4420 イーソル
中立- 配当利回り
- 0.67%
- 配当性向
- 18%
- DOE
- 1.82%
- 総合スコア
- 45.1pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
イーソル(4420)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 4420 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 0.67% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 5.50円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 45.1 |
| 連続増配 | 0年 |
| 非減配 | 6年 |
| 配当性向 | 17.64% |
| PER / PBR | 16.26 / 1.69 |
| ROE | 10.98% |
| DOE(株主資本配当率) | 1.82%(業種中央値 4.34%) |
イーソルは情報・通信業の小型株です。時価総額は約101億円。直近本決算のROEは10.98%で、情報・通信業の中央値11.13%とほぼ同じ水準です。営業利益率は6.72%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は72.09%、フリーキャッシュフローは約1.2億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2019年12月期の32円から2025年12月期の31円へ減りました。
2. 配当の魅力
配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 1.32% | 0.85% | 0.54% |
| 3年 | 1.32% | 0.87% | 0.54% |
| 1年 | 1.19% | 0.90% | 0.59% |
| 現在 | 0.67% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 19/12 | 5.50円 | 16.97% | 32円 |
| 20/12 | 5.50円 | 16.55% | 33円 |
| 21/12 | 5.50円 | 55.78% | 10円 |
| 22/12 | 5.50円 | —% | —円 |
| 23/12 | 5.50円 | 82.09% | 7円 |
| 24/12 | 5.50円 | 12.02% | 46円 |
| 25/12 | 5.50円 | 17.64% | 31円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは1.82%と控えめです(業種中央値は4.34%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。
いまの利回りは0.67%で、5年平均の0.85%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は1.32%でした。
直近1年の平均利回り(0.90%)が5年平均(0.85%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。
派手な増配はないものの、6年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは0.67%です。5年平均の0.85%/直近1年平均の0.90%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは0.54%〜1.32%で、低い側にいます。
調整後の1株あたり配当は2019年12月期6円、2020年12月期6円、2021年12月期6円、2022年12月期6円、2023年12月期6円、2024年12月期6円、2025年12月期6円と推移しました。連続増配は0年、非減配は6年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は1.82%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)は下回ります。配当性向は17.64%で、利益に対して余裕があります。
3. 業績と財務の安定性
配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 10.98% |
| ROA | 7.30% |
| DOE | 1.82% |
| 自己資本比率 | 72.09% |
| EPS / BPS | 31 / 300 |
| 収益性スコア | 0.96 |
| 還元スコア | 0.50 |
| 割安スコア | 0.98 |
売上高成長率は1.86%、EPS成長率は-31.83%です。EPSは2019年12月期32円、2020年12月期33円、2021年12月期10円、2023年12月期7円、2024年12月期46円、2025年12月期31円と推移しました。ROEは10.98%で、情報・通信業の中央値11.13%とほぼ同じ水準です。ROAは7.30%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は6.72%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は72.09%、フリーキャッシュフローは約1.2億円のプラスです。
4. 割安度
PERは16.26倍、PBRは1.69倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.79倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.98です(収益性スコア0.96・還元スコア0.50との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性が業種平均未満/自社平均より低利回り」です。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 818円(利回り0.67%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 647円(利回り0.85%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 417円(利回り1.32%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 1018円(利回り0.54%) |
いまの株価は647円(5年平均利回り水準)と1018円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約20.9%下がる計算です。
株価は647円(5年平均利回り水準)と1018円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 45.1)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
収益性が業種平均未満/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
総合スコアは45.1点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。
連続増配は0年、非減配は6年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。
6. よくある質問
イーソルの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは0.67%で、過去5年平均の0.85%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約18%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

