【連続増配】ヴィッツ(4440)配当分析|利回り0.72%・2年連続増配

4440 ヴィッツ

中立
配当利回り
0.72%
配当性向
14%
DOE
2.12%
総合スコア
54.9pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ヴィッツ(4440)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4440
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)0.72%
1株配当(最新期・分割調整済)15.00円
総合判定中立
総合スコア54.9
連続増配2年
非減配5年
配当性向14.09%
PER / PBR13.23 / 1.99
ROE15.96%
DOE(株主資本配当率)2.12%(業種中央値 4.34%)

ヴィッツは情報・通信業の小型株です。時価総額は約58.8億円。直近本決算のROEは15.96%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は11.67%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は69.69%、フリーキャッシュフローは約6.6億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2019年8月期の70円から2025年8月期の106円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年2.05%1.24%0.51%
3年2.05%1.57%0.65%
1年1.83%1.44%0.65%
現在0.72%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
19/088.00円11.47%70円
20/086.00円10.96%55円
21/086.00円11.95%50円
22/088.00円18.95%42円
23/088.00円24.65%32円
24/0814.00円20.68%68円
25/0815.00円14.09%106円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.12%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 5年最大 2.05 5年平均 1.24 5年最小 0.51 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 0.72

いまの利回りは0.72%で、5年平均の1.24%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は2.05%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 5年 最大: 2.05 2.05 5年 平均: 1.24 1.24 5年 最小: 0.51 0.51 5年 3年 最大: 2.05 2.05 3年 平均: 1.57 1.57 3年 最小: 0.65 0.65 3年 1年 最大: 1.83 1.83 1年 平均: 1.44 1.44 1年 最小: 0.65 0.65 1年 現在 0.72 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(1.44%)が5年平均(1.24%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 2019 2019年 8.00円 2020 2020年 6.00円 2021 2021年 6.00円 2022 2022年 8.00円 2023 2023年 8.00円 2024 2024年 14.00円 2025 2025年 15.00円

派手な増配はないものの、5年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは0.72%です。5年平均の1.24%/直近1年平均の1.44%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは0.51%〜2.05%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2019年8月期8円、2020年8月期6円、2021年8月期6円、2022年8月期8円、2023年8月期8円、2024年8月期14円、2025年8月期15円と推移しました。連続増配は2年、非減配は5年です。直近の減配は2020年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.12%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は14.09%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE15.96%
ROA10.42%
DOE2.12%
自己資本比率69.69%
EPS / BPS106 / 708
収益性スコア1.46
還元スコア0.48
割安スコア0.96

売上高成長率は39.66%、EPS成長率は57.27%です。直近の業績は伸びています。EPSは2019年8月期70円、2020年8月期55円、2021年8月期50円、2022年8月期42円、2023年8月期32円、2024年8月期68円、2025年8月期106円と推移しました。ROEは15.96%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは10.42%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は11.67%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は69.69%、フリーキャッシュフローは約6.6億円のプラスです。

4. 割安度

PERは13.23倍、PBRは1.99倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.58倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.96です(収益性スコア1.46・還元スコア0.48との対比)。スコアリングの判定根拠は「自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2497円(利回り0.72%)
5年平均利回りに戻る株価1452円(利回り1.24%)
5年最高利回り時の株価878円(利回り2.05%)
5年最低利回り時の株価3529円(利回り0.51%)

いまの株価は1452円(5年平均利回り水準)と3529円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約41.9%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5年最低利回り水準 3,529 5年平均利回り水準 1,452 5年最高利回り水準 878 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 2,497

株価は1452円(5年平均利回り水準)と3529円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 54.9)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益

総合スコアは54.9点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。

連続増配は2年、非減配は5年です。2020年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

ヴィッツの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは0.72%で、過去5年平均の1.24%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また5年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約14%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2020年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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