【連続増配】トビラシステムズ(4441)配当分析|利回り1.44%・3年連続増配

4441 トビラシステムズ

中立
配当利回り
1.44%
配当性向
35%
DOE
8.29%
総合スコア
88.1pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

トビラシステムズ(4441)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4441
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)1.44%
1株配当(最新期・分割調整済)21.30円
総合判定中立
総合スコア88.1
連続増配3年
非減配3年
配当性向34.58%
PER / PBR15.10 / 3.62
ROE24.85%
DOE(株主資本配当率)8.29%(業種中央値 4.34%)

トビラシステムズは情報・通信業に属する小型株で、時価総額は約99.0億円です。直近本決算のROEは24.85%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は32.04%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は48.23%、フリーキャッシュフローは約3.7億円のプラスです。EPSは2020年10月期の31円から2025年10月期の62円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年3.50%1.96%0.96%
3年3.50%2.21%1.27%
1年2.35%1.69%1.27%
現在1.44%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
20/1010.60円34.50%31円
21/1011.70円34.63%34円
22/1010.60円34.55%31円
23/1017.00円34.63%49円
24/1020.00円34.62%58円
25/1021.30円34.58%62円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは8.29%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は4.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年最大 3.50 5年平均 1.96 5年最小 0.96 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1.44

いまの利回りは1.44%で、5年平均の1.96%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は3.50%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年 最大: 3.50 3.50 5年 平均: 1.96 1.96 5年 最小: 0.96 0.96 5年 3年 最大: 3.50 3.50 3年 平均: 2.21 2.21 3年 最小: 1.27 1.27 3年 1年 最大: 2.35 2.35 1年 平均: 1.69 1.69 1年 最小: 1.27 1.27 1年 現在 1.44 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(1.69%)は5年平均(1.96%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 25.00 2020 2020年 10.60円 2021 2021年 11.70円 2022 2022年 10.60円 2023 2023年 17.00円 2024 2024年 20.00円 2025 2025年 21.30円

3年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.44%です。5年平均の1.96%/直近1年平均の1.69%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは0.96%〜3.50%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2020年10月期11円、2021年10月期12円、2022年10月期11円、2023年10月期17円、2024年10月期20円、2025年10月期21円と推移しました。連続増配は3年、非減配は3年です。直近の減配は2022年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は8.29%です。情報・通信業の中央値4.34%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は34.58%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE24.85%
ROA11.63%
DOE8.29%
自己資本比率48.23%
EPS / BPS62 / 257
収益性スコア2.58
還元スコア1.46
割安スコア1.46

売上高成長率は16.60%、EPS成長率は6.61%です。直近の業績は伸びています。EPSは2020年10月期31円、2021年10月期34円、2022年10月期31円、2023年10月期49円、2024年10月期58円、2025年10月期62円と推移しました。ROEは24.85%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは11.63%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は32.04%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は48.23%、フリーキャッシュフローは約3.7億円のプラスです。

4. 割安度

PERは15.10倍、PBRは3.62倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.73倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.46です(収益性スコア2.58・還元スコア1.46との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1482円(利回り1.44%)
5年平均利回りに戻る株価1087円(利回り1.96%)
5年最高利回り時の株価609円(利回り3.50%)
5年最低利回り時の株価2219円(利回り0.96%)

いまの株価は1087円(5年平均利回り水準)と2219円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約26.7%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 5年最低利回り水準 2,219 5年平均利回り水準 1,087 5年最高利回り水準 609 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1,482

株価は1087円(5年平均利回り水準)と2219円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 88.1)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは88.1点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、3年連続増配、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は3年、非減配は3年です。2022年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

トビラシステムズの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.44%で、過去5年平均の1.96%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また3年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約35%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2022年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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