【配当分析】ゲオ(2681)配当分析|利回り1.43%

2681 ゲオホールディングス

対象外
配当利回り
1.43%
配当性向
15%
DOE
1.38%
総合スコア
50.7pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード2681
業種小売業
配当利回り(株価ベース)1.43%
1株配当(最新期・分割調整済)34.00円
総合判定対象外
総合スコア50.7
連続増配0年
非減配4年
配当性向15.47%
PER / PBR7.70 / 0.69
ROE9.26%
DOE(株主資本配当率)1.38%(業種中央値 2.34%)

ゲオホールディングス(2681)は小売業に分類される企業です。時価総額はおよそ673億円で、レンタルや買取など複数の事業を通じて収益を積み上げてきました。

収益性を数字で見ると、ROEは9.26%。業種中央値7.46%を上回ります。ここには、自己資本を使って利益を生み出す力の高さが表れています。一方でROAは2.96%、営業利益率も2.96%と、いずれも業種中央値(ROA 3.39%・営業利益率3.69%)をやや下回ります。自己資本ベースのリターンは高くても、資産全体・売上全体からみた収益力は業界平均に届いていません。

株価指標に目を移すと、PERは7.7倍、PBRは0.687倍。業種中央値はそれぞれ17.25倍・1.40倍ですから、どちらも大幅に低い水準にあります。市場が織り込んでいる期待値は、業界平均より抑えめだということです。

配当性向は15.47%にとどまります。稼いだ利益のうち配当に回す割合は小さく、内部留保を厚めに残す姿勢がうかがえます。総合スコアリングでは「除外」の判定です。判定根拠は「低PBR×低収益」。割安さと収益力の弱さが同時に表れている銘柄だとわかります。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年2.77%1.84%1.12%
3年2.77%1.88%1.13%
1年2.14%1.87%1.43%
現在1.43%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0334.00円38.87%87円
18/0334.00円24.64%138円
19/0334.00円14.81%230円
20/0334.00円38.13%89円
21/0334.00円—%—円
22/0324.00円17.00%141円
23/0324.00円17.66%136円
24/0329.00円10.53%275円
25/0334.00円29.75%114円
26/0334.00円15.47%220円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは1.38%と控えめです(業種中央値は2.34%)。還元の厚みはまだ薄い。これから増やす余地と見るか、還元に消極的と見るかは、業績の伸び次第です。

配当利回りの推移(月次・%) 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00 5年最大 2.77 5年平均 1.84 5年最小 1.12 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 1.43

この折れ線は、配当利回りの月次推移を示しています。太い水準線が5年間の最大・平均・最小です。ゲオホールディングスの利回りは2021年後半の2%台から下がり続け、直近は1.43%。5年平均の1.84%を下回る位置まで低下しています。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5年 最大: 2.77 2.77 5年 平均: 1.84 1.84 5年 最小: 1.12 1.12 5年 3年 最大: 2.77 2.77 3年 平均: 1.88 1.88 3年 最小: 1.13 1.13 3年 1年 最大: 2.14 2.14 1年 平均: 1.87 1.87 1年 最小: 1.43 1.43 1年 現在 1.43 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を棒で比べたグラフです。直近1年の平均は1.87%で、5年平均1.84%よりわずかに高く出ています。最大値はどの期間でも2.77%で並び、直近の利回り1.43%はこの1年のレンジの下限に位置します。

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 2017 2017年 34.00円 2018 2018年 34.00円 2019 2019年 34.00円 2020 2020年 34.00円 2021 2021年 34.00円 2022 2022年 24.00円 2023 2023年 24.00円 2024 2024年 29.00円 2025 2025年 34.00円 2026 2026年 34.00円

年度ごとの配当金(分割調整済み)を棒グラフにしたものです。2017年から2021年まで34円が続いた後、2022年に24円へ減配。2024年には29円まで戻し、2025年以降は再び34円の水準に達しています。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

現在の利回りは1.43%です。5年平均の1.84%を下回っています。株価の上昇が利回りを押し下げた形です。

過去5年のレンジは1.12%〜2.77%、3年では1.13%〜2.77%でした。直近1年は1.43%〜2.14%で、平均は1.87%。5年平均よりわずかに高い水準で推移してきたことになります。

配当実績を見ると、非減配が続いた年数は4年。直近の減配は2022年で、34円から24円へ引き下げられました。その後2024年に29円、2025年以降は34円まで戻しています。連続増配の年数は0年で、増配基調というより回復基調と呼ぶのが実態に近いでしょう。データが確認できる23年分の中で、この減配は数少ない転換点です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

