【連続増配】力の源(3561)配当分析|利回り1.20%・1年連続増配

3561 力の源ホールディングス

中立
配当利回り
1.20%
配当性向
33%
DOE
4.99%
総合スコア
69.5pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

力の源ホールディングス(3561)は小売業の企業です。まず配当の全体像を数字で押さえます。

項目値
銘柄コード3561
業種小売業
配当利回り(株価ベース)1.20%
1株配当(最新期・分割調整済)20.00円
総合判定中立
総合スコア69.5
連続増配1年
非減配1年
配当性向32.91%
PER / PBR23.80 / 3.60
ROE16.06%
DOE(株主資本配当率)4.99%(業種中央値 2.34%)

力の源ホールディングスは小売業に属する中型株で、時価総額は約439億円です。直近本決算のROEは16.06%で、小売業の中央値7.46%を上回ります。営業利益率は6.41%で、小売業の中央値3.69%を上回ります。自己資本比率は60.35%、フリーキャッシュフローは約15.5億円のプラスです。財務の土台は安定しています。EPSは2017年3月期の13円から2026年3月期の61円へ伸びました。

2. 配当の魅力

配当利回りの水準と、増配・非減配の記録を見ます。下の表とグラフが手がかりです。

期間最大平均最小
5年2.88%1.50%0.86%
3年2.03%1.39%0.86%
1年1.53%1.36%1.16%
現在1.20%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/033.00円22.83%13円
18/039.00円32.32%28円
19/038.00円30.46%26円
20/038.00円—%—円
23/0315.00円26.29%57円
24/0320.00円27.45%73円
25/0318.00円30.85%58円
26/0320.00円32.91%61円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは4.99%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は2.34%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 3.50 5年最大 2.88 5年平均 1.50 5年最小 0.86 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1.20

いまの利回りは1.20%で、5年平均の1.50%を下回っています。株価が買われて利回りが薄まっている状態ですね。ちなみに5年間の最高は2.88%でした。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年 最大: 2.88 2.88 5年 平均: 1.50 1.50 5年 最小: 0.86 0.86 5年 3年 最大: 2.03 2.03 3年 平均: 1.39 1.39 3年 最小: 0.86 0.86 3年 1年 最大: 1.53 1.53 1年 平均: 1.36 1.36 1年 最小: 1.16 1.16 1年 現在 1.20 最大 平均 最小

直近1年の平均利回り(1.36%)は5年平均(1.50%)より低め。最近は株高で利回りが縮んでいる、と読めます。

0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 25.00 2017 2017年 3.00円 2018 2018年 9.00円 2019 2019年 8.00円 2020 2020年 8.00円 2023 2023年 15.00円 2024 2024年 20.00円 2025 2025年 18.00円 2026 2026年 20.00円

2025年に減配があった点は要チェック。そこからの回復ぶりを棒グラフで確認してください。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

いまの配当利回りは1.20%です。5年平均の1.50%/直近1年平均の1.36%をいずれも下回ります。過去5年のレンジは0.86%〜2.88%で、低い側にいます。

調整後の1株あたり配当は2017年3月期3円、2018年3月期9円、2019年3月期8円、2020年3月期8円、2023年3月期15円、2024年3月期20円、2025年3月期18円、2026年3月期20円と推移しました。連続増配は1年、非減配は1年です。直近の減配は2025年でした。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

減配のしにくさを示すDOE(純資産配当率)は4.99%です。小売業の中央値2.34%を上回ります。全国的な目安の2〜4%(中央値3%前後)も上回ります。配当性向は32.91%で、利益に対して余裕があります。

3. 業績と財務の安定性

配当を支える収益力と財務の健全性を確認します。

指標値
ROE16.06%
ROA9.11%
DOE4.99%
自己資本比率60.35%
EPS / BPS61 / 402
収益性スコア2.19
還元スコア1.57
割安スコア1.99

売上高成長率は6.13%、EPS成長率は4.16%です。直近の業績は伸びています。EPSは2017年3月期13円、2018年3月期28円、2019年3月期26円、2023年3月期57円、2024年3月期73円、2025年3月期58円、2026年3月期61円と推移しました。ROEは16.06%で、小売業の中央値7.46%を上回ります。ROAは9.11%で、小売業の中央値3.39%を上回ります。営業利益率は6.41%で、小売業の中央値3.69%を上回ります。自己資本比率は60.35%、フリーキャッシュフローは約15.5億円のプラスです。

4. 割安度

PERは23.80倍、PBRは3.60倍です。PBRは小売業の中央値1.40倍を上回り、純資産に対しては高めの水準です。配当利回りは自社の5年平均と比べて0.80倍です。過去の自分と比べると利回りは低く、株価は高めの側にいます。割安スコアは1.99です(収益性スコア2.19・還元スコア1.57との対比)。スコアリングの判定根拠は「割安感が乏しい/自社平均より低利回り」です。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価1669円(利回り1.20%)
5年平均利回りに戻る株価1333円(利回り1.50%)
5年最高利回り時の株価694円(利回り2.88%)
5年最低利回り時の株価2326円(利回り0.86%)

いまの株価は1333円(5年平均利回り水準)と2326円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約20.1%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 5年最低利回り水準 2,326 5年平均利回り水準 1,333 5年最高利回り水準 694 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1,669

株価は1333円(5年平均利回り水準)と2326円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。過去5年の利回りレンジの内側です。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 69.5)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい/自社平均より低利回り
+ ROE10%以上の高収益
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
△ 直近3年内に減配

総合スコアは69.5点、判定は「中立」です。加点はつぎの点です。ROE10%以上の高収益、DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)。注意点は「直近3年内に減配」です。

連続増配は1年、非減配は1年です。2025年に減配の履歴があります。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。異常値の検出はありません。

6. よくある質問

力の源ホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.20%で、過去5年平均の1.50%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

1年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また1年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約33%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2025年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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