【高配当】ヒビノ(2469)配当分析|利回り3.06%・3年連続増配

2469 ヒビノ

中立
配当利回り
3.06%
配当性向
28%
DOE
6.00%
総合スコア
75.4pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード2469
業種サービス業
配当利回り(株価ベース)3.06%
1株配当(最新期・分割調整済)85.00円
総合判定中立
総合スコア75.4
連続増配3年
非減配5年
配当性向27.60%
PER / PBR11.70 / 2.54
ROE22.62%
DOE(株主資本配当率)6.00%(業種中央値 3.88%)

ヒビノ株式会社は、サービス業に区分される企業です。時価総額はおよそ370億円。派手さはありませんが、数字を見ると足元の稼ぐ力はかなり強いことがわかります。

自己資本利益率(ROE)は22.62%。株主から預かったお金をどれだけ効率よく増やしているかを示す指標で、業種平均を大きく上回る水準です。総資産利益率(ROA)も6.87%、営業利益率は7.49%と、収益性の高さがうかがえます。

1株当たり利益(EPS)は307.93円。前期比のEPS成長率は77.5%に達しました。売上高の伸びも13.67%とプラスです。私はこの伸び方を見て、単年度だけの一過性ではなく、事業そのものが拡大局面にあると感じます。

自己資本比率は33.72%。財務の安全性という点では、極端に厚い水準ではありませんが、稼ぐ力の強さがバランスシートの薄さを補っています。フリーキャッシュフローは約55.12億円のプラス。配当の原資となる現金をきちんと生み出せている会社です。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年4.84%2.70%1.97%
3年4.84%2.91%1.99%
1年3.48%2.90%2.00%
現在3.06%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0330.00円40.03%75円
18/0330.00円28.90%104円
19/0335.00円35.72%98円
20/0335.00円50.16%70円
21/0310.00円—%—円
22/0330.00円27.61%109円
23/0330.00円48.88%61円
24/0345.00円27.44%164円
25/0370.00円40.35%173円
26/0385.00円27.60%308円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは6.00%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.88%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。

配当利回りの推移(月次・%) 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 5年最大 4.84 5年平均 2.70 5年最小 1.97 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3.06

折れ線グラフは月ごとの配当利回りの動きを追ったものです。線が水準線より上にあるときは、過去と比べて株価が相対的に安いタイミングを示します。2026年8月時点の利回りは3.06%で、5年平均の2.70%を上回る位置にいます。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年 最大: 4.84 4.84 5年 平均: 2.70 2.70 5年 最小: 1.97 1.97 5年 3年 最大: 4.84 4.84 3年 平均: 2.91 2.91 3年 最小: 1.99 1.99 3年 1年 最大: 3.48 3.48 1年 平均: 2.90 2.90 1年 最小: 2.00 2.00 1年 現在 3.06 最大 平均 最小

棒グラフは5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小利回りを並べたものです。直近1年の平均は2.90%で、5年平均の2.70%より高め。短期で見ても長期で見ても、いまは利回りが取りやすい部類の時期にあたります。

0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 100.00 2017 2017年 30.00円 2018 2018年 30.00円 2019 2019年 35.00円 2020 2020年 35.00円 2021 2021年 10.00円 2022 2022年 30.00円 2023 2023年 30.00円 2024 2024年 45.00円 2025 2025年 70.00円 2026 2026年 85.00円

年度別の配当額を分割調整済みの数値で積み上げたグラフです。2021年の10円を底に、2022年以降は右肩上がりが続いています。2026年の85円は、この21年間で最も高い水準です。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

配当利回りはいま3.06%。5年平均の2.70%より高く、直近の株価は利回り面でお得な位置にあります。過去5年の最高は4.84%、最低は1.97%でした。振れ幅はそこそこ大きい銘柄です。

配当は3年連続で増配中。2021年に減配した記録がありますが、そこから5年間は減配していません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

配当性向は27.60%。稼いだ利益の3割弱しか配当に回していない計算になります。この数字の低さは、増配の余地がまだ残っていることを意味します。減配を心配するタイプの数字ではありません。