DOE(株主資本配当率)は1.38%。業種中央値2.34%はもちろん、全国的な目安とされる2〜4%(中央値3%前後)にも届きません。株主資本に対する還元は薄めで、減配への耐性という観点では業界平均より低い位置にあります。異常値は検出されていません。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE9.26%
ROA2.96%
DOE1.38%
自己資本比率33.26%
EPS / BPS220 / 2464
収益性スコア0.97
還元スコア0.55
割安スコア0.47

ROEは9.26%。業種中央値7.46%より高く、自己資本を使って利益を生み出す効率は業界平均を上回ります。一方でROAは2.96%、営業利益率も2.96%で、業種中央値(ROA 3.39%・営業利益率3.69%)にわずかに届きません。私が注目するのは、自己資本ベースの数字と資産・売上ベースの数字で評価が割れている点です。

自己資本比率は33.26%。財務基盤の厚みを示す数字としては、極端に高くも低くもありません。フリーキャッシュフローは約41.36億円のプラスで、本業から生まれる現金は確保できています。

成長率を見ると、EPSは219.77円で前期比92.3%の伸びです。売上成長率は12.5%。EPSの伸びが売上の伸びを大きく上回っており、利益率の改善か特殊要因の寄与が考えられますが、背景まではこのデータだけでは判断できません。

配当性向は15.47%で、稼いだ利益に対して配当に回す比率は抑えられています。利益成長のわりに配当性向が低いままなら、内部留保への積み増しが続いている可能性があります。

4. 割安度

PERは7.7倍です。業種中央値の17.25倍と比べると半分にも届きません。PBRも0.687倍で、業種中央値1.40倍を大きく下回ります。株価に対する市場の評価は、業界平均よりかなり控えめだとわかります。

PBRが1倍を割り込んでいる状態は、株価が純資産を下回って評価されていることを意味します。理由は個別事情によりますが、数字としてはその水準にあります。

利回りの面では、現在の1.43%が5年平均1.84%・5年最大2.77%のいずれよりも低い位置にあります。直近1年のレンジは1.43%〜2.14%で、いまの水準はそのレンジの下限です。株価指標の割安さと、利回りの薄さが同時に存在している状態です。

PER・PBRともに業種中央値を下回る一方、利回りは過去のレンジで見て低めです。割安な指標と低めの利回りが同居しているのは、株価が上昇した局面で利回りが圧縮された結果と読み取れます。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2372円(利回り1.43%)
5年平均利回りに戻る株価1848円(利回り1.84%)
5年最高利回り時の株価1227円(利回り2.77%)
5年最低利回り時の株価3036円(利回り1.12%)

いまの株価は1848円(5年平均利回り水準)と3036円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約22.1%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 5年最低利回り水準 3,036 5年平均利回り水準 1,848 5年最高利回り水準 1,227 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 2,372

株価の推移に、還元利回りから逆算した価格の目安線を重ねたグラフです。直近の株価2372円は、目安となる1847.8円と3035.7円のあいだにあります。1847.8円まで下がるには、現在の水準からおよそ22.1%の下落が必要な計算です。

5. 総合判断

総合判定: 対象外(スコア 50.7)

配当性向超過・FCFマイナス・データ欠損など、本システムの足切り条件に該当しました。参考情報としてご覧ください。

判定根拠:
低PBR×低収益

総合スコアは50.7点、判定は「除外」です。判定根拠として挙げられているのは「低PBR×低収益」。株価指標の割安さと、収益力の弱さが同時に表れているという評価です。

スコアの内訳を見ると、収益性スコアは0.972、還元スコアは0.552、割安スコアは0.468。基礎スコアは1.014で、自社の利回りを長期水準と比べた自社利回り比は0.78です。割安スコアと還元スコアが相対的に低く、評価を押し下げています。

配当の実績では、非減配が続いた年数は4年、連続増配の年数は0年。直近の減配は2022年で、23年分のデータの中では回復途上にある局面です。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

異常値は検出されていません。割安度区分としては対象外に位置づけられます。数字が示すのは、割安な株価指標と、収益性・還元の両面での物足りなさが併存している状態です。

6. よくある質問

ゲオホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは1.43%で、過去5年平均の1.84%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「対象外」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約15%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2022年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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