【高配当】ちゅうぎん(5832)配当分析|利回り3.12%・3年連続増配

5832 ちゅうぎんフィナンシャルグループ

中立
配当利回り
3.12%
配当性向
40%
DOE
2.58%
総合スコア
61.4pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ちゅうぎんフィナンシャルグループ(5832)は銀行業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード5832
業種銀行業
配当利回り(株価ベース)3.12%
1株配当(最新期・分割調整済)90.00円
総合判定中立
総合スコア61.4
連続増配3年
非減配3年
配当性向40.37%
PER / PBR12.41 / 0.79
ROE6.83%
DOE(株主資本配当率)2.58%(業種中央値 1.76%)

ちゅうぎんフィナンシャルグループは銀行業の大型株です。時価総額は約5,112億円。直近本決算のROEは6.83%で、銀行業の中央値5.94%を上回ります。自己資本比率は5.46%、フリーキャッシュフローは約-2,223億円のマイナスです。EPSは2023年3月期の111円から2026年3月期の223円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年7.44%4.17%1.86%
3年7.44%4.26%2.69%
1年4.40%3.41%2.69%
現在3.12%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
23/0316.00円14.42%111円
24/0347.00円40.15%117円
25/0362.00円40.63%153円
26/0390.00円40.37%223円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.58%(業種中央値は1.76%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年最大 7.44 5年平均 4.17 5年最小 1.86 22/10 23/08 24/05 25/03 25/12 26/10 3.12

いまの利回りは3.12%で、5年平均の4.17%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は7.44%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 5年 最大: 7.44 7.44 5年 平均: 4.17 4.17 5年 最小: 1.86 1.86 5年 3年 最大: 7.44 7.44 3年 平均: 4.26 4.26 3年 最小: 2.69 2.69 3年 1年 最大: 4.40 4.40 1年 平均: 3.41 3.41 1年 最小: 2.69 2.69 1年 現在 3.12 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.41%)は5年平均(4.17%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 100.00 2023 2023年 16.00円 2024 2024年 47.00円 2025 2025年 62.00円 2026 2026年 90.00円

3年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.12%です。5年平均の4.17%/直近1年平均の3.41%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは1.86%〜7.44%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2023年3月期16円、2024年3月期47円、2025年3月期62円、2026年3月期90円と推移しました。連続増配は3年、非減配は3年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.58%です。銀行業の中央値1.76%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は40.37%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE6.83%
ROA0.35%
DOE2.58%
自己資本比率5.46%
EPS / BPS223 / 3491
収益性スコア1.18
還元スコア1.23
割安スコア1.08

売上高成長率は17.64%、EPS成長率は46.09%です。直近の業績は伸びています。EPSは2023年3月期111円、2024年3月期117円、2025年3月期153円、2026年3月期223円と推移しました。ROEは6.83%で、銀行業の中央値5.94%を上回ります。ROAは0.35%で、銀行業の中央値0.29%を上回ります。自己資本比率は5.46%、フリーキャッシュフローは約-2,223億円のマイナスです。

4. 割安度

PERは12.41倍、PBRは0.79倍です。PBRは銀行業の中央値0.73倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.75倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.08です(収益性スコア1.18・還元スコア1.23との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3336円(利回り3.12%)
5年平均利回りに戻る株価2494円(利回り4.17%)
5年最高利回り時の株価1398円(利回り7.44%)
5年最低利回り時の株価5591円(利回り1.86%)

いまの株価は2494円(5年平均利回り水準)と5591円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約25.2%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 5年最低利回り水準 5,591 5年平均利回り水準 2,494 5年最高利回り水準 1,398 22/10 23/08 24/05 25/03 25/12 26/10 3,336

株価は2494円(5年平均利回り水準)と5591円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 61.4)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ 3年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは61.4点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。3年連続増配、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は3年、非減配は3年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

ちゅうぎんフィナンシャルグループの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.12%で、過去5年平均の4.17%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また3年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約40%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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