【高配当】電算システム(4072)配当分析|利回り3.17%・4年連続増配

4072 電算システムホールディングス

中立
配当利回り
3.17%
配当性向
33%
DOE
3.94%
総合スコア
53.9pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

電算システムホールディングス(4072)は情報・通信業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード4072
業種情報・通信業
配当利回り(株価ベース)3.17%
1株配当(最新期・分割調整済)90.00円
総合判定中立
総合スコア53.9
連続増配4年
非減配4年
配当性向33.20%
PER / PBR13.30 / 1.57
ROE12.28%
DOE(株主資本配当率)3.94%(業種中央値 4.34%)

電算システムホールディングスは情報・通信業に属する中型株で、時価総額は約389億円です。直近本決算のROEは12.28%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。営業利益率は5.32%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は36.00%、フリーキャッシュフローは約33.1億円のプラスです。EPSは2021年12月期の183円から2025年12月期の271円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年4.37%2.29%0.78%
3年4.37%2.86%1.40%
1年3.73%3.15%2.31%
現在3.17%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
21/1220.00円10.90%183円
22/1235.00円16.08%218円
23/1237.00円19.71%188円
24/1260.00円34.51%174円
25/1290.00円33.20%271円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.94%(業種中央値は4.34%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年最大 4.37 5年平均 2.29 5年最小 0.78 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3.17

いまの利回りは3.17%。5年平均の2.29%より高い位置にいます。線が上のほうにあるときは、過去の自分と比べて株価が安い局面です。ちなみに5年間の最高は4.37%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 5年 最大: 4.37 4.37 5年 平均: 2.29 2.29 5年 最小: 0.78 0.78 5年 3年 最大: 4.37 4.37 3年 平均: 2.86 2.86 3年 最小: 1.40 1.40 3年 1年 最大: 3.73 3.73 1年 平均: 3.15 3.15 1年 最小: 2.31 2.31 1年 現在 3.17 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(3.15%)が5年平均(2.29%)より高め。ここ1年は利回り的においしい時間帯が続いていたことになります。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 100.00 2021 2021年 20.00円 2022 2022年 35.00円 2023 2023年 37.00円 2024 2024年 60.00円 2025 2025年 90.00円

4年連続で増配中。棒グラフが右肩上がりに伸びているのが分かります。この積み上げは配当株として素直に評価できるポイントです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは3.17%です。5年平均の2.29%/直近1年平均の3.15%をいずれも上回ります。過去5年のレンジは0.78%〜4.37%で、高い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2021年12月期20円、2022年12月期35円、2023年12月期37円、2024年12月期60円、2025年12月期90円と推移しました。連続増配は4年、非減配は4年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は3.94%です。情報・通信業の中央値4.34%を下回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)の範囲内です。配当性向は33.20%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE12.28%
ROA4.19%
DOE3.94%
自己資本比率36.00%
EPS / BPS271 / 2301
収益性スコア0.79
還元スコア0.95
割安スコア0.84

売上高成長率は11.22%、EPS成長率は55.89%です。直近の業績は伸びています。EPSは2021年12月期183円、2022年12月期218円、2023年12月期188円、2024年12月期174円、2025年12月期271円と推移しました。ROEは12.28%で、情報・通信業の中央値11.13%を上回ります。ROAは4.19%で、情報・通信業の中央値6.68%を下回ります。営業利益率は5.32%で、情報・通信業の中央値8.50%を下回ります。自己資本比率は36.00%、フリーキャッシュフローは約33.1億円のプラスです。

4. 割安度

PERは13.30倍、PBRは1.57倍です。PBRは情報・通信業の中央値1.87倍を下回り、純資産に対しては控えめな水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて1.38倍です。過去の自分と比べれば利回りは高く、株価は控えめな側にいます。割安スコアは0.84です(収益性スコア0.79・還元スコア0.95との対比)。スコアリングの判定根拠は「収益性が業種平均未満」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価3150円(利回り3.17%)
5年平均利回りに戻る株価4367円(利回り2.29%)
5年最高利回り時の株価2288円(利回り4.37%)
5年最低利回り時の株価12820円(利回り0.78%)

いまの株価は4367円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 5,000 10,000 15,000 5年最低利回り水準 12,820 5年平均利回り水準 4,367 5年最高利回り水準 2,288 21/09 22/09 23/09 24/09 25/09 26/09 3,150

株価は4367円(利回りが5年平均に戻る水準)の下にあります。過去5年の利回りで見れば、株価は低い側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 53.9)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性が業種平均未満
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ 利回り3%以上

総合スコアは53.9点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、3年連続増配、利回り3%以上。

連続増配は4年、非減配は4年です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

電算システムホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.17%で、過去5年平均の2.29%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

4年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また4年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約33%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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