【18年連続増配】シーティーエス(4345)配当分析|利回り3.61%・18年連続増配

4345 シーティーエス

中立
配当利回り
3.61%
配当性向
45%
DOE
7.61%
総合スコア
100.0pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード4345
業種サービス業
配当利回り(株価ベース)3.61%
1株配当(最新期・分割調整済)29.00円
総合判定中立
総合スコア100.0
連続増配18年
非減配19年
配当性向44.57%
PER / PBR13.90 / 2.38
ROE18.80%
DOE(株主資本配当率)7.61%(業種中央値 3.88%)

シーティーエスはサービス業に属し、決算は3月期です。時価総額は約380億円で、2026年3月期のEPSは65.06円、BPSは380.62円でした。売上高は前期比7.8%、EPSは24.0%伸びています。営業利益率は26.43%で、業種中央値の6.46%を大きく上回ります。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年4.40%3.28%2.43%
3年4.40%3.41%2.73%
1年3.78%3.39%2.73%
現在3.61%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/036.00円30.05%20円
18/039.00円35.99%25円
19/0311.00円44.66%25円
20/0312.20円41.72%29円
21/0312.70円41.01%31円
22/0318.00円44.12%41円
23/0322.00円53.00%42円
24/0322.50円51.30%44円
25/0325.00円47.66%52円
26/0329.00円44.57%65円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは7.61%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 2.50 3.00 3.50 4.00 4.50 5.00 5年最大 4.40 5年平均 3.28 5年最小 2.43 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3.61

折れ線は月ごとの配当利回りで、水準線は5年間の最大・平均・最小を示します。現在は3.61%で、5年平均の3.28%を上回る位置にあります。5年間の最高は4.40%、最低は2.43%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年 最大: 4.40 4.40 5年 平均: 3.28 3.28 5年 最小: 2.43 2.43 5年 3年 最大: 4.40 4.40 3年 平均: 3.41 3.41 3年 最小: 2.73 2.73 3年 1年 最大: 3.78 3.78 1年 平均: 3.39 3.39 1年 最小: 2.73 2.73 1年 現在 3.61 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小の利回りを並べた棒グラフで、期間ごとの幅を比べられます。平均は5年が3.28%、3年が3.41%、1年が3.39%で、現在の3.61%はいずれも上回っています。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 2017 2017年 6.00円 2018 2018年 9.00円 2019 2019年 11.00円 2020 2020年 12.20円 2021 2021年 12.70円 2022 2022年 18.00円 2023 2023年 22.00円 2024 2024年 22.50円 2025 2025年 25.00円 2026 2026年 29.00円

年度ごとの1株配当を、株式分割を調整して並べた棒グラフです。2017年の6.0円から2026年の29.0円まで年々高くなり、増配は18年連続となっています。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の配当利回りは3.61%です。5年平均の3.28%を上回り、5年間の幅は2.43%から4.40%でした。分割調整後の1株配当は2017年の6.0円から2026年の29.0円へ増えており、増配は18年連続、非減配は19年連続、最後の減配は2003年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

DOE(株主資本配当率。純資産に対して配当をどれだけ出しているかを示し、減配しにくさの目安になる指標)は7.61%で、業種中央値の3.88%を上回り、全国目安の2〜4%よりも高い水準です。配当性向は44.57%で、利益の半分以下を配当に回しています。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE18.80%
ROA13.03%
DOE7.61%
自己資本比率76.22%
EPS / BPS65 / 381
収益性スコア3.10
還元スコア1.48
割安スコア1.19

ROEは18.80%で、業種中央値8.57%の2倍超です。ROAも13.03%あり、中央値4.31%を上回ります。自己資本比率は76.22%と厚く、フリーキャッシュフローは15.68億円のプラスです。

EPSは2012年の6.1円から2026年の65.07円へ伸び、配当性向は2012年以降30〜53%の範囲に収まっています。利益の成長が増配を支える構図が数字に出ています。

4. 割安度

PERは13.9倍で業種中央値15.96倍より低く、PBRは2.38倍で中央値1.57倍より高い水準です。利益に対しては低め、純資産に対しては高めという二つの顔があります。

利回りで見ると、現在の3.61%は5年平均3.28%と3年平均3.41%を上回り、1年平均3.39%も上回ります。一方、判定は「中立」で、判定根拠には「割安感が乏しい」と記録されています。指標によって見え方が分かれる銘柄です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価830円(利回り3.61%)
5年平均利回りに戻る株価915円(利回り3.28%)
5年最高利回り時の株価682円(利回り4.40%)
5年最低利回り時の株価1235円(利回り2.43%)

いまの株価は915円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 400 600 800 1,000 1,200 1,400 5年最低利回り水準 1,235 5年平均利回り水準 915 5年最高利回り水準 682 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 830

利回りが5年平均に戻る株価を線で示したグラフです。年間配当30.0円をもとにした水準は914.6円で、現在の830.0円はそれより10.2%低い位置にあります。売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 100.0)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合判断は「中立」で、収益性3.103・還元1.482に比べて割安スコアが1.19と低く、判定根拠にも「割安感が乏しい」と記録されています。18年連続増配の持続性を支えているのは利益の伸びで、EPSは2025年の52.45円から2026年は65.07円に増え、配当性向は2023年の53.0%から2026年は44.57%へ下がりました。利回り3.61%は5年平均の3.28%を上回りますが、利益が減って株価が沈むバリュートラップの形とは数字の並びが異なり、ROEは18.80%を保ち、注意事項も異常値も記録されていません。

あなたが見ておきたいのは、DOE7.61%が業種中央値3.88%を大きく超えている点です。この配当水準は高いROEがあって成り立つもので、収益性の変化がそのまま増配ペースに響く構造になっています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

6. よくある質問

シーティーエスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.61%で、過去5年平均の3.28%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

18年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また19年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約45%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2003年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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