37.59% | 80円 |
| 18/03 | 35.00円 | 24.07% | 145円 |
| 19/03 | 40.00円 | 13.54% | 295円 |
| 20/03 | 40.00円 | 26.68% | 150円 |
| 21/03 | 40.00円 | 19.60% | 204円 |
| 22/03 | 55.00円 | 21.93% | 251円 |
| 23/03 | 60.00円 | 39.68% | 151円 |
| 24/03 | 65.00円 | 48.75% | 133円 |
| 25/03 | 75.00円 | 39.60% | 189円 |
| 26/03 | 85.00円 | 32.47% | 262円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは2.71%(業種中央値は3.74%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。
この折れ線は配当利回りの月次推移を示します。いまの利回り2.37%は、グラフ上の5年平均線3.53%より下にあります。株価が上がるほど利回りは下がるという関係が見て取れます。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を棒で比べたグラフです。期間が短くなるほど平均値が下がっており(5年3.53%→3年3.29%→1年2.47%)、直近の株高が続いていることが分かります。
年度ごとの配当金額(分割調整済み)を積み上げた棒グラフです。2021年度の40円から2026年度の85円まで、5年連続で棒が伸び続けています。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
現在の利回りは2.37%で、直近5年平均の3.53%より低い水準です。株価が上がった分、利回りは薄まりました。増配は5年連続、非減配は15年に及びます(※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します)。減配しにくさを示すDOEは2.71%で、建設業の中央値3.74%を下回っています。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 8.34% |
| ROA | 4.06% |
| DOE | 2.71% |
| 自己資本比率 | 50.31% |
| EPS / BPS | 262 / 3152 |
| 収益性スコア | 0.81 |
| 還元スコア | 0.86 |
| 割安スコア | 0.98 |
ROEは8.34%、ROAは4.06%。どちらも業種中央値(ROE10.08%、ROA5.08%)にわずかに届いていません。営業利益率も5.69%で中央値7.08%を下回りますが、自己資本比率は50.3%と財務の厚みは十分にあります。配当性向は32.47%に留まり、利益からの還元余地はまだ残っています。
4. 割安度
PERは13.6倍、PBRは1.13倍で、業種中央値のPBR1.15倍とほぼ並びます。利回り面では、いまの2.37%が直近1年平均2.47%・3年平均3.29%・5年平均3.53%のいずれよりも低い水準です。過去の水準と比べると、株価は買われてきた側面が見えます。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 3592円(利回り2.37%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 2408円(利回り3.53%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1786円(利回り4.76%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 4187円(利回り2.03%) |
いまの株価は2408円(5年平均利回り水準)と4187円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約33.0%下がる計算です。
株価の推移に、5年平均利回り水準(2407.9円)や5年最低利回り水準(4187.2円)などの目安ラインを重ねたグラフです。直近の株価3592円は、このレンジの内側に位置しています。※これらの水準線は過去の利回りレンジから機械的に算出したものであり、売買を推奨するものではありません。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 47.3)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性が業種平均未満/自社平均より低利回り
+ 5年連続増配
総合スコアは47.3点で、判定は中立です。収益性が業種平均に届かず、自社の過去利回りと比べても今の利回りは低めという評価が背景にあります。一方で5年連続増配という加点要素も残ります。この判定はあくまで機械的なスコアリングの結果であり、売買を推奨するものではありません。
6. よくある質問
ミライト・ワンの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは2.37%で、過去5年平均の3.53%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
5年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また15年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約32%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

