【高配当】高砂鐵工(5458)配当分析|利回り3.04%

5458 高砂鐵工

中立
配当利回り
3.04%
配当性向
33%
DOE
2.36%
総合スコア
58.8pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

高砂鐵工(5458)は鉄鋼の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード5458
業種鉄鋼
配当利回り(株価ベース)3.04%
1株配当(最新期・分割調整済)40.00円
総合判定中立
総合スコア58.8
連続増配0年
非減配6年
配当性向33.17%
PER / PBR8.40 / 0.60
ROE7.37%
DOE(株主資本配当率)2.36%(業種中央値 2.31%)

高砂鐵工は鉄鋼の小型株です。時価総額は約30.5億円。直近本決算のROEは7.37%で、鉄鋼の中央値4.80%を上回ります。営業利益率は4.68%で、鉄鋼の中央値4.66%とほぼ同じ水準です。自己資本比率は52.48%、フリーキャッシュフローは約10.6億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2018年3月期の135円から2026年3月期の121円へ減りました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年6.02%4.58%2.74%
3年5.41%4.28%2.74%
1年4.38%3.60%2.74%
現在3.04%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
18/0320.00円14.82%135円
19/0320.00円14.18%141円
20/0310.00円39.12%26円
21/0310.00円22.40%45円
22/0335.00円16.22%216円
23/0335.00円20.08%174円
24/0335.00円44.77%78円
25/0340.00円36.04%111円
26/0340.00円33.17%121円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.36%(業種中央値は2.31%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 7.00 5年最大 6.02 5年平均 4.58 5年最小 2.74 21/10 22/10 23/10 24/10 25/10 26/10 3.04

いまの利回りは3.04%で、5年平均の4.58%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は6.02%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 5年 最大: 6.02 6.02 5年 平均: 4.58 4.58 5年 最小: 2.74 2.74 5年 3年 最大: 5.41 5.41 3年 平均: 4.28 4.28 3年 最小: 2.74 2.74 3年 1年 最大: 4.38 4.38 1年 平均: 3.60 3.60 1年 最小: 2.74 2.74 1年 現在 3.04 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.60%)は5年平均(4.58%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 2018 2018年 20.00円 2019 2019年 20.00円 2020 2020年 10.00円 2021 2021年 10.00円 2022 2022年 35.00円 2023 2023年 35.00円 2024 2024年 35.00円 2025 2025年 40.00円 2026 2026年 40.00円

派手な増配はないものの、6年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.04%です。5年平均の4.58%/直近1年平均の3.60%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは2.74%〜6.02%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2018年3月期20円、2019年3月期20円、2020年3月期10円、2021年3月期10円、2022年3月期35円、2023年3月期35円、2024年3月期35円、2025年3月期40円、2026年3月期40円と推移しました。連続増配は0年、非減配は6年です。直近の減配は2020年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.36%です。鉄鋼の中央値2.31%と同じ水準です。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は33.17%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE7.37%
ROA3.73%
DOE2.36%
自己資本比率52.48%
EPS / BPS121 / 1697
収益性スコア1.28
還元スコア1.01
割安スコア1.07

売上高成長率は0.11%、EPS成長率は8.65%です。直近の業績は伸びています。EPSは2018年3月期135円、2019年3月期141円、2020年3月期26円、2021年3月期45円、2022年3月期216円、2023年3月期174円、2024年3月期78円、2025年3月期111円、2026年3月期121円と推移しました。ROEは7.37%で、鉄鋼の中央値4.80%を上回ります。ROAは3.73%で、鉄鋼の中央値2.86%を上回ります。営業利益率は4.68%で、鉄鋼の中央値4.66%とほぼ同じ水準です。自己資本比率は52.48%、フリーキャッシュフローは約10.6億円のプラスです。

4. 割安度

PERは8.40倍、PBRは0.60倍です。PBRは鉄鋼の中央値0.56倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.66倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.07です(収益性スコア1.28・還元スコア1.01との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1315円(利回り3.04%)
5年平均利回りに戻る株価873円(利回り4.58%)
5年最高利回り時の株価664円(利回り6.02%)
5年最低利回り時の株価1460円(利回り2.74%)

いまの株価は873円(5年平均利回り水準)と1460円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約33.6%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 5年最低利回り水準 1,460 5年平均利回り水準 873 5年最高利回り水準 664 21/10 22/10 23/10 24/10 25/10 26/10 1,315

株価は873円(5年平均利回り水準)と1460円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 58.8)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは58.8点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は0年、非減配は6年です。2020年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

高砂鐵工の株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.04%で、過去5年平均の4.58%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約33%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2020年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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