【配当分析】アイ・ピー・エス(4390)配当分析|利回り1.00%

4390 アイ・ピー・エス

対象外
配当利回り
1.00%
配当性向
12%
DOE
2.72%
総合スコア
72.3pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

アイ・ピー・エス(4390)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4390
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)1.00%
1株配当(最新期・分割調整済)40.00円
総合判定対象外
総合スコア72.3
連続増配0年
非減配5年
配当性向12.41%
PER / PBR8.90 / 1.99
ROE18.00%
DOE(株主資本配当率)2.72%(業種中央値 4.34%)

アイ・ピー・エスは情報・通信業の中型株です。時価総額は約376億円。直近本決算のROEは18.00%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は31.59%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は50.29%、フリーキャッシュフローは約-25.0億円のマイナスです。EPSは2021年3月期の120円から2026年3月期の322円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年2.44%1.53%0.95%
3年2.44%1.56%0.95%
1年1.40%1.20%0.95%
現在1.00%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
21/0310.00円8.32%120円
22/0325.00円16.41%152円
23/0335.00円18.97%184円
24/0337.00円16.44%225円
25/0340.00円20.29%197円
26/0340.00円12.41%322円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは2.72%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 5年最大 2.44 5年平均 1.53 5年最小 0.95 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 1.00

いまの利回りは1.00%で、5年平均の1.53%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は2.44%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 5年 最大: 2.44 2.44 5年 平均: 1.53 1.53 5年 最小: 0.95 0.95 5年 3年 最大: 2.44 2.44 3年 平均: 1.56 1.56 3年 最小: 0.95 0.95 3年 1年 最大: 1.40 1.40 1年 平均: 1.20 1.20 1年 最小: 0.95 0.95 1年 現在 1.00 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(1.20%)は5年平均(1.53%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 2021 2021年 10.00円 2022 2022年 25.00円 2023 2023年 35.00円 2024 2024年 37.00円 2025 2025年 40.00円 2026 2026年 40.00円

派手な増配はないものの、5年間減配なし。維持力があるタイプで、これはこれで安心材料です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.00%です。5年平均の1.53%/直近1年平均の1.20%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは0.95%〜2.44%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2021年3月期10円、2022年3月期25円、2023年3月期35円、2024年3月期37円、2025年3月期40円、2026年3月期40円と推移しました。連続増配は0年、非減配は5年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は2.72%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は12.41%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE18.00%
ROA8.23%
DOE2.72%
自己資本比率50.29%
EPS / BPS322 / 1441
収益性スコア2.19
還元スコア0.52
割安スコア0.82

売上高成長率は11.37%、EPS成長率は63.54%です。直近の業績は伸びています。EPSは2021年3月期120円、2022年3月期152円、2023年3月期184円、2024年3月期225円、2025年3月期197円、2026年3月期322円と推移しました。ROEは18.00%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは8.23%で、情報・通信業の中央値6.68%を上回ります。営業利益率は31.59%で、情報・通信業の中央値8.50%を上回ります。自己資本比率は50.29%、フリーキャッシュフローは約-25.0億円のマイナスです。

4. 割安度

PERは8.90倍、PBRは1.99倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.65倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは0.82です(収益性スコア2.19・還元スコア0.52との対比)。スコアリングの判定根拠は「FCFマイナス」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3990円(利回り1.00%)
5年平均利回りに戻る株価2614円(利回り1.53%)
5年最高利回り時の株価1639円(利回り2.44%)
5年最低利回り時の株価4210円(利回り0.95%)

いまの株価は2614円(5年平均利回り水準)と4210円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約34.5%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 5年最低利回り水準 4,210 5年平均利回り水準 2,614 5年最高利回り水準 1,639 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3,990

株価は2614円(5年平均利回り水準)と4210円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 72.3)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
FCFマイナス
+ ROE10%以上の高収益

総合スコアは72.3点、判定は「除外」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益。

連続増配は0年、非減配は5年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

アイ・ピー・エスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.00%で、過去5年平均の1.53%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約12%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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