DOE(自己資本配当率)は5.996%。業種中央値の3.878%を大きく超えています。DOEは利益の増減に左右されにくく、自己資本を基準に配当額を決める発想の指標です。この水準の高さは、会社側が減配を避けようとする姿勢の表れと読めます。全国的な目安とされる2〜4%というレンジからしても、還元姿勢はかなり手厚い部類に入ります。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE22.62%
ROA6.87%
DOE6.00%
自己資本比率33.72%
EPS / BPS308 / 1416
収益性スコア1.80
還元スコア1.23
割安スコア1.17

ROEは22.62%。業種中央値の8.57%と比べると、2.6倍以上の開きがあります。株主資本をどれだけ効率的に使っているかという点で、同業他社に対して明確な優位を持っています。

ROAも6.87%で、業種中央値4.31%を上回りました。総資産全体を使ってどれだけ利益を生めているか、という指標です。自己資本だけでなく資産全体の効率でも、上位にいることがわかります。

営業利益率は7.49%。業種中央値6.46%より高い水準です。本業の稼ぐ力そのものが、平均的な同業他社より強いことを示しています。

EPSは307.93円まで伸び、成長率は77.5%。売上高成長率も13.67%とプラスで、増益の中身が売上の拡大と利益率の改善の両方から来ていることがうかがえます。自己資本比率は33.72%で、財務基盤としては中庸です。フリーキャッシュフローは約55.12億円のプラスを確保しており、事業が生む現金で配当を賄える体力があります。

4. 割安度

PER(株価収益率)は11.7倍。業種中央値の16.29倍より低い数字です。稼ぐ利益の割に、株価はまだ控えめな評価にとどまっていると読めます。

PBR(株価純資産倍率)は2.54倍。こちらは業種中央値1.57倍を上回ります。純資産という尺度で見ると、株価は割安とは言えません。PERとPBRで評価が分かれるのは、高いROEを反映して市場が資産効率を評価しているためです。

配当利回りは3.06%。5年平均2.70%より高い水準にあります。過去の自分自身と比べれば、利回り面では悪くない位置です。ただしPBRの高さが示す通り、資産面での割安感は乏しいというのが実情です。私が見る限り、この銘柄は収益力は評価されているものの、資産面で割安に放置されているタイプではありません。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価2775円(利回り3.06%)
5年平均利回りに戻る株価3148円(利回り2.70%)
5年最高利回り時の株価1756円(利回り4.84%)
5年最低利回り時の株価4315円(利回り1.97%)

いまの株価は3148円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 5年最低利回り水準 4,315 5年平均利回り水準 3,148 5年最高利回り水準 1,756 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 2,775

株価の推移に、配当利回りが5年平均に戻る水準などの目安ラインを重ねたグラフです。2026年8月時点の株価2,775円は、利回りが5年平均に戻る水準とされる3,148円を下回っています。※これらの目安ラインは過去の利回り実績から機械的に算出したもので、売買を推奨するものではありません。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 75.4)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 3年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)

総合スコアは75.4点、判定は中立です。割安感が乏しいというのが、この判定の根拠になっています。

加点材料は複数あります。ROE10%以上という高い収益性、3年連続の増配、3%を超える配当利回り、そして業種平均を上回るDOE。還元姿勢の良さは、スコアの中でも際立つ部分です。収益性スコアは1.798、還元スコアは1.233、割安スコアは1.167という内訳になっています。

一方で、注意材料は特に検出されていません。異常値も見つかっていません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

この判定は、収益性・還元姿勢・割安度という複数の軸をスコア化した結果です。売買の推奨ではなく、事実の整理にとどまります。最終的な投資判断は、ご自身でIR資料や最新の業績動向を確認したうえで行ってください。

6. よくある質問

ヒビノの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.06%で、過去5年平均の2.70%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社は何年連続で増配していますか?

3年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また5年間、配当を減らしていません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約28%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2021年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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