【高配当】AobaーBBT(2464)配当分析|利回り3.04%

2464 AobaーBBT

中立
配当利回り
3.04%
配当性向
51%
DOE
3.24%
総合スコア
47.4pt
用語の解説(クリックで開く)
配当利回り
直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
配当性向
配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
PER
株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
PBR
株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
ROE
当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
ROA
当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
DOE
配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
自社利回り比(sy)
現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
連続増配
分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
非減配
配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
自己資本
会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
自己資本比率
自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
フリーキャッシュフロー
本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
時価総額
株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
EPS
1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
BPS
1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
営業利益率
営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
5年平均利回り水準
配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
5年最低利回り水準
配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
減配
配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。

1. 企業概要

項目値
銘柄コード2464
業種サービス業
配当利回り(株価ベース)3.04%
1株配当(最新期・分割調整済)11.00円
総合判定中立
総合スコア47.4
連続増配0年
非減配2年
配当性向50.76%
PER / PBR15.92 / 0.93
ROE5.93%
DOE(株主資本配当率)3.24%(業種中央値 3.88%)

株式会社AobaーBBTは、サービス業に分類される東証上場企業です。証券コードは2464。時価総額はおよそ49.2億円で、東証全体で見れば小型株の部類に入ります。

自己資本比率は63.58%。借入への依存が薄く、財務の土台はしっかりしています。総資産利益率(ROA)は3.72%、自己資本利益率(ROE)は5.93%。業種中央値のROE8.57%と比べると、この会社の収益効率はやや控えめな水準です。

営業利益率は5.94%。1株当たり利益(EPS)は21.67円で、前期からの伸び率は17.64%とプラスに転じました。一方で売上高の伸び率は-0.41%。利益は伸びても、トップラインはほぼ横ばいという構図です。私はここに、コスト効率化や一時的な要因が効いている可能性を感じます。

株価指標を見ると、PERは15.92倍(業種中央値16.29倍)、PBRは0.93倍(業種中央値1.57倍)。PBRが1倍を割り込んでいる点は、純資産に対して株価が控えめに評価されていることを示します。1株当たり純資産(BPS)は369.99円です。

2. 配当の魅力

期間最大平均最小
5年5.09%3.47%2.57%
3年3.83%3.32%2.79%
1年3.55%3.31%3.03%
現在3.04%——
会計年度1株配当
(分割調整済)
配当性向EPS
17/0310.00円62.81%16円
18/0310.00円59.92%17円
19/0311.00円65.44%17円
20/0311.00円—%—円
21/0311.00円151.93%7円
22/0311.00円69.75%16円
23/0316.00円31.14%51円
24/0311.00円62.79%18円
25/0311.00円59.72%18円
26/0311.00円50.76%22円

DOEで見る減配しにくさ

DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。

この会社のDOEは3.24%(業種中央値は3.88%)。日本企業の目安2〜4%にきれいに収まります。配当方針は安定寄りです。

配当利回りの推移(月次・%) 2.00 3.00 4.00 5.00 6.00 5年最大 5.09 5年平均 3.47 5年最小 2.57 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 3.04

配当利回りの月次推移を折れ線で示したグラフです。線の上下に引かれた3本の水準線は、過去5年間の最大・平均・最低の利回りを表します。今の利回り3.04%は5年平均の3.47%を下回っており、株価が相対的に買われて利回りが縮んでいる局面だと読み取れます。

配当利回りの期間別比較(%) 0.00 2.00 4.00 6.00 5年 最大: 5.09 5.09 5年 平均: 3.47 3.47 5年 最小: 2.57 2.57 5年 3年 最大: 3.83 3.83 3年 平均: 3.32 3.32 3年 最小: 2.79 2.79 3年 1年 最大: 3.55 3.55 1年 平均: 3.31 3.31 1年 最小: 3.03 3.03 1年 現在 3.04 最大 平均 最小

5年・3年・1年それぞれの期間で、利回りの最大・平均・最小を棒グラフにして並べたものです。期間を短くするほど平均値が下がっている点に注目してください。直近1年の平均利回り(3.31%)は5年平均(3.47%)よりも低く、ここ数年で株価が底上げされてきた流れが見えます。

0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 2017 2017年 10.00円 2018 2018年 10.00円 2019 2019年 11.00円 2020 2020年 11.00円 2021 2021年 11.00円 2022 2022年 11.00円 2023 2023年 16.00円 2024 2024年 11.00円 2025 2025年 11.00円 2026 2026年 11.00円

年度ごとの配当金額を、分割の影響を調整したうえで棒グラフにしたものです。2024年に配当が減った形跡があり、そこから2026年にかけてどう推移してきたかを目で追えます。18年分のデータのうち非減配だった年は直近2年という点も、あわせて確認しておきたいところです。

※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

今の配当利回りは3.04%です。過去5年の平均は3.47%、最高は5.09%、最低は2.57%でした。直近1年に絞ると平均3.31%、最高3.55%、最低3.03%。株価と配当のバランスで見ると、いまはやや利回りが薄い局面にあります。

