【高配当】プロパティデータバンク(4389)配当分析|利回り2.67%・2年連続増配

4389 プロパティデータバンク

中立
配当利回り
2.67%
配当性向
53%
DOE
10.02%
総合スコア
94.2pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

プロパティデータバンク(4389)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4389
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)2.67%
1株配当(最新期・分割調整済)32.00円
総合判定中立
総合スコア94.2
連続増配2年
非減配6年
配当性向52.66%
PER / PBR12.97 / 2.47
ROE20.02%
DOE(株主資本配当率)10.02%(業種中央値 4.34%)

プロパティデータバンクは情報・通信業の小型株です。時価総額は約93.5億円。直近本決算のROEは20.02%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は29.89%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は71.42%、フリーキャッシュフローは約5.3億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2019年3月期の19円から2026年3月期の61円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年5.38%2.09%0.92%
3年5.38%2.73%1.23%
1年4.46%3.69%2.67%
現在2.67%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
19/0312.50円67.35%19円
20/034.17円22.52%19円
21/034.50円19.78%23円
22/038.00円20.64%39円
23/0310.00円18.51%54円
24/0310.00円38.97%26円
25/0312.00円22.18%54円
26/0332.00円52.66%61円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは10.02%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は4.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年最大 5.38 5年平均 2.09 5年最小 0.92 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 2.67

いまの利回りは2.67%。5年平均の2.09%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は5.38%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年 最大: 5.38 5.38 5年 平均: 2.09 2.09 5年 最小: 0.92 0.92 5年 3年 最大: 5.38 5.38 3年 平均: 2.73 2.73 3年 最小: 1.23 1.23 3年 1年 最大: 4.46 4.46 1年 平均: 3.69 3.69 1年 最小: 2.67 2.67 1年 現在 2.67 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.69%)が5年平均(2.09%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 2019 2019年 12.50円 2020 2020年 4.17円 2021 2021年 4.50円 2022 2022年 8.00円 2023 2023年 10.00円 2024 2024年 10.00円 2025 2025年 12.00円 2026 2026年 32.00円

派手な増配はないものの、6年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは2.67%です。5年平均の2.09%/直近1年平均の3.69%と近い水準です。過去5年のレンジは0.92%〜5.38%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2019年3月期12円、2020年3月期4円、2021年3月期4円、2022年3月期8円、2023年3月期10円、2024年3月期10円、2025年3月期12円、2026年3月期32円と推移しました。連続増配は2年、非減配は6年です。直近の減配は2020年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は10.02%です。情報・通信業の中央値4.34%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は52.66%で、利益に見合った水準です。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE20.02%
ROA15.47%
DOE10.02%
自己資本比率71.42%
EPS / BPS61 / 319
収益性スコア2.54
還元スコア1.63
割安スコア1.07

売上高成長率は12.08%、EPS成長率は12.33%です。直近の業績は伸びています。EPSは2019年3月期19円、2020年3月期19円、2021年3月期23円、2022年3月期39円、2023年3月期54円、2024年3月期26円、2025年3月期54円、2026年3月期61円と推移しました。ROEは20.02%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは15.47%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は29.89%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は71.42%、フリーキャッシュフローは約5.3億円のプラスです。

4. 割安度

PERは12.97倍、PBRは2.47倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.28倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは1.07です(収益性スコア2.54・還元スコア1.63との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1197円(利回り2.67%)
5年平均利回りに戻る株価1531円(利回り2.09%)
5年最高利回り時の株価595円(利回り5.38%)
5年最低利回り時の株価3478円(利回り0.92%)

いまの株価は1531円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5年最低利回り水準 3,478 5年平均利回り水準 1,531 5年最高利回り水準 595 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1,197

株価は1531円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 94.2)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは94.2点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。

連続増配は2年、非減配は6年です。2020年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値を検出しました(配当性向が前年比+30.5pt急変)。背景とリスクを確認してください。

6. よくある質問

プロパティデータバンクの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは2.67%で、過去5年平均の2.09%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

2年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また6年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約53%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2020年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

タイトルとURLをコピーしました