【高配当】ディ・アイ・システム(4421)配当分析|利回り3.10%・4年連続増配

4421 ディ・アイ・システム

割安寄り
配当利回り
3.10%
配当性向
31%
DOE
4.80%
総合スコア
63.9pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

ディ・アイ・システム(4421)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4421
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)3.10%
1株配当(最新期・分割調整済)27.00円
総合判定割安寄り
総合スコア63.9
連続増配4年
非減配6年
配当性向30.64%
PER / PBR11.21 / 1.76
ROE16.67%
DOE(株主資本配当率)4.80%(業種中央値 4.34%)

ディ・アイ・システムは情報・通信業に属する小型株で、時価総額は約30.2億円です。直近本決算のROEは16.67%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は4.94%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は52.63%、フリーキャッシュフローは約0.8億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2019年9月期の53円から2025年9月期の88円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年3.52%2.85%1.42%
3年3.52%3.12%2.56%
1年3.26%3.08%2.82%
現在3.10%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
19/0912.50円23.65%53円
20/0912.50円48.95%26円
21/0912.50円25.56%49円
22/0915.00円22.62%66円
23/0922.00円26.54%83円
24/0925.00円30.07%83円
25/0927.00円30.64%88円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは4.80%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は4.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5年最大 3.52 5年平均 2.85 5年最小 1.42 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3.10

いまの利回りは3.10%。5年平均の2.85%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は3.52%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年 最大: 3.52 3.52 5年 平均: 2.85 2.85 5年 最小: 1.42 1.42 5年 3年 最大: 3.52 3.52 3年 平均: 3.12 3.12 3年 最小: 2.56 2.56 3年 1年 最大: 3.26 3.26 1年 平均: 3.08 3.08 1年 最小: 2.82 2.82 1年 現在 3.10 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.08%)が5年平均(2.85%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 10.00 20.00 30.00 2019 2019年 12.50円 2020 2020年 12.50円 2021 2021年 12.50円 2022 2022年 15.00円 2023 2023年 22.00円 2024 2024年 25.00円 2025 2025年 27.00円

4年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.10%です。5年平均の2.85%/直近1年平均の3.08%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは1.42%〜3.52%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2019年9月期12円、2020年9月期12円、2021年9月期12円、2022年9月期15円、2023年9月期22円、2024年9月期25円、2025年9月期27円と推移しました。連続増配は4年、非減配は6年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は4.80%です。情報・通信業の中央値4.34%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は30.64%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE16.67%
ROA8.24%
DOE4.80%
自己資本比率52.63%
EPS / BPS88 / 562
収益性スコア1.10
還元スコア1.05
割安スコア0.83

売上高成長率は5.74%、EPS成長率は5.98%です。直近の業績は伸びています。EPSは2019年9月期53円、2020年9月期26円、2021年9月期49円、2022年9月期66円、2023年9月期83円、2024年9月期83円、2025年9月期88円と推移しました。ROEは16.67%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは8.24%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は4.94%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は52.63%、フリーキャッシュフローは約0.8億円のプラスです。

4. 割安度

PERは11.21倍、PBRは1.76倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.09倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.83です(収益性スコア1.10・還元スコア1.05との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価904円(利回り3.10%)
5年平均利回りに戻る株価982円(利回り2.85%)
5年最高利回り時の株価796円(利回り3.52%)
5年最低利回り時の株価1972円(利回り1.42%)

いまの株価は982円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 5年最低利回り水準 1,972 5年平均利回り水準 982 5年最高利回り水準 796 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 904

株価は982円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 割安寄り(スコア 63.9)

収益性・株主還元・バリュエーションの総合スコアが高い水準です。利回りだけでなく財務・増配記録・個別銘柄のリスクも合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性◎×業種内割安×自社平均超の高利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは63.9点、判定は「買い妙味あり」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、3年連続増配、利回り3%以上、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は4年、非減配は6年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

ディ・アイ・システムの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.10%で、過去5年平均の2.85%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「割安寄り」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また6年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約31%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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