配当の実績を振り返ると、非減配の年数は2年。18年分のデータが残っていますが、直近では2024年に減配がありました。増配が連続した年数は0年です。私はこの数字を見て、安定配当ではあっても右肩上がりの増配銘柄ではないと感じます。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

配当性向は50.76%。利益のおよそ半分を配当に回している計算です。極端に高い水準ではありませんが、余裕が無限にあるわけでもありません。

DOE(株主資本配当率)は3.24%。業種中央値は3.88%、全国的な目安は2〜4%とされる水準です。この会社のDOEは目安の範囲内に収まりつつ、業種平均をわずかに下回ります。純資産に対する還元は、業種内では平均的かやや控えめと読めます。

3. 業績と財務の安定性

指標値
ROE5.93%
ROA3.72%
DOE3.24%
自己資本比率63.58%
EPS / BPS22 / 370
収益性スコア0.82
還元スコア0.91
割安スコア0.79

営業利益率は5.94%。業種中央値6.46%と比べると、わずかに見劣りします。総資産利益率(ROA)は3.72%で、業種中央値4.31%にもわずかに届きません。稼ぐ力という点では、業種平均よりやや弱いというのが実態です。

自己資本利益率(ROE)は5.93%。業種中央値8.57%との差は大きく、資本効率の面では改善余地が見えます。ただし自己資本比率は63.58%と高水準。財務基盤の安定性は、収益性の弱さを補う形になっています。

フリーキャッシュフローは約4.27億円(426,972,000円)。時価総額49.2億円に対して、キャッシュを生む力は一定確保できています。EPSは21.67円で前期比17.64%の伸び。売上高の伸び率は-0.41%とほぼ横ばいでした。

過去の実績を配当性向の推移で見ると、2021年には151.93%という突出した数字があり、その年は利益に対して配当が過大でした。直近の2026年は50.76%まで落ち着いています。私はこの推移から、利益の変動が配当性向に大きく影響してきた会社だと理解しています。

4. 割安度

PERは15.92倍。業種中央値16.29倍とほぼ同水準で、極端な割高感も割安感もありません。PBRは0.93倍で、業種中央値1.57倍を下回ります。純資産に対する株価の評価は、業種内では抑えめです。

配当利回りは3.04%。5年平均の3.47%、5年最高の5.09%と比べると、いまの水準は平均より低めです。過去5年のレンジ(2.57%〜5.09%)の中では、下寄りに位置します。

株価は362.0円。5年平均利回り水準に相当する株価は317.0円、より深い水準では216.1円という価格も算出されています。逆に、5年最低利回り水準に相当する株価は428.0円です。今の株価362.0円は、この2つの水準のあいだにあります。私はこれを、配当利回りで見た価格帯としては中間的な位置と捉えています。※これらの価格は配当利回りの水準から算出した参考値であり、売買を推奨するものではありません。

過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。

区分株価水準(対応利回り)
現在株価362円(利回り3.04%)
5年平均利回りに戻る株価317円(利回り3.47%)
5年最高利回り時の株価216円(利回り5.09%)
5年最低利回り時の株価428円(利回り2.57%)

いまの株価は317円(5年平均利回り水準)と428円(5年最低利回り水準)のあいだにあります。利回りが5年平均に戻るには、株価が約12.4%下がる計算です。

株価と過去5年の利回り水準線(円) 100 200 300 400 500 5年最低利回り水準 428 5年平均利回り水準 317 5年最高利回り水準 216 21/08 22/08 23/08 24/08 25/08 26/08 362

株価の折れ線に、配当利回りから逆算した価格の目安ラインを重ねたグラフです。317.0円が5年平均利回り水準、428.0円が5年最低利回り水準にあたります。今の株価362.0円は、このふたつの水準のあいだに位置しています。

5. 総合判断

総合判定: 中立(スコア 47.4)

総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。

判定根拠:
収益性が業種平均未満/自社平均より低利回り
+ 利回り3%以上
△ 直近3年内に減配

総合スコアは47.4点、判定は「中立」です。収益性スコアは0.825、還元スコアは0.911、割安スコアは0.785。還元の姿勢は比較的評価される一方、収益性の面で伸び悩みが見られます。

判定の根拠には、収益性が業種平均に届いていない点と、自社の過去利回りと比べて今が低い水準にある点が挙げられています。加点要素は利回り3%以上であること。注意点としては、直近3年内に減配があったことが記録されています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。

自社利回り比は0.88。過去の自社平均と比べて、今の利回りはやや低めという計算です。基礎スコアは0.968と高く、総合スコアを押し上げる土台にはなっていますが、収益性と割安度のスコアがそれを相殺しています。

私はこの銘柄を、突出した特徴を持つというより、安定と課題が同居するタイプだと見ています。還元姿勢は評価できる一方、収益効率の改善余地は残ったままです。

6. よくある質問

AobaーBBTの株価は割安ですか、割高ですか?

配当利回りは3.04%で、過去5年平均の3.47%を下回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。

同社の配当性向はどのくらいですか?

配当性向は約51%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。

同社は過去に減配したことがありますか?

直近の減配は2024年で、それ以降は減配していません。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

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